先日、ANA国内線で移動中に機内販売のカタログを眺めていたらこんな商品が掲載されていました。消費者の潜在ニーズに応えたなかなかいいところをついている商品だと思いますので、紹介しておきます。
この写真の真ん中で紹介されているのは、会社の名刺を渡すとそのデザインままで純金の名刺プレートを造ってくれるというサービスです。
三菱マテリアルのサイト
コピーも「ビジネスマンには、残したい名刺がある。」と直接的に
「退職前に今の肩書きをカタチとして残しておきませんか?」と言わないところがうまい。
もちろん、この商品のベネフィットは純金だということではないです。
今の肩書きという誇りを、飾れるものとして残す方法を提供することです。
さすがに、会社側が退職後もその名刺使われたら困りますもんね。
ただ、一枚だけの複製で飾っている分には文句は言えないですから。
そのために、この金額だったら安い!というわけです。
モノじゃなくて、プライドのために財布を開いてもらう。
そして、辞める前にやっておかないとという気持ちにさせる。
さらに、出張で飛行機に乗ること今なら多い層にコンタクトするという
出会いの場までよく設計されているなぁと思った次第です。
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