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2010/05/15

次は「ヒエラルキーが存在しない原始人的なもの」が流行る


Keyword:プリミティブ シンプル化 現代社会からの逃避が贅沢

日経ビジネスオンラインの記事で引っかかったものがあるので紹介しておきます。「新しい原始人ライフスタイル」という表現が特に象徴的でした。

【コネチカットの庭から見た日本】
都会人はなぜ走りたがるのだろう
ニューヨークを裸足で走る“原始人”と『BORN TO RUN』
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_68041_564840_116

ニューヨークのマンハッタン島南端付近とブルックリンを結ぶブルックリン橋あたりで、最近おかしな現象が起きている。深夜にこの近辺を散歩すると、いくら寒い時期であっても、上半身裸で、裸足で走っているひげ面の男たちが出没するというのだ。

この風変わりな人たちが実践しているのは、「New Caveman lifestyle」と呼ばれている、新しいライフスタイルだ。ニューヨークという大都会で暮らしながら、まるで原始時代の人間のような食事や運動をして生活するという。

これは一時的な流行なのか。それとも、新しいダイエットやエクササイズとして定着していくのだろうか。あるいは、誰かの天才的なひらめきがもたらした新たな行動様式なのだろうか?



ニューヨークで起きている新しい兆候として紹介しているが、ここまで極端な動きはないものの、部分部分では東京でも同じベクトルの動きが見られる。ランニングブームだったり、ジム、ヨガなどの身体を動かすことでの生きていることの実感だ。

しかし、ここ紹介されている裸足で走ることなど原始人的な現象まではまだ起きていない。東京でのブームはファッションと組み合わせられ、身体を鍛えることとオシャレなライフスタイルがワンセット紹介されている段階だ。

今後、窮屈な都会的な生活で求められるのは、よりシンプルでヒエラルキーが存在しないものになってくるだろう。「シンプルに走ることで生きていることを実感する」ようなものを。現状の「オシャレなライフスタイル」にはヒエラルキーがあり、頑張り続けなければならないから。

今後はこの「ヒエラルキーが存在しない原始人的なもの」が流行るのではという観点で世の中を観察していきます。






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