「笑っていいとも」は、ソーシャルグラフの面白さにいち早く注目して企画された番組だったんだ!ということに、時代がやっと追いついたおかげで気がつきました。
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2010/07/23
「笑っていいとも」に学ぶ、ソーシャルグラフの面白さを殺すやってはいけないこと
「笑っていいとも」は、ソーシャルグラフの面白さにいち早く注目して企画された番組だったんだ!ということに、時代がやっと追いついたおかげで気がつきました。
2010/07/12
次の通貨が「信頼」になれば、起業する人が増える社会が到来する!?
次の通貨が「信頼」になるまでの流れを考えてみようかな、とふと思った。顔が見える社会になれば、信頼を通貨にする仕組みが自然と生まれる気がする。まだ、うまく言えないけど。less than a minute ago via Echofon跡部 徹
atobeck
そうなんです。まだ、うまく言えないけど繋がる気がするときってありますよね?そこに以下の反応をいただきました。
@atobeck ツイッターのリストが、通貨にもなりえるんですよねー。もともと、信頼性の担保のために人はいろんなものを発明してきたと、会社、お金........less than a minute ago via web玉置沙由里
sayuritamaki
そうなんです。信頼性の担保のために、法人であれば決算書。個人であれば確定申告or源泉徴収のレコード。キャッシュや不動産、有価証券などもお金という数値化できる「ものさし」に置き換えられるので「信頼」として使われてきました。そうそう、これはすべて信頼性の担保のためですよね。
そうですよね。一方で田舎に帰ると実感する非貨幣経済に未来のヒントがある気がしてます。RT @sayuritamaki: @atobeck ツイッターのリストが、通貨にもなりえるんですよねー。もともと、信頼性の担保のために人はいろんなものを発明してきたと、会社、お金........less than a minute ago via Echofon跡部 徹
atobeck
実は豊かだと考えているのが、田舎に帰ったときに行われている「物々交換」や「労働を対価にする」ような非貨幣経済です。この非貨幣経済の存在を忘れて、都会と田舎もすべてひっくるめて平均年収とか可処分所得とか出してもまったく意味がないと思っています。
.@atobeck そうなんですよ、私畑仕事手伝うから、そのかわり野菜ちょうだいねーの世界ですよね。ソーシャルメディア使えばお金ぜんぜんなくても生きていけるんですよ。less than a minute ago via web玉置沙由里
sayuritamaki
実は、この「非貨幣経済」に「信頼」が通貨になる社会のヒントがある気がしています。いままでは、数値化しやすいものだけがお金として信頼の尺度にしてきました。上にも書きましたが、現金、有価証券、不動産などです。銀行が評価するものはすべてお金に置き換えられるものです。結局、技術などについても評価するといいながらも、できないのは金額に換算するところに無理があるのかもしれません。
そのとおりなのですよ〜。そして気持ちいいし、そこに再び戻る気がするので。RT @sayuritamaki: .@atobeck そうなんですよ、私畑仕事手伝うから、そのかわり野菜ちょうだいねーの世界ですよね。ソーシャルメディア使えばお金ぜんぜんなくても生きていけるんですよ。less than a minute ago via Echofon跡部 徹
atobeck
1対多、もしくは不特定多数との取引のときには、一度共通の物差しで評価する必要があるので、現在のお金換算での仕組みが必要になっているのはよくわかります。しかし、ソーシャルメディア時代になり、一番に変わってくるのは「1対1」の取引がどんどん成立してくることです。貨幣って1対多の取引を行うために産まれたんですよね? 相対取引ができる相手を見つけるプラットフォームがあれば、貨幣の役割も変わって来る気がしています。
トフラーのプロシューマの概念に近いのかな? RT @atobeck: 気持ちいいし、そこに再び戻る気がするので。RT @sayuritamaki: .@atobeck 私畑仕事手伝うから、そのかわり野菜ちょうだいねーの世界ですよね。ソーシャルメディア使えばless than a minute ago via HootSuiteToshihiko Kobayashi
kobayashi314
アルビン・トフラーが『第三の波』で提示した「プロシューマー」の概念はまさしくピッタリだと思います。そして、プロシューマーになるということは、現代のマスプロダクト・マスサービスの会社に勤めて、顔の見えない役割を担うという生活から離れる人が増えてくるのではないか?と考えています。つまり、信頼をベースに相対取引が成立するようになれば、Independentな生き方を選択する人が自然に増える気がしています。このことが、自分が最初に直感した「顔の見える社会」と「信頼が通貨になる仕組み」との関連性なのかもしれません。
ちょっと話はそれますが、起業する人が少ない原因は、小さい頃に「雇われずに食っている親戚や大人を見る機会」がないからだと思います。プロシューマーが増えるということは、小さい頃から「雇われるずに食べている大人」を見ることになります。正直、自分がそうでした。親も含めて親戚はみんな自営業だったので、何かを提供して、その対価としてお金をもらうということに慣れ親しんで育ちました。そして、お客さんとのやりとりも「こびへつらう」ものではなく、友達関係のように対等なものなんだということも感じていました。
そして透明性の時代、ですよね。企業同様、個人も隠し事が出来ない時代になると思います。“@atobeck: 次の通貨が「信頼」になるまでの流れを考えてみようかな、とふと思った。顔が見える社会になれば、信頼を通貨にする仕組みが自然と生まれる気がする。まだ、うまく言えないけど。”less than a minute ago via Twitter for iPhoneatsushi
spinalcode
いい商品を作る。いいサービスを提供する。そのことで「人への信頼」が記録されていく。それを相対取引を行う市場を通して透明化されていく。結果的に「信頼」が商品価値に反映されていく。従来も独立して成功している人や、商売を長く続けている人は、実際「信頼」を積み重ねてきた人です。だから、また仕事が戻ってくるし、お客さんが戻ってくる。しかし、それが可視化されていなかったから、その世界を経験したことがない人にとっては、起業することに恐怖感があったのだと思います。しかし、透明化されて法則が外からも見えることで、ハードルを低くすることができそうな気がしてきました。そんな社会がすでに始まってきているのかもしれません。
ちょっとした僕の独り言から、思った以上に深い意見交換となってしまいました。
なんだか、まだうまくまとまっていませんが、ひとまず何か考えるきっかけになれば。。。
2010/07/11
【Idea source】写真メモからの気付き。
■下北沢の縁側を活用した飲み屋
気軽な立ち飲みや、オープンカフェ的なものが随分と定着してきましたが、あらためて今見ると「縁側」って素敵な空間ですよね。とても惹かれます。誰と誰が一緒に飲んでいるかが見えるのみいいですね。socialmediaのよう。立ち飲みやオープンカフェとの一番の違いは「靴を脱いでくつろげる」ってことかな。この力の抜けた雰囲気が今みんなが欲しがっているものだと思うんですよね。
■JR渋谷駅のウィークエンドパス広告
ここまでシンプルだと、目をひきますよね。引き算の美学とかじゃなくて、こんなお金のかかるスペースに(まあ自社広ですがw)ここまで雑な広告を出すか!という驚きですよね。しかし、ウィークエンドパスの内容はまったくわかりませんが。せっかくだったら印刷じゃなくて、本当に手書きで一枚づつ書いてあって欲しかったですね。カタカナだから、アンマッチ感がいいんだろうね。
■従来のブランディング広告は、もう終わり?
この牛乳石鹸の広告ですが、梅田で見つけたものです。いままでだったら、「ブランディング広告なのね。いまだにお中元タイミングに大丸とかの近くにこうやって出広しておくのね。」というふうに流していたと思います。しかし、なぜか猛烈な違和感を覚えました。
昨今のソーシャルメディアを活用したエンゲージメント広告をたくさん見ているからだと思います。なぜ、こんなところで誰か見てくれるのを待っているの?どうして、自分から絡みにいかないの?絡みに行かないと、だれも覚えてくれないよ。この情報が溢れる世の中で。。。
まあ、こんなこと書いて何になるかわかりませんが、意外とこういう気付きや違和感がのちのち自分のアイデアソースになるのですよ。気がついたり、違和感を感じたら、迷わず撮影しておきましょう。iPhoneのカメラには本当に重宝してます。
2010/07/05
糸井重里さんに学ぶ「そもそも」を思考する方法
ほぼ日を読んでいても、twitterを読んでいてもその片鱗が感じられて、いちいち「深いなぁ」と感嘆しながら、何度も読み直し反芻してしまいます。
たとえば、先日のほぼ日に出ていた糸井さんが「積ん読」について考えた文章を読んでみてください。
知っておきたいと思うことがあると、
つい本を買ってしまって、
本を買ってしまったのに読む時間がとれないと、
そのままいわゆる「積ん読」として溜まっていきます。
これでいいのか、と思いはするものの、
何十年、そのことを考えてきたのに
なかなかいい方法が考えついていませんでした。
そこに、「電子書籍化」なんて潮流がきて、
あたかも「本がうまく整理できる」ような気になる人も、
いっぱいいるようですが、ぼくは、待てよと考える。
部屋を本棚を埋め尽くすような本を、
「限りなく小さい空間に閉じこめる」
のが電子化だとすれば、本は少しも減ってないのです。
場所はとらない、軽々と運べる....それはわかる。
だけど、買った本があり、
読んでない本が蓄積されていくという現実は、
なんにも変わっちゃいねぇぜ、なのです。
「知っておきたいと思う」こころとは、なにか?
「いちおうおさえておきたい知識」って、なんだ?
「知らないと恥ずかしいかもしれないこと」とは?
「読んだらおもしろいらしい物語」って、なに?
すべて、それまで無くても済んでいたものなのです。
そんなに多くの本が、ほんとうに要るのか。
その知識は「必須アミノ酸」みたいなものなのか。
ひょっとしたら、あなたの家で
積ん読状態になっている大量の本とは、
飲みかけで飽きてやめてしまった
サプリメントのボトルではないのか?
飲んでなくてもまったく「お変わり御座居ません」の。
誰に脅かされて、ぼくらは本を買うのか?
誰でもない、じぶん自身が、
「読むだけで向上するじぶん」に期待するからだ。
それは、果たして、いつまでも治らない病ではないのか?
....以上のようなことを、何年も何年も考え、
すっかりわかったつもりでいるのに、まだ本を買う俺よ。
今日も言おう、ここでも言おう「おれのばか」。
「積ん読」が起こる構造を、飲みかけになっているサプリメントのボトルと同じと発見し、その理由は「読むだけで向上するじぶん」に期待するから、と一言で説明しています。
だから、電子書籍になろうが「積ん読」はなくならいということです。
ここには、「そもそも」なぜ起こっているかの構造を「深層心理」との関係で捉えることで新しいものや技術によって、影響されるものと変わらないものを見抜く技術が詰められています。
上の文章から、私が抽出した糸井さんの思考方法は以下の流れです。
「空気読み企画術」も同じような考え方を紹介しましたが、「人間の気持ちを優先する」ということがポイントだと思っています。
1:題材は、普段の生活の中、身の周りで起こったことで引っかかったことで考え始める
2:常に「自分がどう感じたのか?」を自分に問う
3:「自分が感じたことは、他の人にとっても当てはまるのか?」を自分に問う
4:その仮説が、世の中で言われていることと矛盾するのであれば、どちらが正しいのかを考えてみる
5:似たような状態になっている「他の物」=メタファーを見つける
6:メタファーとして選んだ物が、なぜそうなっているのか?「人間の気持ち」との関係を考えてみる
7:結論として、「そもそもの問い」の答えを「深層心理」として一言にまとめる
世の中の構造や経済状況など、難しい数式で説明することができるのかもしれませんが、世の中は「人間の気持ち」が創っていると信じています。
そこには「なんとなく嫌だなぁ」とか「めんどくさいなあ。楽したいなぁ」とか「こっちのほうがいいなぁ」とか「できれば怖い目にあいたくないし、安心なほうを選びたいなぁ」などの気持ちのほうが数倍影響しているはずです。