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2011/01/28

世界的に「家業」が再ブーム?足が地に着いたビジネスがCOOL。


最近のMONOCLEを読んでいた気が付いたのだが、今多くの若者が憧れる職業って「家業」なんじゃないでしょうか?ちょっと前の2010年11月号も「家業」というかFamily businessが特集されていました。

正確には、「家業」は職業ではありません。でも、彼らが求めている価値観が「家業」だと実現できるのです。

信頼できる人たちと、自分たちで事業を始めたい。しかし、起業するにはハードルが高い。。。そこで急に脚光を浴びているのが「家業」。もちろん、実家が何か事業をやっている場合に限られますが(僕も、家業はありますが継いでませんw)。

「就職せずに、coolな人生を送りたい」。正直、就職してもバラ色の人生が待っているとは思えない。だったら、自分で自分の人生をコントロールしたい。そう考えて、今まで嫌煙されていた「家業」に再び目が向いているようです。

生まれ育った場所で、親から引き継いだものをより洗練されて提供していく、そんな仕事の仕方をMONOCLEで取り上げています。現在連載している「Hiyaku」というマンガがまさにそういうストーリーです。投資銀行を辞めてNYから葉山に戻ってきた主人公が、家業のシャツメーカーを復興させる話です。(まだ、連載途中なので、どうなるかはわかりませんが)。そして、地元の友人たちもそれぞれが地元で地に足の付いた商売をやっている人たちなのです。

この「足が地に着いた商売」というのが、キーになっていると思います。
信頼できる仲間と、足が地に着いた商売がやっていければ、一発大きく当てなくてもいいんじゃないの?その代わり、デザインやエコには気をつかうけどね。COOLじゃなきゃ嫌だから。
上記のような空気が流れ始めています。日本だけではなく、他の先が見えなくなった先進国にも。私はこの流れをポジティブに捉えています。利益よりも、人対人のコミュニケーションや信頼を大切にする方向と同じだからです。なにより、何度もblogでも書いているような「その他」の職業選択をする人が再び増えてくることになるから。自営業バンザイですねw





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