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2013/06/06
他人の話を「こうもり」のように聞くと、発見が多い
ここのところ、新しい案件やら、新しく知り合った方など含めて、じっくりとお話しする機会が重なっていました。
自分はじっくりと腰を据えて、誰かの話を聞くことが大好物なんだなぁと、再認識していました。
僕が誰かの話を聞いているときに、イメージしているのは「こうもり」です。こうもりというと、あんまりいいイメージはないのかもしれませんが・・・
絶対的にその人を見ようとせずに、自分を投影しながら相対的にその人の話を聞こうとしています。まるで、こうもりが目で対象物を捉えるのではなく、超音波による音の反響で、対象物との状況を把握していくように。
絶対的な捉え方をしているとその人の今の「職業」「肩書き」や「業界」など、今やっていることの情報で人をクラスタリングしがちです。
しかし、自分との距離で相対的に話を聞いていると、「共感できる部分」「共通点」「自分と比べてはみ出ている部分」「自分にとっては大切なのに、相手にとっては重視していない部分」など、その人の信条や動機を見ることができます。
よく言う、「多くの人に会って話を聞くことで、自分の形が見えてくる」というのは、「こうもり」のように自分との距離をはかりながら話を聞くことで、結果的に自分像が浮かび上がってくるということだと思います。
となると、僕は、他人が好きだからじっくり話を聞いているのではなく、もしかしたら「自分好き」だからこそ、他人の話を深掘って聞きたいのかもしれないですねw
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