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2015/04/17

エキセントリックな働き方や暮らし方を本当にしたいの?



僕自信は、働き方も暮らし方も不満があるなら、欲しいものがあるなら、実現するために工夫することは大賛成の立場です。

でも、webメディアなどで多く取り上げられるのは、エキセントリックな選択肢なことが多いと感じています。何かを多きく失う代わりに、別の満足度を得るような事例です。その選択をすることにハードルが高いからこそ、注目が集まるのはわかります。


しかし、みんな本当にエキセントリックな働き方や暮らし方が理想なのでしょうか?


自分も、働き方や暮らし方も自分で組み合わせて作っています。カスタマイズしていくというと、極端な生活ばかりに注目されるけど、僕自身作っているのは“中庸”な組み合わせだと思っています。

子育てのために働く時間を基本9時〜17時と定義して、自分は自分の会社でその時間内で働く。好奇心をもって何らかの社会課題に対する解決策を提示することを社会人としてちゃんとやっていきたい。一方で子供の面倒もちゃんと見て行きたい。

自分株式会社×双子の子育ては、そんなにエキセントリックではありません。でも、自分が実現したいことがエキセントリックじゃなければ、どちらも中ぐらいの組み合わせは大アリなはず。

子育てのために、自分の仕事への情熱まで諦める必要もありません。“仕事を減らすから生活コストを下げるために地方に移住して…”という考えにならなくてもいい。(もちろん、地方に移住して得られるものがもともと欲しいのであれば別です)

自分がやりたいこと・実現させたいことがあれば、それを実現するために、働き方や暮らし方を組み合わせることで、いい按配を作り出せばいいだけです。

どうしてもトレードオフで考えるものだと思っているから、エキセントリックな選択に注目が集まるのかもしれません。例えば、自然環境を重視しながら、仕事の充実度・キャリアもチャレンジするといった、両方を実現するためのバランスを探っていく考え方が現実には存在します。

今の時代、“センスがいい”というのは、組み合わせがうまい人のことだと思っています。突出することに憧れるかもしれませんが、実際は絶妙にミックスすることのほうが、多くの解につながっています。

目的と手段を混同してはいけません。エキセントリックなものが自分の本当に欲しいものなのか?を問いなおして欲しいです。

個々人がご機嫌に生活する工夫はどんどんすべきです。それが長い歴史の中で、人類が獲得してきた進化だと思うから。

僻んだり・疲弊する人が減って、ご機嫌に・やさしい気持ちで一日を過ごせる人が増えますように。



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