自分のメモのためにも
ここに記入しておきます。
ちょっと、Y世代についてのサービスについて
企画書を書いたばっかりだったので。
Y世代のことをポスト団塊ジュニアとも言いますが、
もちろんジェネレーションXの次の世代ということで
Y世代と呼ばれています。
ジェネレーションXはダグラス・クープランドの小説。
ここに書かれている世代像がまさしく
ジェネレーションX世代をあらわにしていました。
一方でジェネレーションY(Y世代)については、
この後書かれた「シャンプー・プラネット」が
当てはまるかもしれません。
日本でいうY世代よりはちょっと上かなぁ?
ちなみに、日本では1976年~1980年代初頭
生まれあたりを指しています。
この世代の親には団塊の世代や
その少し下の世代が多いので
「団塊ジュニア」とも呼ばれているというわけです。
■
さて、このジェネレーションY(Y世代)ですが
生まれたときから、家にはほとんどすべてのものがあって
自分の部屋を持ち、
早い段階でポケベルやケータイの洗礼を受けています。
満たされた環境で育っているので
「ハングリーさがない」とか
「何をやりたいのかがわからない」とか言われています。
しかし、彼らの立場からしたら
親の姿を見ているわけです。
親は「いい会社」に入って、
一生懸命にやっていれば・・・と言っていたのが、
どうやらそれが間違いだったことに気がついた世代です。
もう少し上の世代は逃げ切ったのに、
自分たちには、おいしいところが残っていなかった。。。
それを見ているので、
頑張っても、必ずしも報われるとは思っていません。
また、正解のない社会になっていることを気がついています。
もはや全員が同じ方向を目指していた時代ではない。
親が苦しんでいる環境を見ている。
これから、どういう方向に進んだら希望があるのか見えていない。
そんな環境にありながら、「どうなりたいんだ?」と問われても
彼らも無邪気に答えが出せるわけはありません。
その部分を外から見られて
「もやもや」層ととらえられてしまいます。
だからこそ、Y世代は、お互いのことを信頼しています。
社会は信頼できないけど、家族や地元の友人、
近しいコミュニティを信頼し、リスペクトしているのです。
また、繊細でまじめです。無邪気に明るく馬鹿になれないのです。
馬鹿をやる場合でも、周囲の空気を読んだ上で演じている。
あくまで、第三者の目線をかなり意識している世代だと思います。
邪悪なことや、マナーを守らないことを嫌がり、
自然や環境に対して本当にまじめに考えています。
■
ちなみに企画書を書いていて
参考になったのが以下の資料です。
リクルートの住宅総研が出している「ポスト団塊ジュニア」考
「ポスト団塊ジュニア」考
日経BP社から出ている
「平成男子図鑑」~リスペクト男子としらふ男子~ 深澤真紀
平成男子図鑑 リスペクト男子としらふ男子
追記
NBonlineで参考になる対談があります。
「平成男子図鑑」を書かれた深澤真紀さんと
「だめんず・うぉ~か~」の倉田真由美さんの対談。
こちらもあわせてご確認ください。
「だめんず」と「平成男子」~知らないことが、怖くない 深澤真紀氏×倉田真由美氏
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