さっそくGoogle trends で調べてみました。青色の折れ線が「オレオレ詐欺」、黄色の折れ線が「振り込め詐欺」詐欺となっています。比率は「オレオレ詐欺」を1とすると、「振り込め詐欺」が3.8。「振り込み詐欺」は0となっています。「振り込み詐欺」はあまり検索されていなかった=浸透した呼び方ではないということですかね。よくよく見てみると、ニュースでは出だしの第一期に続いて、大きなビックウェーブが来ているようです。
経緯を調べてみると、警視庁が名称統一を行い、その表記ルールに従ってマスコミが「振り込め詐欺」と伝えるようになったようです。「オレオレ詐欺」のままだと、「オレオレ」以外の詐欺に注意が向けられなくなるので、「振り込め詐欺」に名称を統一したようです。なるほど。ネーミングによって犯罪防止をしようとしたわけですね。
しかし、いたちごっこで「振り込め」ではない「エクスパックで送付しろ」という手法も使い始めているらしいので、またネーミングが変更になるかもしれないですね。でもネーミングには注意を喚起する効能もあることを認識させられた事例でした。
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