うまく感じていることが表現できるかわかりませんが
ここのところの「日本変わるかも?」の空気はスゴイです。
政権交代は一つのきっかけで、
今までたまってきた膿を一気につぶしにいくタイミングのようです。
みなさんも、「変わる」ということのすがすがしさ、
「今よりもよくなるかも?」という気持ちを
久しぶりに感じているのではないでしょうか?
どうやら、日本は大きく折り返し地点を迎えて
新しいパラダイムを迎えるような感じがします。
右肩上がりの社会から、横ばい、もしくは下がりながらも
ポジティブに今を楽しむ、成熟社会を迎える準備がやっと整ったかのようです。
これは、コンセプト設計を生業とする我々にとってはチャンスですよね。
あらゆるところで、消費者の意識変化が進んできますので、
リニュアルやリポジショニングが求められることになると思います。
対応できない商品やサービスには、
「イケてない」というレッテルが貼られはじめると思います。
すごく抽象的なことを書いていてわかりづらいかもしれませんが、
この空気。皆さんも共有しているのでわかると思います。
「イケてる」と「イケてない」という感覚に注目してください。
言語化できない層が一番最初に、気づいて行動し始めます。
たくさん抱える、所有することは「イケてない」
新しいことをはじめる時間を持っていること、
自分が信じることに取り組める環境があること、
自分を変化し続けられる自由度があることは「イケている」
抱えて濁っている、固定化している、自分の立場を守っていることは「イケてない」
流れていて常に変わっていること、好きなところに動けることは「イケている」
独り占めしていることが「イケてない」
相互援助で楽しめていることが「イケている」
こうやって書いていくと、この「イケてない」のイメージを
「官僚」を引っ張ってきて、対立軸にしたのは本当にうまいなぁと感心しています。
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2009/09/30
2009/09/14
機材は揃った! 新しいライブメディアのあり方が体験できます!
ここ数日、「Molitter」という実験的な取り組みを見て興奮しています。
PWRというNTT-BPが開発した無線LANルーターを使って、
旅をしながら、ライブ番組をやることで、どんな新しい表現ができるかという実験です。
動画のUstream、twitterを活用しながらやっています。
PWRはこれです。
このライブ放送をし続けるための機材はたったこれだけとのこと。
そうか、すでに技術的に機材は揃っているわけです。そして、アプリケーションもNET上に準備されています。後は、モーリーのように行動しながら発信続けるという意志だけです。
「PWR TO THE PEOPLE」という書き込みもライブ映像中にあり、なんだかとても興奮しました。もっと本気で、発信しようと思っている人にはいい時代です。
大手のメディアにはマネができないかもしれないですが、こっちのほうがよほど24時間テレビや27時間テレビよりもすべてを見せて、さらにユーザーとのやりとりを確認しながら放送ができてしまいます。
なんだか、メディアを既得権益者から取り返して、これからできることを示しているような気がしています。言いたいことを自主規制を気にせず発信できる。
そして、モーリーファン=リテラシーの高い人々をターゲットにしてやっているので、共有している文脈がしっかりしている。だからこそ、言葉足らずの表現があったとしても、いちゃもんを付けられることがない。
ソーシャルメディアを組み合わせた新しい表現に可能性を感じています!
PWRというNTT-BPが開発した無線LANルーターを使って、
旅をしながら、ライブ番組をやることで、どんな新しい表現ができるかという実験です。
動画のUstream、twitterを活用しながらやっています。
PWRはこれです。
リアルとドキュメント、そしてトリップするメディア「Molitter」
「モリッター」という名称は、モーリー+Twitter=Molitterという式で表されます。どんどんと進化するソーシャル・メディアの波に乗って、軽妙に配信していく新たなオフィス・モーリーのフォーミュラです。さしあたって日本ではまだ目新しい「Twitter」でつぶやきながら、動画配信の「Ustream」を使って日々、動画の生放送を配信していきます。動画放送のバックアップや別編集バージョンをYouTubeに反映し、ストックしていく予定です。時間が合ったときにはリアルタイムに参加でき、時間差の中でも楽しめる柔軟なインタラクティブ媒体を目指しています。
このライブ放送をし続けるための機材はたったこれだけとのこと。
ノートパソコン、iPod touch、音声レコーダー、DVカメラ、マウス
そしてPWR。ホテルのLANケーブルをPWRでPCとiPodで無線共有して一つの回線を分け合って使いました。
そうか、すでに技術的に機材は揃っているわけです。そして、アプリケーションもNET上に準備されています。後は、モーリーのように行動しながら発信続けるという意志だけです。
「PWR TO THE PEOPLE」という書き込みもライブ映像中にあり、なんだかとても興奮しました。もっと本気で、発信しようと思っている人にはいい時代です。
大手のメディアにはマネができないかもしれないですが、こっちのほうがよほど24時間テレビや27時間テレビよりもすべてを見せて、さらにユーザーとのやりとりを確認しながら放送ができてしまいます。
なんだか、メディアを既得権益者から取り返して、これからできることを示しているような気がしています。言いたいことを自主規制を気にせず発信できる。
そして、モーリーファン=リテラシーの高い人々をターゲットにしてやっているので、共有している文脈がしっかりしている。だからこそ、言葉足らずの表現があったとしても、いちゃもんを付けられることがない。
ソーシャルメディアを組み合わせた新しい表現に可能性を感じています!
2009/09/07
複雑な時代への反動か? 減らすことが価値になるビジネスの兆し
さて、タイトルの減らすことが価値になるビジネスって何だと思います。
時代が複雑になると、振り子が振れたようにシンプル化を求める人が多くなってきます。すでに、その兆しはいろいろあるのですが、今までの価値観からは驚きだったのがこのビジネスです。
なんと、「減築リフォーム」が増えてきているそうです。
不動産=広いほうがいい。面積が大きいほうがいいという固定概念がありました。
確かに子供も巣立ち、部屋が無駄に空いているようだったら、減築したほうがメリットがあるようです。固定概念が目を曇らせますね。
■減築リフォームのメリット
・使わない部屋を減らせる
・減らした部屋の掃除が必要なくなる
・冷暖房、電気などの維持コストが安くなる
・固定資産税が安くなる
などほど。理にかなっていますね。
人口統計から見ても、理にかなったビジネスです。
一世帯あたりの人数は減少してますから。
時代背景として、情報にしろ、
やらなくちゃならないことにしろやることがいっぱいいっぱい。
→「自分のコントロールできる範囲・量が心地いい」
だからこそ、減らすことに価値を見いだしているのでしょうね。
そういえば、他にも、フル機能ではなく「これしかできない」が価値になっているポメラや手の込んだ料理よりも、素材の味が楽しめるシンプルな食事のほうが高いというのも同じ背景だと見ています。
高カロリーが価値だった時代から
省カロリーが価値の時代にますますなりそうですね。
2009/09/01
若い男性ターゲットに訴求するのに、坂本龍馬と宮本武蔵を起用。
8月26日に渋谷にルミネ初のメンズ館がオープンしました。
場所もタワーレコードの隣で、いままでの「ターミナル駅近」とは異なる立地での取り組み。テーマは「渋カジ復活」で、10代後半〜20代前半の男性をターゲットにMDしているとのこと。
実は、まだ見に行けてないのですが(情けない。)、視察に行った人からは、今のところあまりいい評価を聞いていません。しかし、「ルミネマン」というネーミングは秀逸ですね。奇をてらわず、ストレートです。そして、キャッチー。
さて、本題はこの「ルミネマン」の広告です。
私が見つけたのは以下の2パターンありました。
ファッション男子の夜明けぜよ。坂本龍馬
買い物でちょっと遅れます。宮本武蔵
どちらも歴史上の人物を登場させて、コピーのみで勝負しています。烙印には「八月二十六日(水)男のルミネルミネマン 渋谷にオープンタワレコの隣」と書かれています。場所までも言葉だけで伝えられるのがスゴイですね。
しかし、気になるのは、10代後半〜20代前半の男性をターゲットにしたときに、登場させる大人の男性が歴史上の人物で良かったのかということ。いろいろなファッションジャンルテイストがある中で、テイストの色が付かずにメッセージできたのが、歴史上の人物ということなのでしょう。だからこそ、ビジュアル要素を廃して、テキストのみで構成したのかもしれないですね。でも、ターゲットの若い男性のアテンションは得られたのだろうか?
さらに、もう一つ。「ファッション男子の夜明けぜよ」「買い物でちょっと遅れます」。この二つともコンテキストとして二人の登場人物の物語を知っている必用があります。もしかして、ここに響いたのは、コンテキストを共有していた人々だけったのでは?
ちょっと技巧的に凝っているがために、通には刺さった広告ですが、ターゲットの認知は得られなかったのでは?と見ています。
どうなんでしょう。ファッションビル=広告の時代はとっくの昔の幻想で、今は売り場勝負の時代なのでしょうか? ここ数年、渋谷が元気がないので、そろそろ起爆剤が欲しいので、頑張って欲しいのですが。。。
場所もタワーレコードの隣で、いままでの「ターミナル駅近」とは異なる立地での取り組み。テーマは「渋カジ復活」で、10代後半〜20代前半の男性をターゲットにMDしているとのこと。
実は、まだ見に行けてないのですが(情けない。)、視察に行った人からは、今のところあまりいい評価を聞いていません。しかし、「ルミネマン」というネーミングは秀逸ですね。奇をてらわず、ストレートです。そして、キャッチー。
さて、本題はこの「ルミネマン」の広告です。
私が見つけたのは以下の2パターンありました。
ファッション男子の夜明けぜよ。坂本龍馬
買い物でちょっと遅れます。宮本武蔵
どちらも歴史上の人物を登場させて、コピーのみで勝負しています。烙印には「八月二十六日(水)男のルミネルミネマン 渋谷にオープンタワレコの隣」と書かれています。場所までも言葉だけで伝えられるのがスゴイですね。
しかし、気になるのは、10代後半〜20代前半の男性をターゲットにしたときに、登場させる大人の男性が歴史上の人物で良かったのかということ。いろいろなファッションジャンルテイストがある中で、テイストの色が付かずにメッセージできたのが、歴史上の人物ということなのでしょう。だからこそ、ビジュアル要素を廃して、テキストのみで構成したのかもしれないですね。でも、ターゲットの若い男性のアテンションは得られたのだろうか?
さらに、もう一つ。「ファッション男子の夜明けぜよ」「買い物でちょっと遅れます」。この二つともコンテキストとして二人の登場人物の物語を知っている必用があります。もしかして、ここに響いたのは、コンテキストを共有していた人々だけったのでは?
ちょっと技巧的に凝っているがために、通には刺さった広告ですが、ターゲットの認知は得られなかったのでは?と見ています。
どうなんでしょう。ファッションビル=広告の時代はとっくの昔の幻想で、今は売り場勝負の時代なのでしょうか? ここ数年、渋谷が元気がないので、そろそろ起爆剤が欲しいので、頑張って欲しいのですが。。。
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