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2009/10/26

U2がyoutubeでLIVEを公開しているときに、小学館は小学5年生・6年生を休刊する時代。

U2がライブをYOUTUBEで無料で全世界に向けて公開中継を行いました。

もちろん、ものすごい人数の観客も入っているわけで、
ライブのクオリティも、映像のクオリティもカメラを何台も駆使していて当然無料とは思えないもの。






















すでに有料とか無料とかは関係なく、
アテンションを集められて、人を呼び込め、
その時間を他のことに浮気させずに、滞留させられるかが
コンテンツ力によってはっきりと差が出てしまう世界。

そして、何よりtwitterなどで全世界の人が見ていることを感じさせる仕組みがサイトにあり、よりメッセージ性の高いライブになっていました。

よくよく考えてみると中学の時には、U2のライブ見たさに映画館に「RATTLE AND HUM 魂の叫び」というライブ映画を見るために何度も通いました。(それに、中学の時にU2のコピーバンドやったしなぁ)。これ、入場料で課金できていた時代ですよね。その後もライブにも何度か言ったことあるし・・・。

それが今や、無料。
音楽配信の時代になり、YOUTUBEで楽曲見れる時代になり、アーティストはライブでお金を儲けるということが言われてきました。しかし、そのライブすら無料で公開です。

自分の中でも結論は出ていませんが、収益モデルなんてどうでもいい時代が来たのかもしれません。そんなことより、メッセージが多くの人に発信して、世界中が繋がってくれればいいのに。。。と、そんな時代なのかもしれません。



さて、その裏でまたもや雑誌休刊の話です。
ちょうどU2のライブを見ているときにtwitterで流れていたのですが、
小学館が小学5年生と6年生を休刊だそうです。


少子化とかいろいろ問題はあると思いますが、
広告モデルと販売収入モデルをベースとした雑誌の仕組みは急速に色あせているようです。
特に、残念ながら広告モデルの衰退は悲しい限りです。
広告モデルは、CPAが丸見えになってきている今においてはデフレ化するのは自明です。

一方で、無料で情報を公開して人を集めて、
すばらしい体験を提供しているものがたくさんあるわけで、
これ以上の体験を有料のものは提供しなくちゃいけないと考えると気が遠くなります。

と思って、小学5年生と6年生の目次を見てみたら。。。
これほとんど同じコンテンツ。。。さらに、今のテレビと同じで
映画の宣伝や番宣絡みのタレントコンテンツが中心。
これじゃあ、お金出すわけがない!








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2009/10/24

お店のリピート率を上げるためのコースターでの工夫。

最寄り駅(池尻大橋駅)にある書店の隣がプロント。
そのため、本を購入してすぐに読もうと思ったときに重宝しています。

さて、そのプロントであるときから気がついたのですが
コースターがどうやら何種類もあるらしいです。
iPhoneで撮影したものだけでも3種類入っていました。














果たして、何種類のバリエーションが存在しているものやら。
経営側からしたら「一種類」で事足りるものを
わざわざ「複数」パターン作成し、さらに小粋なメッセージを準備している。
こういうことでリピート率が上がるかどうかわかりませんが、
そういう大義名分が成り立って、その上で「遊び」ができているのなら
ハッピーなことです。

広告が元気な時代には、こういった「遊び」が当たり前だったのですが。。。

少なくとも、僕はプロントの印象が良くなっています。


さて、飲食店の事例でもう一つ。

























お店のナプキンに電話番号が手書き風に印刷してあります。
「誰かがメモったものだったのでは?」とドキッとしますね。
しっかりと注目を集めています。

こういうアイデア大好きです。


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2009/10/19

JFW×スヌーピー。各ブランドがスヌーピーの衣装で表現。

本日からJFW(ジャパン・ファッション・ウィーク)です。
東京ミッドタウンでは、スヌーピー60周年と併せて
各有名ブランドがスヌーピーの衣装をデザインしたものを展示してあります。


























こういう制約のあるお題のほうが、各ブランドの特徴が凝縮されて面白いですね。
自分のアーカイブのためにも、ここで紹介しておきます。ちなみに、よりによってiPhone 3GSしか持っていなかったのでこんな画像です。ごめんなさい。



■BALENCIAGA

























■CHANEL

























■Chloe

























■DIANE von FURSTENBERG

























■G.V.G.V.

























■GIVENCHY

























■Hermes

























■Jean Paul Gaultier

























■Karl Lagerfeld

























■TSUMORI CHISATO

























と、10ブランドが展示してありました。
写真を見てもらうと、こんなミニマムな条件で各ブランドが表現されているのが驚きますよね。やはり、ブランドはロゴがなくてもちゃんと伝わるオリジナルがあるかどうかだと再認識しました。


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2009/10/16

韓国での「アラサー&アラフォー」生態を表す用語。「ごぼう男」「トーイ男」「鉄壁女」etc.

JMNのメルマガでYounghee Ahn(アン・ヨンヒ)さんが書いていた韓国のアラサー&アラフォーの生態を表す用語が面白かったので、紹介します。

韓国に、日本から「草食男」と「干物女」という用語が輸入されたそうです。
逆に、韓国にもこの手のあるクラスターの生態を表す用語がいろいろうまれているようです。この辺の「視点」と「メタファー」は日本に輸入しても面白いですよね。

■男性
ごぼう男」:のり巻きに入っているひょろ長いごぼうのようにしまりがなく小心者。だが、純粋な魅力があり女性の母性本能をくすぐる男

トーイ男」:歌手の「トーイ(TOY)が歌う世界のように、ロマンチックな人生を送る感受性豊かでナルシズムの強い20代後半から30代半ばの男性

品切れ男」:早々と結婚を決めてしまった男

返品男」:交際または結婚を解消した男性

獣(けもの)男」:肉食男の意味と同じ

■女性
鉄壁女」:恋愛はしたいけれど、恋愛に対する理想が高く、プライドも強いので自分の理想に満たない男性のアプローチを最初からシャットアウトしてしまう女」


印象女」:いつも笑っているいい印象の魅力的な女性

エッジ女」:韓国ドラマ『スタイル』から出た用語で、洗練されたきれいな女性

品切れ女」:結婚してしまった女性

返品女」:交際または結婚を解消した女性


特に「鉄壁女」なんて、そのままだし輸入してもいい表現だと思います。


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2009/10/14

「ドラッカー入門」にやはり書いてあった!

先日、ほぼ日で特集をやっていて、すぐに注文した「ドラッカー入門」。いままでも何冊も読んできたのですが、この一冊でまたいろいろなことに気づけました。こんなこと書いてあったんだ!

読書ってタイミングで、自分の今興味あることを多く吸収するので、このようなエッセンスがちりばめられている入門書は一冊手元に置いて、繰り返し読むのに効果的だと思いました。


今回、ちょうど。自分の本の原稿執筆をずっと続けて、一通り原稿を渡せたタイミングだったこともあり、その気分で読んでいました。そしたら、やはり。「すでにドラッカーが言っていたんだね」という部分を見つけてしまいました。

こういう視点が、新しい企画の視点になります。やはり、すごいな。ドラッカーは。

ちょっと抜粋しておきます。(ドラッカー入門より)

イノベーションの7つの種

第一が、予期せぬ成功。あるいは「予期せぬこと」すべてである。
変な客が来たら、それが本当の客かもしれないとの意識をもつ。
「このような物はありますか」「このようなサービスはありますか」との問い合わせに、
「うちでは扱っていません」と一言で答えることを止める。

第二が、ギャップである。あらゆる種類のギャップである。私は子供の頃から、なぜ理髪店では一時間を要し、かなりの料金をとられるのかがわからなかった。いまや、あなたの時間を大事にしますという10分1000円のカットサロンが大繁盛である。

第三が、ニーズである。必要は発明の母という当たり前のことである。

第四が、産業構造の変化である。いまのIT産業がこれである。

第五が、人口構造の変化である。まさに今日の高齢化の進行が、イノベーションの宝庫となるはずである。いまだ流通業さえ、この膨大な層を捉えていない。とくに自らの恒例を意識していない高齢者を捉えていない。新たな労働力としての高齢者も捉えていない。

第六が、意識の変化である。すでに健康意識が、あらゆる種類の健康産業を生み出しつつある。ジムは花盛り、サプリメントも百花繚乱、長者番付ではサプリメントの起業家が一位である。テレビ番組から書籍、雑誌まで健康ブーム、ついには健康度をチェックする機器が現れ、健康博が開かれるにいたった。ラーメンを注文すると、油抜きにしますかと聞くラーメン屋さんが現れた。

第七が、発明発見である。しかしドラッカーが調べたところでは、これがイノベーションの種としては一番難しく、打率も一番低いということだった。





イノベーションを起こすためには、時代の空気を読め!




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2009/10/10

「ブラタモリ」や「歴女」など、歴史を感じるものがウケる理由。

NHKで始まった「ブラタモリ」という番組。ご存じですか?

掲載してある番組紹介文によると
タモリさんの知られざる趣味、それは古地図を持っての街歩き。多忙なスケジュールの合間を縫い、街の変貌や歴史の名残に目を向けながらブラリブラリ・・・
どんなに都市開発が進もうと、どこかに見え隠れするかつての街並み。誰も目に留めないような意外なモノをきっかけに、江戸や明治、時には古代の風景さえ思い浮かべてしまうタモリさんの空想。そんな一味違う街歩き、それがブラタモリです。
タモリさんの目を通して、時空の向こうへと旅してみませんか?


この番組を見ていただくとよくわかりますが、
なぜか知的好奇心がものすごく満たされます。


そこで、ブラタモリを見て感じたことをtwitterでつぶやいてみると、すぐに反応がありました。



ブラタモリが面白いのは、身近な所に歴史との繋がりが発見できる喜びがあるから。フワフワと生きている現代でもちゃんと根っこが確認できて安心できるから。
posted at 22:31:30
RT 次回もみたくなりますよ。@yzmoon@atobeck 実は初めて見たのですがおっしゃる意味がよくわかりました。<ブラタモリ
posted at 22:52:06





実は、こういった自分の身近に、歴史とのつながりが感じられることが非常に少なくなってきているため、私たちはこの手の情報に驚いてしまうのではないでしょうか?

戦後と戦前でぱっきりと分けられていて、壁ができており、その前の情報は閉ざされているかのようです。教科書や歴史小説などで読んだ世界が自分たちのいる今の世界とつながっているんだと言うことに気がつくことが「サプライズ」になってしまうのだと思います。

どうも、現代に生きていると、対世界という「横のつながり」は感じやすいのですが、逆に歴史という「縦のつながり」を感じることが希薄です。今までは祖父・祖母などの話から「縦のつながり」を意識できる環境で、逆に「横のつながり」を感じることは少なかったのかもしれません。それが、逆転してしまっているのでしょう。

だからこそ、「歴女」ブームや「お城」ブームが起こり、この「ブラタモリ」に知的好奇心が満たされます。やはり、人間足りない部分に惹かれるんだなぁと感じたトピックスでした。


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2009/10/09

ファッション誌のモデルを読者モデル中心にする動きはドイツでも。

日本では、すっかり定着した読者モデルですが、海外ではプロモデルからリアル感のある読者モデルをファッション誌が起用することが話題になっています。

しかし、日本でもストリートスナップ以外は
結局、読者モデルもお金をもらって仕事をしていることは変わりないので
ある意味「読者出身モデル」でしかないような気がするのですが。

どちらにしろ、リアル感のないモデルに価値を見いださなくなったということですね。

読者はファッション誌を現実逃避の憧れのシーンを見るために眺めるものではなく、
あくまでHowtoや実用のファッション情報、コーディネート情報が欲しいということに
変化したことが大きいのでしょう。

ファッションは、もう憧れ<実用の要素のほうが全世界的に強いのかもしれません。

以下、引用です。

ファッションや動きを“美しく見せる”体型を備え、多くの人から羨望の眼差しを送られるモデル。生まれ持ってのスタイルの良さに加え、日々の努力によってそのボディーラインはキープされているが、一方で健康を害するほど痩せてしまうという問題もたびたび指摘されている。そうした中、ドイツで最も人気があるという女性雑誌が、モデルたちが「普通の女性と違いすぎる」として、来年からプロのモデルを起用しないと発表。欧米で話題を呼んでいる。



この雑誌は、ドイツ国内で最も販売されている女性雑誌「Brigitte」。米ニュースサイトMSNBCでは、「ここ20年読者数の減少に苦しんでいるが、現在でも71万9,000部という数字は、ドイツで最も読まれている女性雑誌」と紹介されている。そんなBrigitte誌が「革命の開始」として打ち出したのが、来年からのプロモデル起用中止だ。同誌の編集長を務めるアンドレアス・リーベルト氏は、来年からモデルの代わりに「著名な女性と一般の読者」を起用する考えを明かしている。

また、今後の雑誌のコンセプトは「現実の女性のイメージに変えていく」そう。リーベルト編集長は「もはや突き出た骨を見たくないという、読者の不満に対する反応」と、決定に至った理由を説明し、「今のモデルは、普通の女性より23%くらい体重が少ない」として、モデルに対する摂食障害の懸念を示すとともに、“痩せすぎモデル”を根絶する考えも含んでいるそうだ。

さらにリーベルト編集長は「一般女性とかけ離れた体重不足のモデルのために、写真を修正しなければならないのに飽きた」(英紙ガーディアンより)とも。Brigitte誌では長年に渡り、痩せすぎのモデルに肉付けを行うため、画像編集ツールの「フォトショップ」で写真を加工していたことを明かしている。

ちなみに、Brigitte誌はすでに読者モデルの募集を開始。来年に向けて急ピッチで人材発掘を進めているようだ。

しかし、こうした人気雑誌の動きに対し、ドイツのモデル界からは疑問の声も上がった。あるモデル事務所経営者は「体重が少ないモデルへの怒りは理解するが、読者が本当に一般女性を見るために雑誌を買いたがるのか」(ガーディアン紙より)と否定的。「結局、女性は美しい人がまとった服を見たいはず」と、プロモデル締め出しの決定に反発している。

また、一部評論家からは部数低迷による経費削減の中で、読者を引き付けるために話題性を狙ったキャンペーンとの批判もあるそうだ。これに対しリーベルト編集長は、起用された普通の女性にもモデルと同じ分ギャラを支払うとして、これまでと支出の総計は変わらないと反論している。

リーベルト編集長は「モデル界への宣戦布告と思わないでほしい」(MSNBCより)と業界への配慮も見せているが、果たしてこの試みは読者の支持を得られるのか、しばらく注目を集めることになりそうだ。
http://www.narinari.com/Nd/20091012412.html?xml


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