自分を過剰に演出しない。自分に嘘をつかせない。自然に、素で振る舞っている人が、輝いて見えてくる。自然体で、でも自分に自信がある感じ。いいよねぇ。
twitterで以下のようにつぶやいたように、実際の人となりと、ネットなどのメディアを通して伝わってくるイメージとの差が大きい人がいる。
一見凄そうな人も実はたいしたことなかったり、一見普通の人が実は凄かったり。何事も中庸が大事だと思う今日この頃。
— 跡部 徹さん (@atobeck) 10月 30, 2012
「一見凄そうでも実はたいしたことない人」は、「自分を過剰に演出している」人。「無理して自分の弱い部分を無理してよく見せようと虚勢をはっている」人を見る度に、ちょっと辛くなる。なんだか、かわいそうなんだよね。自己紹介を聞いているうちに、伝わってきて、できるだけ聞き流してしまう。(すいません!)
一方の「一見普通の人が実は凄い人」は、自分の優れている部分を外に伝えていないために、機会損失が起きている状態だと思う。もっとうまく伝えたらいいのに。。。もったいないなぁと感じて、手を貸したくなるし、この人を誰かに紹介しなくちゃ・・・と考えちゃう。
前者は、自分に嘘をついているから苦しくなってくるし、会った相手も虚像と実像とのギャップを感じてしまう。まるで粉飾決済でお化粧した財務諸表。それで株価を上げても心は楽しくない。後者はギャップはないものの、その分、得られたかもしれないチャンスを逃している。正直経営で技術もあり実直にやっているものの、ちゃんと広報活動ができていないために、新しい仕事が入ってこない状態。
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だからこそ、自分はできるだけ得意分野を素の状態で外に発信していきたいし、自分を無理してよく見せるようにはしたくない。(向いてないだけかもしれないけどw)
自分の得意分野以外のダメな部分もさらけ出しながら、その分得意なこともちゃんと記憶してもらえるようにしたい。前者がセルフブランディングだとしたら、後者は一見、「素のまま天然勝負」。でも、ちゃんと相手の記憶にしまわれる時には、適切なタグがついて保存される。
そんなことがちゃんとできているといいなぁ・・・。
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