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2013/07/25

ネットも人生も、つまらなくさせるかは「自分次第」


ネットがつまらないのはつまらない自分のせい

今朝読んだBlogのフレーズが刺さりました。
「ネットがつまらない」=「自分がつまらない」は言い過ぎとしても、「ネットがつまらない」=「自分のネットユースがつまらない」「自分の眺めているネットがつまらない」なので、ネットそのものが問題というより、その人自身の所業によるところ大な問題だと思う。 
シロクマの屑籠:「ネットがつまらない」≒「自分がつまらない」
 ある意味、ネットは自分の人間関係・情報源を映す鏡になってます。自分がフォローしている人、フィードに登録している情報源・・・自分が選択した結果が自分の見ている情報となります。だからこそ、「ネットがつまらない」と発言するのは、「自分がつまらない」ということをわざわざ宣言してしまっているようなものです。



ネットの仕組みが、人間社会の真理を可視化した?

でも考えてみると、この法則はネットの社会にとどまらないですよね。

「何か面白いことない?」って聞いてくる人は、面白いこと教えても、なんだかんだいって動かない。一方で、好奇心丸出しで面白いと思ったことを求めて走っていく人は、次から次と面白いコトや人との連鎖を起こしていきます

ご機嫌にしている人には、ご機嫌な話題を提供したくなるし、不機嫌な人には厭世的な話題でもするしかないか・・・と同調してしまう。

自分という受信機が情報をキャッチするのではなくて、自分という受信機にあった情報が集まってくるように社会はできているのかもしれません。

以前「お呼ばれ」する人でいることの「ありがたさ」というエントリーを書きましたが、「あの人、呼んでおいたほうが場が楽しくなるよね」と思ってもらえることはすごくありがたいことです。

特に僕のような、自分で仕事をつくっていくタイプの働き方をしている人には、お呼ばれされる愛嬌は不可欠だと思います。

仕事だって、プロジェクトに対して自分自身が主体的にのめり込む、自分ごととして貢献していくことで、何らかの信用や実績を積み重ねていくことで、次の面白い情報がやってくるようになります。

だからこそ口が裂けても「ネットがつまらない!」「人生なんてつまらない!」なんて、言えませんw 大変なことはたくさんあるけど、明るい面を見ながらご機嫌に過ごしていきたいものですね。

関連エントリー:過去の自分の好奇心が、今の自分の武器になっている

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2013/07/19

“常識”で疑問や違和感にフタをしない


よく言われることですが、海外の都市などを訪れると、自分がどっぷり浸かっている文化圏にいるときには気がつかないものが見えてきます。

看板表記だったり、サービスの基準、笑いのズレやコミュニケーションの違い、公共の場所での振る舞い、スーパーなどの陳列など、新鮮に見えてきます。

逆に考えると、新鮮な目を持った他の都市から来た人が、私たちの日常を見たら、興味深いことだらけのはずです。多くの疑問や、違和感、好奇心が湧き出てくることでしょう。

せっかくだったら、僕らの毎日を「常識の外の目」で眺めて、多くの発見や疑問を見つけ出したほうがお得です。そう思っていつもiPhoneのカメラや鞄の中に入れているカメラで気になったものを沢山メモするように撮影しています。

とにかく違和感を感じたものは写真でメモする。あとで見返してみると、普段過ごしている空間の中に潜んでいる「発見」や「不思議」に気がつくことができます。

デザイン思考などが求められているのも同じ流れだと思いますが、我々は“常識”というブロックによって、サービスやプロダクトのアイデア源である「発見」をスルーしてしまっています。

自分の疑問や違和感に素直になるためにも、意味を考えずに写真メモ、オススメです。


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2013/07/12

「日常からの脱出」を提供する仕掛け−The passenger bar@Madrid

あまりの暑さに、、、いつもとはちょっと嗜好を変えて、「日常からの脱出」を提供している仕掛けを紹介します。


via http://www.thecoolist.com/the-passenger-bar-madrid/

長距離列車での旅に出たい・・・とはいえ時間がないという人に、旅に出ている「気分」を提供しているスペインのマドリードにあるバーです。名前もずばり"The passenger"

バー自体が、もともと非日常を提供する場だと思います。職場でも家でもなく、どちらにも所属していない時間の自分と向き合える空間です。つまりバーに行く目的は、必ずしも「ドリンク」ではなく、「時間×気分」です。


via http://www.thecoolist.com/the-passenger-bar-madrid/
だからこそ、長距離列車の食堂車を模して、車窓を眺めながらくつろげる空間というのは、すごく相性の良いコンセプトだと思います。

仕組みとしては、非常にシンプル。窓のようになっている部分はスクリーンで、上部にある各プロジェクターが本物の車窓の風景映像を流しているだけです。


 



■新しい技術を活かす場所

最近取り組んでいることにも関係するのですが、現在頭を悩まさせているのは「価格のこなれていない新しい技術・新しい表現の受け入れ先」です。

割高と感じるようなものを、厭わずに購入してくれるイノベーション市場もあわせて考えていかないと、最新技術や表現を育てていくことはできません。

上記のThe passenger barの事例は、非常に示唆に富んでいると考えています。映像へのコスト、プロジェクターを複数設置して運営していくコストがかかりますが、それを上回る集客リターンが得られる設置主にとっては、リーズナブルな設備投資となるでしょう。

社会的に新しい技術や表現方法、商品を生み出すことについて語られているようですが、このリーズナブルと考えてもらえる市場を見つけるという頭の使い方も問われているのだと思います。

ただでさえ暑いのに、考えすぎて熱くなってはいけないので、この辺でw

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2013/07/05

実践家が尊敬される社会へ



外野ばかりがうるさい時代。もっと自分の時間もパワーも使って、何かにコミットしている人が尊重されてもいいはずなのに。。。

昨今、ネットだけでなく、テレビのニュースとかも含めて、もうすっかり残念な気持ちになることが多くなってきました。

そのせいかどうかはわかりませんが、コツコツと何かを続けている人、何かに自分の人生を捧げている人のお話には、余計、心を揺さぶられます。
参照:人生を“何か”に捧げた老人が今一番ヒップ!

今年に入ってから、風向きが大きく変わったなぁと思っているのが、“兆し”に関する勉強会や“未来予想ブーム”の減退です。

言い換えると、「思想家・分析家的な人に注目が集まっていたのが、実践家に注目が集まってきている」という現象です。

「今でしょ!」という言葉が流行っているのも、いつまでもぐちぐち考えていたり、情報収集を際限なく繰り返すのではなく、手元にある材料で行動に移していくタイミングだということが深層心理にあったのかもしれません。

不確定なことが多い時代に、未来を予想することよりも、自分が動くことで未来を変化させていくことにシフトしているのは、すごくいい流れだと思っています。

結局、限られた自分の時間とパワーを「何にコミットするのか?」が問われているのだと思います。その時に尊敬されるのが「実践家」であると信じています。

自分の目に触れるニュースや記事の多くが、批判家よりも、実践家が尊重される内容になっていくことを祈っております。まちがっても、コミットして動いている人を外野が気分だけで攻撃して、引きずり下ろすようなことがなきように。


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