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2013/09/17
自分を過剰に見せるマーケティングなんて、やめたらいい。
個人にも、企業にも言えることだが、自分や自社の商品を本来の姿よりもよく見せるマーケティングを続けるとおかしくなっていく。
実力よりも高い目標を置いてストレッチすることは、もちろん悪いわけじゃない。向上心を否定するつもりもない。それは努力すること、成長することで期日までにギャップを埋めることが前提になっているから。問題はギャップを放っておいて、そのままでいることだ。
この約束したものと実現できることのギャップがある状態をクライアントや他者を巻き込んでいるのに放置しているといろいろな問題を引き起こすことになる。過剰自己演出からの悪いマーケティングと、言ってしまっていいと思う。
自分を過剰に演出して売り込んだのはいいが、内容が伴わないため、お客さんにも、売り込んだ営業担当にも、要件が満たせないことがわかっている現場の担当者も・・・まわりまわって焼き畑営業経営でヤキがまわってしまう経営者にも、ツケが回ってくる・・・。
多くの人が「働き方」で悩んでいる原因の一つが、この過剰に自分たちや商品を演出してしまうマーケティングからスタートしているように思えてなりません。
本来のマーケティングは、自分たちの提供している価値によって、喜んでもらえるお客さんを出会わせるためのものであったはず。しかし、いつのまにか過剰演出マーケティングで、受注することがやめられなくなる。。。
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多くの人が感じている「丁寧に暮らしたい」「嘘をつかず自分の仕事に誇りを持ちたい」という心理は、上に書いたような“過剰自己演出からの悪いマーケティング”が背景にありそう。
自分も、必要以上に自分をよく見せようとしたりせずに、愚直に仕事に取り組む軸をぶらさないように気を引き締めなくちゃ。
自分が楽しく暮らすことを守りたいからこそ、誰かにしわよせがいくような仕事の仕方はしたくない。
今日の台風が過ぎた後のカラっと気持ちのいい秋晴れの空のような気持ちで暮らしたいからね。
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