自由大学の新キャンパス(COMMUNE246@表参道)で行われたトークショーで話をしてきました。
テーマは「学びのセンス:アンテナはってる?」というもの。
僕が話したことは、インプットのために外にアンテナを立てることよりも、自分の内部に対してちゃんとアンテナを立てることのほうが重要だいうこと。
自分の内部に向けてチューニングしている人は、なんでも知識として蓄えている人のような全方位性はありません。その代わり、自分のテーマがある分野に関しての情報を知っているだけではなく、自分で実践して積み重ねているから経験として語れます。
多くを知っていることが重要なことではありません。それはコンピューターに任せるべき仕事。どうテーマを紡いでいくのか?どう活動していくのか?こそが人間の仕事です。
だからこそ、人脈作りとか大人数での飲み会とかやっている時間があったら、定期的に一人で篭って自分の内部にチューニングするべきです。
孤独な姿を想像できない人を薄っぺらく感じるのは、そのためでしょう。一人になって自分と向き合う。自分のテーマのものに関わっていく。自分のテーマ外のことが、周りにどう思われようが切り捨てていく。付き合いでやることを減らして、自分のリソース配分を明確にする。
理想の人生を送ったとされる人物は、たいてい、取捨選択した後の偏った興味・取り組みの集合体です。外へのアンテナとか、他人との比較…とかで焦っているのは、きっと、自分へのチューニングができていないからですよ。
関連エントリー:情報収集って切りがないから、制限しといたほうがいい。
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