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2014/12/10

子育て世代に必要な"1way,2jobs"思想。両立を目指さず、公私混合しよう。


以前このブログでも書いたことのある中小企業庁からの受託事業だった自由大学クリエイティブスクール女性起業コースが先週終了しました。

僕自身が双子の育児と仕事のごちゃまぜ生活なのですが、自分で仕事を創ることをやっているので、まだなんとかやっていけています。そして、育児中なのを逆手に取って、上記のような新領域を始めてみました。

女性が働くときの選択肢とき、会社に勤めていままでどおり普通の人として働くって、企業にとっても・個人にとっても不幸だと思う時があります。企業にとっては“新しい視点”を手に入れた人を普通の人と同じ用途で使うのは損失ですし、個人としても、努力で普通の人と同じことを強いられても、スーパーウーマンでない限り無理です。

そこで、その他の選択肢として、いっそ創業するという選択肢があってもいいはずです。(創業している場合の保育園への入学資格としての点数が高くなるといいなぁ)


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前置きが長かったですが、要は「育児と仕事の両立」という目標設定は間違っている、ということを言いたいのです。

いままでどおり一人というリソースで、1(育児)+1(仕事)=2の結果を求めていて、さらにそれを精神論や努力で乗り越えている状態と言ってもいいと思います。

目指すべきは「育児と仕事の混合」であり、1way 2jobsのようないかにまとめて両方に好影響が出せるかというズルさのほうでしょう。

1way 2jobsって、飲食業などの教育でよく言われている言葉のようで、「注文取りに行ったら、ついでに下げるお皿を処理してくる」といった、いかにまとめて効率的に業務をやっていくのかという思想のようです。

もちろん育児中ということだけにあてはまる話をしたいわけではありません。以前“当事者という美味しいポジション”というエントリーを書きましたが「プライベートだったり生活の中で当事者である経験や苦労を、どう仕事にフィードバックしてやろうかというしたたかさ」をもっと奨励するべきです。

「一挙両得」は結果論のニュアンスが強いし、失敗したわけじゃないけど「転んでもただでは起きない」というようなスタンスも含まれている。そんなしっくりくることわざを、新しく創る必要があるのかもしれませんね。



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