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2008/06/01

「お勉強」ブームとその対極としての「おばかタレント」ブーム

本で圧倒的に売れているのが、「お勉強」本。
茂木さんの「脳を活かす勉強法」や
和田さんの「大人のための勉強法
本田さんの「レバレッジ勉強法」などなど
書店の店頭で見ていても、動いている感じがする棚になっています。

今後、どうなるかわからない世の中、
さらにスピードが早くなり、
成功法則がどんどん変わっていく。
そんな中で、信じられる確実な投資
=自分への教育
ということだと思います。

その恐怖感を感じている層は、「お勉強」への欲望へと走ります。
もちろん、中には勉強をしていることで安心感を得て
そこで満足している人もいると思いますが。。。

一方で、「おばかタレント」のブーム。
島田紳助が仕掛けているのだから、ちゃんと時代を読んでのことと思います。
片方に行き過ぎると揺り戻しがありますから、そこを狙っていたのかもしれません。
自分より、下の人やできない人を作って笑うことで
自分も安心するという回路が働いているものでしょう。

反応している層が違うのも、面白いところですが、
時代的な背景はまったく同じだと思っています。
先が見えないことの恐怖感から片方は「お勉強」することで安心し、
もう一方は、「おばかタレント」を見ることで安心する。

この二つの層の反応が、
他のヒット商品でも表れてきているのが
この時代の面白いところだと見ています。

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