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2009/08/24

編集長の役割とは? 仕事をする前に自分なりの職務定義を考えよう!

前回のエントリーに引き続き、サラリーマン時代に考えていた
「仕事のありかた」について書いておきたいと思います。
表題にあるように「編集長との役割とは?」です。
実は、自分が編集長になるときに、
編集長にもいろいろタイプがあることを考慮した上で
果たして、自分がやるべきことは何かを考えました。
結果、「飲食店のオーナーシェフ型編集長」
ベストなのではないか、という結論に至りました。

対極にあるのは、「飲食店のシェフ型編集長」です。

2つの違いは、前者は収益責任まで負うことになり、
後者は、ユーザー集客、満足度を上げることに特化することになります。


もちろん、収益責任を持ち出すと
読者のみにむかって純粋に求められる記事が作れなくなるので
編集長の役割はユーザー数という考え方もあると思っています。
シェフ型編集長ももちろん間違いではないと思っています。
ただ、自分の場合どちらをやりたいか?と考えたときに
オーナーシェフ型編集長」を選択しました。
いいものを作っていても、商売的に失敗していたら
意味がないと考えていたからです。
読者に喜ばれて、商売(クライアント、自社にも喜ばれる)にも成功するを
目指したというのは、リクルートで洗脳(笑)されたからかもしれませんが。


オーナー型編集長の業務は以下のループになります。

■1
自分のお店の「売り」を何にするのか?
求められていることは何なのかを明確にする。
社会に提供する「とんがり」「提案の方向」を打ち出す。

■2
自分のチームの収益や能力を考えた上で
どこに資源を投下するのかを上記に基づいて決定する。

■3
オーナーシェフであるのは、シェフ自らが
商品の売りを最終ジャッジ者としてコントロールする。
そして、プロモーションも「売り」が
きちんと訴求できているのかを統括する。

■4
そして、お店の売上げ、収益にも責任をもって
打ち出したものによって、「結果」がどうなったかを確認。
その結果によって、1で立てた方向性を再確認する。
1の修正を行う。

■5
1〜4のループを続けながら
「扇型の螺旋階段」を登っているイメージで
媒体自体を、どんどん強くしていく。


<まとめ>
一番メッセージしたかったことは以下のことです。

手垢のついた「職種役割」であっても
自分なりにどんな「職種役割」を目指すのかを再定義してみてください。

自分がやりたいことと、会社に求められていることを
うまく重ね合わせることが必要ですから。


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2009/08/17

「人生を会社に盗まれるな!」自分の希少性を高めるために、サラリーマン時代から意識していたこと。

数日前、リクルート時代の後輩たちから、新規事業の件で相談を受けました。

そのときに、質問されて引っかかっているのが
「起業するのに、いつごろから準備されていましたか?」という質問です。

なぜ、引っかかったのかというと「準備」という意識がなかったからです。
起業することはもともと決まっていて、そのことを意識して過ごしていたので
準備期間という印象は全くありませんでした。

普通は、数年前からとか、半年前から準備を始めるものなのでしょうか?


さて、本題です。

そうやって考えてみると、私の場合は起業することを前提に
自分のキャリアをサラリーマン時代に意識的に作ってきていたことに気づきました。

はっきりいって、打算的。かなり計算していたと思います。

もちろん、入社当初は自分のポジションや仕事は選べるものではありません。
目の前のものにもくもくと取り組み、かなりごちゃごちゃとやりながら
自分の最初の社会人としての足場を作る作業です。

私にとっては、「雑誌編集者のスキル」が社会人としての足場になりました。
その後、一つ大きな目線である「雑誌一冊をより売れるものにするスキル」。
次には「雑誌というスキームを使って、ビジネスを立ち上げるスキル」に挑戦。
つまり、足場を構築したところから、
どんどん縦方向にむかってキャリアを積み上げていきました。
文字通りキャリアアップというやつです。

その後、これ以上縦に積み上げるよりは、横に増やすことを意識し
雑誌から、ネットやケータイのモデル、フリーペーパーモデルのキャリアを作りました。
意識していたのは、メディアモデルの横展開です。
縦で積んできたスキルがあったため、横展開は新しいことを吸収しつつも
いままでのスキルが活かしながらチャレンジできるので、スピーディに学べました。

この横展開をするときに、意識していたのは
情報誌もネットもケータイもフリーペーパーのモデルを経験していていることが
かなりの希少性となるということです。
この分野でもっとも「見晴らしがいい」と思われている
リクルートでの経験のため、さらに価値があると計算していました。

そして、上記のキャリアまでそろったときに
起業するために、会社と話し合いを始めたわけです。
とはいえ、なかなかすんなり辞めさせてもらえるわけでもなく
もう一つやってから辞めろというというころに落ち着きました。

そこで、自分のキャリアを見渡した上で考えたことが
「メディア側の横展開は十分経験した」ということ。
そして、自分が経験してきたのは「広告ビジネスでの課金モデルだけだ」ということ。
課金モデルでの横展開としてのキャリアが足りないと判断しました。

そのため、リクルートでの最後のキャリアを「通販ユニット」。
つまり「物販・通販での課金モデル」を経験することを選択しました。

うまく、語れているかわかりませんが
自分の希少価値を高めていくためには、
今後ますます自分のキャリアマップを意識する必要性があると思います。

ここまで、紹介したのはあくまで私の希少価値アップの切り口でしたが
世の中には、いろいろな切り口がまだまだ転がっているはずです。

また、上記のようなキャリアマップをイメージしていると
私の中では、まだ経験していない白地スキルが見えてきます。
その分野を補強するための勉強を続けています。
(鋭い方はお気づきのように、個人課金モデルが未経験分野です)


「人生を会社に盗まれないように、戦略的にキャリアマップ」を描いてください。

会社に利用されずに、自分で自分のキャリアを築いていってください。
自分のキャリアマップ上に今の仕事があれば、
会社があなたを利用していようがそれはWINWINの関係なのです。

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2009/08/09

ユーザーマーケティング担当者必読!「考えなしの行動?」IDEO著

ものすごい本に出会ってしまった!
今までも、IDEOの本はすべて評価してきましたが、この本もすばらしいです。


民俗学、行動心理学のように
ユーザーの行動を研究して、そこから商品デザインや
ユーザーインターフェイスを作成していくのがIDEOの手法です。


その基になる、人間の無意識の行動を
おもしろおかしく写真事例豊富に紹介している本です。


・「自転車のかご」をゴミ箱として利用してしまう行動
・傘を服のポケットにひっかけることで両手が自由にする行動
・Tシャツにサングラスをひっかける保管行動
・ジョギングのときに、靴紐にカギをしまう行動
などなど。


なるほどなぁ。確かにあるよなぁという人間の行動に気づかせてくれます。
これをちゃんと発見した上で、デザインに落とせているかが大きいわけですよね。


最近もたくさんの本を読んでいるのでが、
blogで紹介しようというまでの想いがなかなか持てなかったのですが
この「考えなしの行動?」は紹介するところまで体が動きました。


アイデアが必要なときの、リファレンス本として
一冊あると気分転換にめくりながら「ひらめき」が産まれそうです。




楽天

夏休みにじっくりと、本当のデザイン。
ユーザーインターフェイスについて勉強したい人は
こちらの名著もあわせてどうぞ。


楽天


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2009/08/03

日本のネット広告比率は、まだまだ低い!?















カナダのインタラクティブ協会が出したデータに
電通が発表した日本のデータを加えたものとのこと。
出典

これが本当ならば、日本の新聞社がまだつぶれないのも
ちょっとは理解できるかもしれない。
しかし、世界でもweb広告によって、従来は広告をやってこなかった
個人や個人商店、中小企業が広告を行うことで、パイが増えてきてはずです。
そのなかで、マス広告を行っていた大企業が徐々にweb広告に
動き出してきているという段階にすぎないと思っています。

なんとなくの「お付き合い」で、
マス向けに予算化されたものを費消している広告担当者も
旧態依然とした企業ではまだまだ多いはずです。

そして、そのような旧態依然とした横並び大好きな企業群が
他企業がwebに取り組むようになると、
「右へ倣え!」でwebに出広してくるようになるでしょう。
そうなってきたとき、はじめてメディア企業の統廃合が起きるのでしょう。

どちらにしろ、新聞・テレビなどの既得権型旧来マスメディアから
より価値ある情報を流す個人、費用対効果の高い媒体に
スライドが起きるのは間違いないでしょう。

あとは、広告(特にテレビCMなどの大型キャンペーン)が担っていた
「面白さ」や「人を楽しませる」ことで好感度をもってもらうような
ブランドプロモーション的な位置づけのものは、
直接的にエンタテイメント領域のコンテンツとして分かれていくような気がしています。

販促→効果のいい媒体。個人へ
広宣→エンタテイメント産業へ

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7月最終週の振り返り。いろいろな人と会って刺激を受け続けよう!

ついに8月に入りました。
先週も、バタバタと動いていましたが、
印象に残ったことが二つあったのでメモしておきます。

一つは、先週7月29日 クラブキングさんのクラブディクショナリー
ご招待いただき、なんだかとても刺激を受けました。
もちろん、いつもいろいろと刺激をいただくのですが
中西俊夫さん(PLASTICS etc.)とシーナ&ロケッツのライブは
別格で、いろいろと感じました。



















ずっと、長いことやってきた人同士が
いい空気感の中で、一緒にやったときの音楽というのが
なにか、今の自分にとても訴えるものがありました。
まだまだ、このエイジング目指して頑張らなくちゃという気になり、
そして、エイジングを感じさせないフットワークが素敵だなぁ、と。


二つめは、7月30日に、一緒に飲みに行った方々です。
非常に勢いのあるファッション系メディア会社の役員の方ですが、
ずっと現場でやってきた経験とnetという経験を組み合わせた上で
今の自分があるということを意識されていました。
この地に足がついている感は、自分も大切にしていきたいなぁと素直に思いました。


8月も、お盆休みがあるためやること盛り沢山で、
凝縮した日々をおくる必要性がありますが
こういう仕事に大切なことを忘れずに頑張りますね。
糸井重里さんがよくいう「多忙は怠惰の隠れ蓑」にならないように。。。


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2009/08/01

MobileMeの不具合で悩まされる日々。

先週からだが、アップルのMobileMeの調子が非常に悪い。

現在、関わっている進行中の案件に関しては
ほとんど、このMobileMeのiDisk内に置いて作業しています。
そのため、非常に不便な状況に陥っています。

iPhone用のiDiskアプリがリリースされたのが昨日。7月31日。

なのに、本日も不具合が続いている。。。
今日もまたこのメンテナンス画面です。。。


















MobileMeが登場したときのトラブルが解消して安定したと思ったら、また。。。
昨年の大トラブルほどではないとは思いますが
毎年の恒例行事として受け止めるしかないのかもしれません。

無料のサービスであれば、我慢できるのですが
有料サービスである以上、致命的ですよね。



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