「走りながら考える」。この言葉からいろいろ解釈できるけれど、僕の解釈はこうだ。
走ってみないと見えてこない情報こそ、自分の進む道を考えるのに値する情報だ。だからこそ、机上で考え続けるのではなく、まず動き始める、人にヒアリングを始める、自分がやろうとしていることを表明してみる、やり始めてみる・・・。
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ネットで何でも検索できるようになってきている時代に、すでに解答の出ていることを知っている人の価値は相対的に低くなってしまった。一方で、価値が増してきているのは「現在進行系で課題に取り組んでいる人の知恵」だ。
そして、現在進行系の課題に取り組んでいる人の知恵には、まだ普遍的な解答になっていない部分=その人ならではの属人的な理由や要因が混じっている。
この属人的な部分がすごく大事な部分だ。普遍的な「誰でも活用できる解答」が求められ溢れている中で、その人だからこそ選んだ方法・使えた手法に問題解決のヒントがある。さらに、そこにはストーリーがある。問いと解答というQ&Aでは表せない、その解決に至った物語がある。
個人の生き方・暮らし方・働き方を考える人にとって、走りながら考え、属人的な話を聞き、自分が持つ属人的機会を発見して、チャレンジしてみることが有効だ。とにかく、まずは動かないと情報も入ってこない。
実は、属人的なことが嫌われる企業の中でも、新規事業を起こすときにも、まったく同じことが言えるのだけれども。
と、今日も書くことないなぁと思いつつも、書きながら考えて見たらこんなエントリーができました。書き始めて良かったぁ。
関連エントリー:「実践家が尊敬される社会へ」
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