11月12月は仕事で、国内6地域を回る予定です。山形、三島、沼津、八戸、ときがわ、佐久。その後もまだ続くかも?
まだ山形出張が終わったばかりなのですが、いろいろと勉強になることばかりでした。共通するのは、自分たちの環境(自然の環境、持っている技能、周囲にいる人のネットワーク・・・)を受け入れ“工夫”して、楽しんでいるということです。
真下慶治記念美術館
例えば、上の写真の真下慶治記念美術館。最上川を描き続けた画家の記念館だけあって、曲がりながら山形県内を流れる最上川を借景として建てられた素晴らしい建物でした。安い資材なども使った木造の建物ですが、これこそ予算だけでは買えないものの典型かもしれません。住んでいる人には、自分たちが住んでいる地域の素晴らしさを再認識させてくれる場所となり、外から来た人たちには、この地域の豊かさや根底に流れる文化を感じさせてくれる美術館です。
OUTDOOR SHOP DECEMBER
小さなお店には、自分たちで建てた山小屋風の溜まり場も併設。きっとお客さんというよりも同じ仲間としていろいろと語り合ったり、次の遊びを企んでいるんでしょうね。道具からアパレルまで、お二人のセンスが好きでいろいろと買ってしまいました。
他にも素敵な場所はたくさんあったのですが、長くなるのでこの辺で。
口ではなく、手を動かして身の周りを変える
旅をすると本当に凄いなぁ、かっこいいなぁ、素敵だなぁ、と思える人と出会える確立が高くなる。僕が旅に出る目的が、世の中の基準とは関係なく、自分たちが面白いと思うもの、自分たちの環境だからこそ楽しめることをやっている人たちに会いにいくことだからかもしれない。
そしてもう一つ大きな共通点は、地方で自分たちの環境を楽しんでいる人たちは広義の「ものづくり」を行っているということ。何かを産み出している人は、自分の環境を自分たちでより面白くすることができる。
都会に住んでいる人は、口を動かして不満とか言っている暇に、地方にいる人は、手を動かして身の周りを面白くしている。
この対比を感じながら、都会にも「クラフトマンシップ」を持ち込むことで、まだ可能性はあるはずだと信じている。
関連エントリー:ネットも人生も、つまらなくさせるかは「自分次第」
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