「流通」をターゲットにあわせて決められる自由度だった。
情報誌は、コンビニや書店などの流通網に頼るため
そこにいかない人たちにはリーチができなかった。
ターゲットを特定しても、本の流通網が行き届いていない場所には
配本できないし、置くわけにはいかない。
HTMLからXMLの世界へ
WEBからフィードへと変わっていく。
これは、上に書いた
「情報誌とフリーペーパーの使い分け」と同じようなものだと捉えた。
フィードは、新しく更新されたときに
そのターゲットに配信が可能になる。
広域向けから狭域向けに変更してもメディアが成り立つようになるということだ。
一方で、紙の世界ともっとも異なるのが
フィードによって、受け手側が自分向けのメディアを
たくさんのフィード情報をセレクトすることで作ることになるということ。
自分で情報源を選び、それをまとめて読んでいるフィードリーダーやRSSリーダーが
カスタマイズされたメディアとなってくる。
そうなってくれば、
同じような情報源を選んでいる人同士を
つなげることで共感が生まれたり、
新しい知の創造ができやすい環境をつくることができるかもしれない。
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以上のようなことをこの本を読んで考えていました。
もうちょっと未来を読む必要がありそうですね。思考メモでした。
フィードがグーグルの世界を阻止する!
ウェブからリアルへの逆流が始まった
小川浩
まえがき
序章フィードなしにはウェブ2.0は進化しない
第1章ウェブ2.0とは何だったのか
第2章多様化するウェブの世界
第3章ウェブ2.0からフィード2.0へ
第4章2007年はフィードビジネス元年
第5章グーグルはフィードでも覇者であり続けるか
第6章もっと深くフィードを理解するキーワード
第7章フィード2.0時代のビジネスモデル
第8章新しいパラダイムの誕生
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