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2009/11/03

日経TRENDY「2009年ヒット商品ベスト30」から空気読み

今年も日経トレンディから「ヒット商品ベスト30」が発表されました。
傾向を分析する前に、ざっと順位を紹介します。


1位  プリウス&インサイト
2位  キリン フリー
3位  ドラゴンクエストIX 星空の守り人
4位  抗インフルエンザグッズ
5位  国宝 阿修羅展
6位  ドット入り罫線ノート
7位  ウーノ フォグバー
8位  ポメラ
9位  蒸気レスIH
10位  990円ジーンズ
11位  フィッツ
12位  ルクエ
13位  ランコム オシィラシオン
14位  iPhone 3GS
15位  OLYMPUS PEN
16位  超字幕シリーズ
17位  sweet&ブランドムック
18位  まきばの空
19位  い・ろ・は・す
20位  ピアンタ FV200
21位  ブローネ 泡カラー
22位  オバマ演説本
23位  ふんわり食パン
24位  1000円高速
25位  1Q84
26位  ハイボール
27位  FOREVER 21
28位  リアップX5
29位  エコポイントテレビ
30位  ウォン安韓国旅行
※ちなみに、2008年はこちら

大きくくくっていくと以下の様なまとまりでしょうか?

■「デフレ&節約要因」
言うまでもありませんが。
価格と価値の驚きと、ランニングコストを抑える方向ですね。
プリウス&インサイト 990円ジーンズ 1000円高速 FOREVER21


■「嗜好の変化 特に若年層」
若年層の○○離れ、何がイケてるのかでのリニュアルヒットですね。
キリンフリー ウーノフォグバー フィッツ い・ろ・は・す
ハイボール



■「嗜好の変化 特にアラサーからアラフォー」
使い勝手や気にする部分をうまく補ったヒットですね。
ブローネ泡カラー リアップX5 まきばの空



■「外的環境変化への適合要因」
これは、もうスピードですね。好機を捉えていかにスピーディに商品化するのか。
抗インフルエンザグッズ エコポイントテレビ ウォン安韓国旅行
オバマ演説本


■「機能特化&シンプル化」
目的を明確にして、切り落とす部分をそぎ落として商品化したもの。
ポメラ ドット入り罫線ノート 超字幕シリーズ 蒸気レスIH


■「一手間かける 手作りへの憬れ」
一手間かけるということを狙ってヒットしたものですね。
料理の一手間、写真のちょっとしたこだわり、家庭菜園への憧れ
ルクエ OLYMPUS PEN ピアンタ

■ニーズに直球で応えたモノ
それぞれありますが、消費者の欲しい理由を直球に応えて商品化したものたち。
まきばの空 sweet&ブランドムック ふんわり食パン
ランコムオシィラシオン 蒸気レスIH

■ぽっかり空いた心を満たしてくれるもの
エンタテイメントということもありますが、何か心に空いた部分を埋めてくれるところがヒットになっているようです。
夢中になれるもの:1Q84 ドラゴンクエストIX 星空の守り人
日本の歴史、美しさの再発見、圧巻:国宝 阿修羅展


日経トレンディのヒット30も参考にはなるのですが、
全体傾向をもっと分析して発表したほうがニュースになりそうです。
実は、上のヒット絡み得てきた「要因」で他の隠れたヒットや傾向を見てみるといろいろと同じ所にぶら下がる商品がありますから。

で、思ったのですが
iPhone 3GSはどこに入るんだろう?
価格戦略や乗り換え戦術なども含めて考えて、価値>価格の「デフレ&節約要因」に入るべきなんでしょうかね。iPhone3Gの時とは違いますから。


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2009/11/02

「NHKクリエイティブ・ライブラリー」がスゴイ!

NHKが過去のアーカイブから、「生きもの」「日本や世界の風景」「地球・環境」などの映像素材を無料公開するサービスを始めました。





















http://cgi2.nhk.or.jp/creative/cgi/page/Top.cgi


ちょっと前までは、この手の素材を使うためには、素材集などを購入して編集していましたが、今やなんと無料でNHKが公開してくれます。さらに、今後素材を増やしてくれるそうです。

ただし、提供されているものを眺めていただければお気づきのように、権利関係がややこしくない「動物」「自然」素材となっているのが現状。

人物が入っているような素材は、レンタルフォトや素材サービスでも人気カテゴリーですから、イメージ素材なども権利をクリアにした上で提供してもらいたいものです。特に、ニュースなどで「資料映像」というカタチで使用されているものなどの提供を期待しています。


こうやって、公共財として過去のアーカイブを共有しれてくると、「公共放送」としての役割を担ってもらっている気が正直、やっとしました。


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2009/10/26

U2がyoutubeでLIVEを公開しているときに、小学館は小学5年生・6年生を休刊する時代。

U2がライブをYOUTUBEで無料で全世界に向けて公開中継を行いました。

もちろん、ものすごい人数の観客も入っているわけで、
ライブのクオリティも、映像のクオリティもカメラを何台も駆使していて当然無料とは思えないもの。






















すでに有料とか無料とかは関係なく、
アテンションを集められて、人を呼び込め、
その時間を他のことに浮気させずに、滞留させられるかが
コンテンツ力によってはっきりと差が出てしまう世界。

そして、何よりtwitterなどで全世界の人が見ていることを感じさせる仕組みがサイトにあり、よりメッセージ性の高いライブになっていました。

よくよく考えてみると中学の時には、U2のライブ見たさに映画館に「RATTLE AND HUM 魂の叫び」というライブ映画を見るために何度も通いました。(それに、中学の時にU2のコピーバンドやったしなぁ)。これ、入場料で課金できていた時代ですよね。その後もライブにも何度か言ったことあるし・・・。

それが今や、無料。
音楽配信の時代になり、YOUTUBEで楽曲見れる時代になり、アーティストはライブでお金を儲けるということが言われてきました。しかし、そのライブすら無料で公開です。

自分の中でも結論は出ていませんが、収益モデルなんてどうでもいい時代が来たのかもしれません。そんなことより、メッセージが多くの人に発信して、世界中が繋がってくれればいいのに。。。と、そんな時代なのかもしれません。


■
さて、その裏でまたもや雑誌休刊の話です。
ちょうどU2のライブを見ているときにtwitterで流れていたのですが、
小学館が小学5年生と6年生を休刊だそうです。


少子化とかいろいろ問題はあると思いますが、
広告モデルと販売収入モデルをベースとした雑誌の仕組みは急速に色あせているようです。
特に、残念ながら広告モデルの衰退は悲しい限りです。
広告モデルは、CPAが丸見えになってきている今においてはデフレ化するのは自明です。

一方で、無料で情報を公開して人を集めて、
すばらしい体験を提供しているものがたくさんあるわけで、
これ以上の体験を有料のものは提供しなくちゃいけないと考えると気が遠くなります。

と思って、小学5年生と6年生の目次を見てみたら。。。
これほとんど同じコンテンツ。。。さらに、今のテレビと同じで
映画の宣伝や番宣絡みのタレントコンテンツが中心。
これじゃあ、お金出すわけがない!








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2009/10/24

お店のリピート率を上げるためのコースターでの工夫。

最寄り駅(池尻大橋駅)にある書店の隣がプロント。
そのため、本を購入してすぐに読もうと思ったときに重宝しています。

さて、そのプロントであるときから気がついたのですが
コースターがどうやら何種類もあるらしいです。
iPhoneで撮影したものだけでも3種類入っていました。














果たして、何種類のバリエーションが存在しているものやら。
経営側からしたら「一種類」で事足りるものを
わざわざ「複数」パターン作成し、さらに小粋なメッセージを準備している。
こういうことでリピート率が上がるかどうかわかりませんが、
そういう大義名分が成り立って、その上で「遊び」ができているのなら
ハッピーなことです。

広告が元気な時代には、こういった「遊び」が当たり前だったのですが。。。

少なくとも、僕はプロントの印象が良くなっています。

■
さて、飲食店の事例でもう一つ。

























お店のナプキンに電話番号が手書き風に印刷してあります。
「誰かがメモったものだったのでは?」とドキッとしますね。
しっかりと注目を集めています。

こういうアイデア大好きです。


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2009/10/19

JFW×スヌーピー。各ブランドがスヌーピーの衣装で表現。

本日からJFW(ジャパン・ファッション・ウィーク)です。
東京ミッドタウンでは、スヌーピー60周年と併せて
各有名ブランドがスヌーピーの衣装をデザインしたものを展示してあります。


























こういう制約のあるお題のほうが、各ブランドの特徴が凝縮されて面白いですね。
自分のアーカイブのためにも、ここで紹介しておきます。ちなみに、よりによってiPhone 3GSしか持っていなかったのでこんな画像です。ごめんなさい。



■BALENCIAGA

























■CHANEL

























■Chloe

























■DIANE von FURSTENBERG

























■G.V.G.V.

























■GIVENCHY

























■Hermes

























■Jean Paul Gaultier

























■Karl Lagerfeld

























■TSUMORI CHISATO

























と、10ブランドが展示してありました。
写真を見てもらうと、こんなミニマムな条件で各ブランドが表現されているのが驚きますよね。やはり、ブランドはロゴがなくてもちゃんと伝わるオリジナルがあるかどうかだと再認識しました。


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2009/10/16

韓国での「アラサー&アラフォー」生態を表す用語。「ごぼう男」「トーイ男」「鉄壁女」etc.

JMNのメルマガでYounghee Ahn(アン・ヨンヒ)さんが書いていた韓国のアラサー&アラフォーの生態を表す用語が面白かったので、紹介します。

韓国に、日本から「草食男」と「干物女」という用語が輸入されたそうです。
逆に、韓国にもこの手のあるクラスターの生態を表す用語がいろいろうまれているようです。この辺の「視点」と「メタファー」は日本に輸入しても面白いですよね。

■男性
「ごぼう男」:のり巻きに入っているひょろ長いごぼうのようにしまりがなく小心者。だが、純粋な魅力があり女性の母性本能をくすぐる男

「トーイ男」:歌手の「トーイ(TOY)が歌う世界のように、ロマンチックな人生を送る感受性豊かでナルシズムの強い20代後半から30代半ばの男性

「品切れ男」:早々と結婚を決めてしまった男

「返品男」:交際または結婚を解消した男性

「獣(けもの)男」:肉食男の意味と同じ

■女性
「鉄壁女」:恋愛はしたいけれど、恋愛に対する理想が高く、プライドも強いので自分の理想に満たない男性のアプローチを最初からシャットアウトしてしまう女」


「印象女」:いつも笑っているいい印象の魅力的な女性

「エッジ女」:韓国ドラマ『スタイル』から出た用語で、洗練されたきれいな女性

「品切れ女」:結婚してしまった女性

「返品女」:交際または結婚を解消した女性


特に「鉄壁女」なんて、そのままだし輸入してもいい表現だと思います。


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2009/10/14

「ドラッカー入門」にやはり書いてあった!

先日、ほぼ日で特集をやっていて、すぐに注文した「ドラッカー入門」。いままでも何冊も読んできたのですが、この一冊でまたいろいろなことに気づけました。こんなこと書いてあったんだ!

読書ってタイミングで、自分の今興味あることを多く吸収するので、このようなエッセンスがちりばめられている入門書は一冊手元に置いて、繰り返し読むのに効果的だと思いました。


今回、ちょうど。自分の本の原稿執筆をずっと続けて、一通り原稿を渡せたタイミングだったこともあり、その気分で読んでいました。そしたら、やはり。「すでにドラッカーが言っていたんだね」という部分を見つけてしまいました。

こういう視点が、新しい企画の視点になります。やはり、すごいな。ドラッカーは。

ちょっと抜粋しておきます。(ドラッカー入門より)

イノベーションの7つの種

第一が、予期せぬ成功。あるいは「予期せぬこと」すべてである。
変な客が来たら、それが本当の客かもしれないとの意識をもつ。
「このような物はありますか」「このようなサービスはありますか」との問い合わせに、
「うちでは扱っていません」と一言で答えることを止める。

第二が、ギャップである。あらゆる種類のギャップである。私は子供の頃から、なぜ理髪店では一時間を要し、かなりの料金をとられるのかがわからなかった。いまや、あなたの時間を大事にしますという10分1000円のカットサロンが大繁盛である。

第三が、ニーズである。必要は発明の母という当たり前のことである。

第四が、産業構造の変化である。いまのIT産業がこれである。

第五が、人口構造の変化である。まさに今日の高齢化の進行が、イノベーションの宝庫となるはずである。いまだ流通業さえ、この膨大な層を捉えていない。とくに自らの恒例を意識していない高齢者を捉えていない。新たな労働力としての高齢者も捉えていない。

第六が、意識の変化である。すでに健康意識が、あらゆる種類の健康産業を生み出しつつある。ジムは花盛り、サプリメントも百花繚乱、長者番付ではサプリメントの起業家が一位である。テレビ番組から書籍、雑誌まで健康ブーム、ついには健康度をチェックする機器が現れ、健康博が開かれるにいたった。ラーメンを注文すると、油抜きにしますかと聞くラーメン屋さんが現れた。

第七が、発明発見である。しかしドラッカーが調べたところでは、これがイノベーションの種としては一番難しく、打率も一番低いということだった。





イノベーションを起こすためには、時代の空気を読め!




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