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2014/12/26
[今年の振り返り]疑問は武器、危機は機会、仕事は研究、変化は能力、効率より混沌etc.
一年という区切りが社会で共有できているおかげで、12月31日と1月1日の間には大きな断層があります。今日が終わって明日が始まるだけなのですが。これって毎日繰り返されていることなんですよね。
一年という区切りのおかげで、12月は本当に忙しい時期でした。そしてせっかくある区切りなので、心を落ち着けて2014年をこのBlogを眺めながら振り返ってみました。
2014年のBlogを見返してみると、書いてきたモットーは以下のようになりました。
・移動は投資
・失敗は財産
・疑問は武器
・危機は機会
・仕事は研究
・生涯学習仕事
・変化は能力
・効率より混沌
・文句より改善
・努力の目利き
・見るべきは自分
双子の育児が本格化し、保育園に行っている間が仕事ができるコアタイム。それ以外は基本育児時間。これが大きな環境の変化であり、いい感じで負荷がかかってこの環境でやれることをやっていくことに愉しみを持てた一年。(前向きにいえばw)
まさに“危機は機会”。結果的に労働時間が減って売上が上がっているのはいいことではないかと思っています。(もちろん売上を上げることが目的ではないのですが)。夜の飲み会にもまず参加できないわけで、そういったものも含めるとドラスティックに自分のライフスタイルが変わった年です。
一方で激減したのが“お茶飲み話”的なゆとりある一見無駄と思えるようなおしゃべり時間。どうしても限られた時間で人並みに…と考えるとこういった時間が大きく削られてしまいました。。。
−−−
2015年は「移動は投資」の分を、取り戻していきたいと考えています。もちろん今年も家族親族の協力で移動は思った以上にできているのですが、移動できる能力がある家族になっておきたいなぁとあらためて思っています。
移動することで、日常を旅人のように捉える目を養う。環境変化に柔軟に対応できるようにしておく。好奇心を中心とした移動しながらの仕事を組み立てていく。目についた差異に疑問を持ち自分の頭で考えていく…といったように上に書いたモットーを誘発するのが移動だからです。
と考えていくと、2015年も“この環境である”ことを愉しんで暮らしていこうという気になってきました。来年もよろしくお願い致します。
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2014/12/10
子育て世代に必要な"1way,2jobs"思想。両立を目指さず、公私混合しよう。
以前このブログでも書いたことのある中小企業庁からの受託事業だった自由大学クリエイティブスクール女性起業コースが先週終了しました。
僕自身が双子の育児と仕事のごちゃまぜ生活なのですが、自分で仕事を創ることをやっているので、まだなんとかやっていけています。そして、育児中なのを逆手に取って、上記のような新領域を始めてみました。
女性が働くときの選択肢とき、会社に勤めていままでどおり普通の人として働くって、企業にとっても・個人にとっても不幸だと思う時があります。企業にとっては“新しい視点”を手に入れた人を普通の人と同じ用途で使うのは損失ですし、個人としても、努力で普通の人と同じことを強いられても、スーパーウーマンでない限り無理です。
そこで、その他の選択肢として、いっそ創業するという選択肢があってもいいはずです。(創業している場合の保育園への入学資格としての点数が高くなるといいなぁ)
−−−
前置きが長かったですが、要は「育児と仕事の両立」という目標設定は間違っている、ということを言いたいのです。
いままでどおり一人というリソースで、1(育児)+1(仕事)=2の結果を求めていて、さらにそれを精神論や努力で乗り越えている状態と言ってもいいと思います。
目指すべきは「育児と仕事の混合」であり、1way 2jobsのようないかにまとめて両方に好影響が出せるかというズルさのほうでしょう。
1way 2jobsって、飲食業などの教育でよく言われている言葉のようで、「注文取りに行ったら、ついでに下げるお皿を処理してくる」といった、いかにまとめて効率的に業務をやっていくのかという思想のようです。
もちろん育児中ということだけにあてはまる話をしたいわけではありません。以前“当事者という美味しいポジション”というエントリーを書きましたが「プライベートだったり生活の中で当事者である経験や苦労を、どう仕事にフィードバックしてやろうかというしたたかさ」をもっと奨励するべきです。
「一挙両得」は結果論のニュアンスが強いし、失敗したわけじゃないけど「転んでもただでは起きない」というようなスタンスも含まれている。そんなしっくりくることわざを、新しく創る必要があるのかもしれませんね。
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