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2008/10/17

ただの突起が東京メトロが「空気が読める」姿勢を示しています。

本日、銀座線上野駅のきっぷ売り場で発見した
「思いやり」画像です。
「傘・杖をお掛けください」と表示してあります。
なかなか「空気を読んだ」思いやり物です。
切符を購入するときに
両手がふさがっていることがよくあります。
鞄などの荷物は台に乗せたり、
足下に置くなどの選択肢があります。
しかし、傘は。。。(私は、杖まで空気読めなかった)
こんなちょっとの突起物を置くだけで
東京メトロは、なかなか空気が読めるやつだと思ってもらえますよね。


カスタマー目線で、何を改善したら喜んでもらえるのか?
このサービス精神を最低限のコストで導入しているところは立派。
セブンイレブンのレジ前にある荷物置き場もそうですよね。


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2008/10/16

考え方が近い! 鳥井シンゴさんの「儲かる発想」

最近、アイデアや発想について
自分がリクルートでやってきた方法を
体系化する作業をやっていました。

そこで、世にある発想法やアイデア出しの本を
いろいろと見ていたのですが、
ずばり共感したのがこの本 です。

鳥井シンゴさんのユーザー目線で
不満や改善策を考えるやわらかさもすばらしいと思いましたが、
「誰もが損をしない仕組みをつくる」というスタンスが大好きです。

ただアイデアを考えただけじゃなくて、
3C(カスタマー、クライアント、自社)が
メリットを享受できるところまで
企画をブラッシュアップするところ。

アイデアを考えたときに、どこに持って行くことが
マーケティング的に一番幸せになるのかを
考えている視点などとてもとても共感しました。

このサイトで常々書いていることですが、
僕個人としては、こういうスタンスで仕事ができている人を
尊敬しています。本当のクリエーターって、自分よがりではなく
ちゃんと世の中がハッピーになるところ(=だから儲かる)まで
ブラッシュアップできる人だと思ってます。
※だから、僕は空気が読めることが大事だと思っています

150ページぐらいの薄い本ですぐ読めますが
僕は、ものすごく勇気をもらいました!
会ってみたいなぁ。



マーケットと儲けのネタをヒモづけよう!
 ビジネスマンのための「儲かる発想」

〜以下、アマゾンより引用〜

著者について
■鳥井シンゴ(とりい しんご)1973年東京生まれ。グラフィックデザイナー&発案家。
ブランディング、代理店、雑誌編集、印刷企画を経て鳥井シンゴデザイン事務所として独立。広告における結果や、マーケティングについて考えながら、より良い広告やサービス、製品を実現するため、アイデア構築支援からデザイン、製品製造までのプロセスを支援。現在、鳥井シンゴデザイン事務所代表、株式会社ヒマナイヌ、株式会社エムログ等、数社取締役・顧問を務める。

プロローグ ちょっとだけ違う考えをすれば、誰もが驚くアイデアを思いつく
第1話 会社のロゴをQRコードにする 
第2話 広告入りの傘を売る 
第3話 サンプルを有料で売る 
第4話 水をiPodよりも高額で売る 
第5話 1枚のメモを1億円にする方法 
第6話 使える情報を記憶する 
第7話 小学生の感覚を忘れるな 
第8話 8倍長持ちする電球の使い道 
第9話 青いTシャツがなぜバカ売れしたのか 
第10話 デメリットを一つ一つ消していこう 
第11話 これが僕のアイデアビジネスの方法 
第12話 アイデアビジネスをスタートするための7DAYSトレーニング 
第13話 趣味でもとことんやれば大成功する 
第14話 稼ぐ目的を持つと稼げるようになるものだ 
第15話 ディズニーランドのお客はアトラクションを買いに来るのか? 
第16話 選択肢を一つに絞ると次の一歩がすぐに出るようになる
第17話 誰でも公平にある財産が与えられている 
エピローグ 何もしないで過ごした1日も、死ぬ前の最後の1日も、まったく同じ1日だから......



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コーヒーショップのさらなる有効活用はないものか?

スタバやタリーズをほぼ毎日利用しています。
打ち合わせと打ち合わせの間。ちょっとできた空き時間を使っての仕事。
本を読んだり、考えをまとめたり。

いつのまにか、
私たちの生活になくてはならない「サードプレイス」に
本当になっていますね。

さて、こういったコーヒーショップを
もっと経済的に有効活用できないのか。
勝手に「てこ入れ」を考えてみました。

■席予約システム
お金をプラスで払ってでも、打ち合わせように場所を借りたい。
予約ができると、お互い「○○のタリーズで15時集合!」とやりやすい。

■会議スペース
ルノアールでは、会議室を予約システムをもってやっています。
http://www.revn.jp/grms/pub/pc/schedule.php

タリーズやスタバも店舗によっては、この手のサービスを実施することで
休日、夜間などの売上を上げられそうに思います。
特に、オフィス街の休日などにうまくマッチングするサービスとして
利用することができそうです。
ホワイトボードやプロジェクターの貸し出しなどでも使えそうです。

実際、フリーエージェントな働き方が定着してきている
アメリカのスタバとかに行くと、
在宅勤務者がミーティングのために集まってきていますしね。
今後、ますますニーズはありそうですよね。

■現実、東京では。。。
これも推測ですが、店舗の賃料が高い東京では
テイクアウトの率が現在ぐらいの水準がないと
厳しいのかもしれません。

「サードプレイス」を標榜していても
現実は、テイクアウト率、客の回転率を重視した
オペレーションにしないと厳しいんだろうなぁ。

そうなってくると、上の予約システムを使うためには
店舗デザインも変更して、
小スペースの区切りなどを行う必要がありそうです。
ちょっと、頭を使って近くにあるレンタル会議室と提携して
サービスを始めるという方法もあると思います。
ウェイティングバー的な位置づけのスタバ
+レンタル会議室へ人数がそろったらお通し。

結局、商売は「付加価値を増やす」ことなので
こうやって、常に頭の体操をしていくしかないよなぁ。


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2008/10/15

三角ビルって、正確には六角ビルなんですね。

どうでも、いいエントリーですが
気がついたことなので、上げずにいられない。

昨日、新宿の住友新橋ビルでランチMTGでした。
通称三角ビルなので、てっきり三角形だと思っていましたが
しっかりと見てみると、頂点が削れていて
六角形になってます。

あえて、教訓めいたものにするとしたら
「思いこみを捨てて、ちゃんと現場を見よう」という例?


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2008/10/11

媒体の移行期に活躍する機械。TEAC LP-R400

ちょっと今頃な感じがするのですが、
時代の移り変わりに登場する
「移行するためのサービス」です。
このTEACのLP-R400
(ちょっとカウンタックみたいな名称)をお題に
勝手にてこ入れをやってみます。

6万円越えの商品なので、
ターゲットは移行のために一時的に利用する人ではなく、
長く使う人を対象にしてそうです。

僕だったら、この手の商品を使って
CD−Rに録音するサービスを1枚800円ぐらいでやります。


その理由ですが、
たくさんのレコードを抱えている人は
すでにマニア層でオーディオマニアである可能性が高い。
=ターンテーブルにも金をかけているので
6万円台のものでは物足りない。
それにCDに移して聴く必然性が薄い。
昔に買ったものが出てきたような人は
聴きたいだけなので、
新しくCDで買い直す=1500円程度で買えてしまう。
もしくは、もったいないということで
CD-Rに移行するサービスをやってあげても
新品CDを買うよりも安いプライスで提供する必要あり。
なので、1000円以下で移行サービスをやってあげます。


また、結局やることは一緒なのですが、
訴求を「レコードをCDにできる!」ではなく
「昔のレコードをiPodで聞くことができる!」
価値をズラします。

それならば、CD-Rに焼いたモノを
パソコンで読む込むだけですからね。

こっちだったら、音楽好きや
大量にレコードを抱えているマニア層もアウトソーシングとして
プライシングによっては取り込めますよ。





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Billboard、S&Pなど、おいしい物差し提供メディア

梅棹忠夫さんの情報の文明学にあった言葉。

「お免状は、うけるほうには
直接の経済的効果をもたらさないが、
発行する側にはしばしばおおきな経済効果をもたらす」

ビルボードもS&Pも
自分たちのルールで格付け、ランキング化し
それを公開しています。

まさしく、発行する側に
大きな経済効果をもたらす事例です。

リクルートの媒体も「独自のものさし」を提供することで
自分たちがいいポジションを得ることができます。
資格を提供する団体も同じです。
資格をもらう側より、提供する側のほうがいいポジションを得ます。

昔も書いたことがありますが
グッドデザイン賞で、一番グッドデザインだと思うのは
そのビジネスモデルです。
賞を与えて、グッドデザインマークを使うのに
使用料を得るビジネスは美しすぎます。

もう一度、梅棹さんの「情報の文明学」を読んで
情報社会で儲けていくための方法を学んでおこうと思っています。




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2008/10/10

自由が丘特集?不動産バザール?

昨日、半蔵門線で気になった中吊りです。
片方が、Hanakoの自由が丘特集の中吊り。
その隣に自由が丘で行われている「不動産バザール」の告知。
連動広告なのか?ただの偶然なのか?

ちょっとうまい。
さらに、不動産バザールで扱っているのも自由が丘のみとかだと
さらにさらにうまいんだけどなぁ。
たまたま隣あったもので、新しい見え方のする例ですね。

世の中、不動産が大バーゲンなのはみんな知っているでしょうが
不動産を他のバーゲンと同じように中吊りで告知するのってちょっと新しい感じがします。
調べてみると、不動産屋さんが集合出店してお得な物件を紹介する場のようです。


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2008/10/09

「古代から来た未来人 折口信夫」中沢新一




大量に本を読んでいます。
仕事上、いろいろとインプットしなくちゃいけないので
集中してやっています。
一日3冊〜4冊ペースです。


さて、そんな中「息抜き」のためであり
自分の知的好奇心のために中沢新一さんの「古代から来た未来人 折口信夫」を読みました。
NHKでやっていた「私のこだわり人物伝 折口信夫」時に作ったテキストが元になってできた本のようです。
実は、いろいろ本を読んでいる中で
仕事で必要な整理のヒントをもらったのがこの本でした。
「息抜き」のための本で、ヒントをもらうってのも不思議ですが。


で、ヒント部分をメモっておきます。


人間の思考能力を「別化性能」と「類化性能」の二つに分類
古代人=「類化性能」が発達
近代人=「別化性能」が発達

類化性能
一見するとまるで違っているように見えるものの間に類似性や共通性を発見する能力
「アナロジー」
音や形や意味やイメージのあいだにある「類似=どこかにている」という感覚をもとにして、
ふつうなら離れたところに分離されてあるようなものごと同士が、ひとつに結びあわされて、
新しいイメージをつくりだしていく。


別化性能
ものごとの違いを見抜く能力

なるほどね。
鋭いトレンド読みができる人は「類化性能」が発達していると思います。




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2008/10/02

H&Mの盛り上がりで再認識。スタイリストの時代

H&Mのネタを今頃書くのもあれですが、
再認識したことをメモしておきます。

ファッションの主役が
デザイナー→ファッション誌の編集者→スタイリスト
移り変わってきていることを
以前もこのblogで書いていると思います。

H&Mなどの中国では MC fashion と総称されるファッションの時代になってきています。
MCとはマクドナルドの略で、ファーストフードのように
「早くて、安くて、便利な」ファッションブランドを呼んでいます。
ZARA、GAP、TOPSHOP、ユニクロなどですね。

安いものでもコーディネートやアレンジで
どう着こなすかということを楽しむことがファッションのトレンドです。
そのため、デザイナーが主役ではなく、スタイリストが主役の時代です。
何と何を組み合わせるのか?
そこに注目が集まっています。

さて、こういった時代の変化してくるタイミングで
必ず先駆けで出てくる才能がいます。
そして、その才能を指示するのは一番現場に近いユーザーが押してきます。
今回の、MC Fashion分野で早い段階に出てきた才能は「益若つばさ」だと思ってます。
まあ、彼女の場合しまむらヘビーユーザーのようですが。

■注意
この話をファッションの話だと思っていると損ですよ。
他の分野でも「スタイリスト」にあたるところが主役になってきますからね。


いろいろなものを組み合わせて、
使い方(世界観)をユーザーに提示することで、
トータルの価値を高める

スティーブジョブスはこの部分の能力が非常に高い人だと思ってます。


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2008/09/30

優先順位の高い事項で二分する。

空港のゴミ箱の画像です。
当然ですが、機内に液体はもちこめません。
なので、事前に捨てるシチュエーションに遭遇します。
そのため、ゴミ箱に液体の入ったペットボトルが捨てられることが多いのでしょう。
WETとDRYに分類してゴミを分別しています。
状況によって、
優先順位が変わる事例ですね。



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2008/09/28

農林水産省のタイミングの悪い広告

今、問題は「食生活」じゃなく
「食」ですからね。
広告って、本当にタイミング間違うと
自殺点になりますよ。



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