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2011/01/11

TechWave主催英語プレゼン大会「1000 English Speakers」

私も裏方として企画をお手伝いしてきた「1000 English Speakers」が1月24日(月)に行われます。今日、TechWaveで告知されたので、このblogでもご紹介しておきます。


湯川鶴章さんが、企画趣旨として書いているように以下のような趣旨のもと、英語プレゼン大会を準備しております。
TechWaveの理念・目標は「世界との架け橋になって変革を起こす」。その一環として、世 界に向けて発信できるIT系の人材を育てて行きます。
「1000 English Speakers」は、英語でプレゼンテーションが出来る場です。こうした人材を1000 人輩出したいという思いから名付けられました。一番大事なことは、自分の作ったサービス・プロダク トの魅力を伝えることです。英語力を競うことではありません。世界に打って出たい、繋がりたいとい う熱意ある人の参加をお待ちしています。 

今回、10人の英語でのプレゼンテーションが行われます。中には、今回のプレゼンに向けて英語を勉強して臨む人もいます。そして、トップバッターは頓智・の井口さんです。井口さんは2008年のTechCrunch50で「セカイカメラ」を英語でプレゼンし、シリコンバレーで受け入れられました。そのプレゼンが我々を勇気づけてくれました。そのため、井口さんには審査委員でお願いしたのですが、プレゼンをやりたいということでトップバッターを引き受けていただきました。



Web業界の人もそれ以外の方も、刺激が欲しい方は是非「1000 English Speakers」に参加してみてください。プレゼン大会終了後、軽くピザとビールで懇親会もやりますので、ぜひお越しください。

あ、ちなみに、成り行きで当日司会をやることとなりました。もちろん、僕は日本語担当ですw



「1000 English Speakers」
日 時:2011年1月24日(月) 19時から22時(開場18:30)
場 所:品川シーサイド楽天タワー(東京都品川区東品川4-12-3)



りんかい線・品川シーサイド駅すぐ
1Fにイベント用の専用受付を用意しています。
参加費:1000円(登壇者・審査員と行う懇親会の費用として)
定 員:100名

参加申し込みページ:http://atnd.org/events/11656
ハッシュタグ:#e_spkrs

【出場者と演題】
1、Takahito Iguchi:About the social communication API called "domo"
2、Shun Fukuzawa:What is a community manager
3、Baiqiao.zhang:Sales traning for a new engieer
4、Naoaki Oishi:AppsBase
5、Shingo Sato:Parking Master: Borad Game for iPad
6、Haruyuki Seki:Open VRP: Open Vehicle Route Planner for Community Bus Services
7、Ryo Umezawa:Changing how we tweet
8、Tadayasu Sasada:GeoHex -- Change your world by hexagon!
9、Nobuhiro Hayashi:twistAR - new style communication tool -
10、Yuya Yokomura:Web communication thinking with the movie of “El Shaddai”

【審査員】
Serkan Toto (TechCrunch)
Jonny Li (Tokyo "Start-up digest")
Matthew Romaine (MyGengo)
Shinichi Takamiya (Globis Venture Capital)
Toshiaki Kanda (KNN NewsNetwork)
Ryota Matsuzaki (Rakuten)
Yukari Mitsuhashi (TechWave、techdoll) 
Tsuruaki Yukawa (TechWave)

なおプレゼンはUstreamでも中継予定です。
http://www.ustream.tv/channel/techwavejp
配信を手伝ってくれるスタッフも募集中です。(本田@okappanまで)





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2011/01/08

天気予報の本質的リニュアルになるか?TBS「ナニキル?天気予報」

天気予報のフォーマットって、何十年も変わっていないですよね。でも、社会構造の変化にあわせて「何のために見ているのか?」「何を知りたいのか?」というニーズは確実に変わってきていますよね。

一次産業に従事している人は気温や湿度の情報、降雨や日照、風速、風向きなどの基本データが必要だと思います。で、メイン視聴者だった会社員にとっては、そこにプラスして「傘を持っていくのか?」「コートやジャケットなどの上着は必要なのか?」が欲しい情報でした。この辺りは、今もコメントなどで追加していますよね。

で、いつの頃から追加されたのが「洗濯予報」。主婦にとっては、「今日洗濯物を干すべきなのか?」「いつ洗濯するのが効率的なのか?」を判断する情報ですよね。

で、番組見てないからなんとも言えないのですが、TBSでやっている「ナニキル?天気予報」ってもしかしたら、次の「ユーザーニーズに伴う天気予報のリニュアル」なのではないかとちょっと期待しています。(実は、今日知ったばかりで見ていません。)


マス向けじゃなく、ターゲットを絞って天気予報番組をやるはじめてのケースでは?
どちらにしろ、以前は会社員といえども、多くの人は画一的な洋服の中で、ジャケットを着るかとかコートを着るかなどある程度の判断で済んでいました。しかし、女性の場合、会社でも自由な服装で働く職業も増えてきたので、それだけの情報では足りなくなってきていますよね。

この番組のターゲットはしまむらが提供していることからも、学生中心なのだと思います。きっと何を売りたいのか?ベースの天気予報になっているんだろうな。。。どちらにしろ、ファッショントレンドをベースに何を着ていくか?のニーズに応えた天気予報ってどんなものになるのか、録画して確認してみることにします。

この番組が内容的に違っても、本質的に社会構造の変化に伴って、天気予報に必要な情報を変えていったり付加していくことは重要な視点だと思います。




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2011/01/07

ルネサンス三大発明から考える現代の三大発明は?

ルネサンスについて、最近妙に心が惹かれるのですよ。歴史の教科書で習ったときには、いまいち理解できなかったことが、やっと理解できるようになったのが理由だと思います。

なぜ、急に「人間らしさ」とか「昔の人間関係」に郷愁を感じて文芸運動や芸術復興運動が起きたのか? 2009年のリセッションの時に我々が感じたのと同じなのかなぁと。行き過ぎてしまった経済的に合理的で効率的な活動が急に色あせる瞬間です。それによって、価値観が変わっていく時期なんでしょうね。だから、歴史の教科書でも無視できない出来事なんでしょうね。芸術の話じゃなくて、価値観が転換していくタイミングを教えてくれているのでしょう。

で、もう一つ気になることが、このルネサンス期にそれまでの社会の仕組みを大きく変えるきっかけとなる三大発明が起きてますよね。

  1. 羅針盤→大航海時代へ。新大陸に目線を向け、国の競争ルールが変わっていく
  2. 火薬→騎士階級の没落へ。国力のルールが変わり、力を持っていた層が没落していく
  3. 活版印刷→教会の地位が低下。聖書をもって世界中に思想を拡大することができるように


既得権益層が崩れ、新しい職業が出てきて、世界に打って出る価値観ができた時代だったのでしょう。(もちろん、ヨーロッパにおいてですが。)で、こういった「CHANGE」の始まりが人の価値観の変化から始まって、芸術や文芸文化から起こり、徐々に政治や企業(=国)にも影響していくのが面白いなぁ、と。

で、翻って同じように価値観転換が起き始めている今。2010年代の三大発明って何になるのかなぁということを考えていました。自分的には社会構造に与える影響という意味で以下の三つになるのかなぁと漠然と考えています。

  1. ソーシャルメディアプラットフォーム(ex.Facebook,twitter,セカイカメラ)
  2. ソーシャルレンディングプラットフォーム(ex.kiva,kickstarter,maneo)
  3. 検閲を受けない情報可視化メディア(ex.wikileaks,Ustream)

ソーシャルメディアプラットフォームは、同士を見つけたり、プロジェクトを立ち上げるときの人的ネットワーク形成に革命を起こしてくれます。いままでどこかの団体に所属しなければならなかったのが、在野から優秀な人が自主的に集まって、コトを起こせるプラットフォームとなってきました。どこに所属するかよりも、どんな意見を持っているか、何をやろうとしているかが重要になってくる社会に変わってきています。
=権威ある組織に属している価値が相対的に低下していく

ソーシャルレンディングプラットフォームは、簡単に個人が、賛同するプロジェクトに融資したり、募金することができる仕組みです。これが一般化していけば、大資本じゃなければできなかったこと、配当が見込める事業じゃなければ資本が集まらなくてできなかったという制約から解放されます。「やったほうがいいよね!」にお金を集めて、実行することができる下地になってくれる仕組みです。
=資本主義の利益至上主義、配当指向のマネーゲームからの脱却

検閲を受けない情報可視化メディアは、権力者の情報コントロールをできなくしていくことになるります。Wikileaksはわかりやすいですが、Ustreamなどの編集を伴わずに検閲が入らないものもこれに当たります。それによって、1や2で紹介したことがより活発化していくきっかけになっていくと思っています。国家という幻想や、利益至上主義に疑問を持つ人を増やすきっかけになっていくだろうから。
=既得権益者(国や政府)による情報コントロールから自由に

物事は急には変わらないので、時間をかけながら変化していきます。方向といしては国や政府の力が相対的に低下して、個人の力が相対的に高まってくることになると信じています。ルネサンス期にヨーロッパでできたことだから、できないわけがない。

革命好きの自分としては、この渦中で楽しまなくちゃどうする!って感じなんですよね。気分的に。power to the people!




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2011/01/05

「20代はコスパ世代」は間違い。他人ルール依存型消費じゃないだけ。

日経MJの特集になり、ワールドビジネスサテライトでも取り上げられた「コスパ世代」というラベリングですが、ちょっと違和感があります。まずは、用語の説明のために以下に2011年1月5日(水)日経MJの記事を抜粋引用しておきます。

追記:MJ本紙を後から読んでみたら、メリハリのある消費についても記述してありました。コスパ世代という一面だけ切り取ったワードにはやはり違和感をおぼえます

20代はコスパ世代
「物欲がない」「モノを買わない」などと言われ、ここ数年の消費低迷の“戦犯”扱いをされてきた20代。しかし、裏返せば、コストパフォーマンス(費用対 効果)を考え、見えを張らず、身の丈にあった買い方をする賢い消費ともいえる。不況を受け入れ、そのなかで楽しむ彼らの消費スタイルこそが、これからの日本の標準になるかもしれない。
[2011年1月5日付]
写真:消費に見えを張らず、フリーマーケットで買い物する

見栄を気にして買い物をしないだけで、自分が価値があると思ったことにはお金を掛けています。すべての消費において費用対効果だけを求めているわけじゃないです。むしろ、今までの消費を権威してきたバブル以上の層の消費嗜好が行き過ぎが、今から考えてみると驚異的だっただけかもしれません。そもそも20代の頃って、コストパフォーマンスを重視するのが当たり前だと思うけど。

ちゃんとblogエントリーとして一本書こうと思っているのですが、社会のルールが変わったことがすべてに影響を与えているように考えています。社会のルールが変わって、それに適応するように価値観が変わってくるんでしょうね。それに影響を受けるのが、職の考え方、お金の使い方、生活に求めることなどなど。人間も生き物ですが、適者生存の法則がDNAにインストールされているんでしょね。



  • 高度成長期〜バブルまで 社会安定型:他人ルール依存型
  • バブル崩壊以降〜    社会変動型:自分ルール設定型


以上のような、キーワードで整理しています。社会が安定しているタイミングでは、生きるために最も安全な法則は「他人が決めたルールに依存する」ことです。そのため、大きな企業に勤めて、社内ヒエラルキーを極めていくことが生物的に生き延びる最良の方法でした。

一方で、バブル崩壊以降10年ほどかけて、変動している社会でうまくバランスをとって生きることが最良の法則になってきています。どうなるかわからない社会だからこそ、生き残る最良の方法は、自分を鍛えて自分を信じて生きること。もしくは、どうなるかわからないんだから、自分の好きなことをしているほうがマシだよね。自分の能力を活かせたほうが幸せだよね。という感じです。そりゃあ、流され型を選ぶのか、自己研磨型人生を選ぶのかに二極化しますよね。

まだ、後者の仕事まで「自分ルール設定型」の価値観は少数でしょうが、ここ数年でより広がって行くでしょう。なぜなら、仕事などを変えるところまで行くのはハードルが高いので、時間がかかるのですが、すでに「消費」にはこの「自分ルール設定型消費」の価値観が表れているのだと思います。それが、「20代はコスパ消費だ」と捉えられる部分です。

自分でルールを設定しているから、自分がいいと思う分野にはお金をかけるけど、別に世の中の評価が高いからといってその商品に財布を開くわけじゃない。という価値観です。その前の世代では「他人ルール依存型消費」だったので、ヒエラルキーで社会的ポジションに併せた消費が必要だったのとは対照的です。「部長がマークIIに乗っているから、課長の俺はクラウンに乗れない」という話も今じゃ「?」ですよね。

さらに、社会が不安定だからこそ無駄な消費は抑えておきたい。好きなことをやるために取っておきたい。そもそも、リタイアなんてできないし。。。という危機感があると思います。他にもいろいろ、この分析で書きたいことがありますが、ひとまずまとめの比較表だけ上記に貼っておきます。







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2011/01/03

企業のルールである「右肩上がり」を疑えれば、楽しい会社は創れる。

これまた、違和感を感じたことから話を展開します。ニトリが日用家電をラインナップに加えるということを聞いて、なんだか悲しくなりました。企業にとってみたら、家具類から日用家電にラインナップを増やしていくことは非常に合理的な選択だと思います。



ニトリさんのこの件がどうこう言いたいわけではありません。一般的にいろいろな企業が成長のために、合理的にラインナップを拡大していく戦略を取ってきています。そして、株主にとってみても、それによって増収増益の構造が続くと思えることは歓迎されます。常に右肩上がりになる、戦略が歓迎されるのです。当然ですが、横ばいを良しとはしません。

ラインナップを広げていくことが企業で働く人にとっても、経営陣としてもやりたいことであればどんどんやるべきことだと思います。しかし、いろいろな企業が経験してきたように、拡大したがために、人材要件が変わってしまったり、いままでの強みが活かせなくなり失敗した例はたくさんあります。そして、失敗したときには、こぞって「拡大に走った経営陣」を叩くのです。

僕が違和感を感じるのはここです。株主が自分たちだけだとしたら、「横ばい」という選択肢がとれます。右肩上がりの戦略よりも、自分たちが「本当にやりたいこと」や「好奇心を持てること」など自分たちの価値観で戦略を決定できます。

資本の独立があれば、自分たちにとって楽しい会社が創れるという発想は非常に重要です。会社を大きくしたい、もっと儲けたい、という人もいるので従来からの増収増益が偉いという考え方は否定しません。でも、私みたいな「好奇心を実現するための仕組み」としての株式会社を志向している人もいるのです。そして、その立場から世の中を見た場合に、ときどき増収増益のための戦略を見て、ときどき悲しく感じるのです。ユーザーやお客さんを満足させた結果の増収増益はすばらしいことです。しかし、増収増益のために企業を経営しているのであれば、とても気持ち悪いことに感じます。


行き過ぎた資本主義に違和感を感じ、株式会社の仕組みを自分の価値観で利用している一個人の意見でした。






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2011年新年早々の気分。人と国家について今年は考えるテーマにしよう。

今年は比較的静かなお正月です。実家に1泊帰省して東京に戻り、北澤八幡に初詣。
たくさん本は買い込んであるのですが、読書をするわけでもなく、なんとなくつらつらと、考え事をしている状態が続いています。あ、原稿も進めております。

■カウンターカルチャー×ネット
デジタルヒッピーが時代を作っているという気がますますしてきているので。スティーブ・ジョブズにしろ、ジュリアン・アサンジにしろ、リーナス・トーバルズだって。みんなカウンターカルチャー魂から、現社会に大きな影響を与えている。

既存の仕組みに危機感を与えることをやっている人たちは、既得権益者にとって敵であり、犯罪者として報道されるんだよね。歴史を勉強したら、その時代では今とは異なった評価の人がたくさんいるだろうな。

カウンターカルチャーとして、仕掛けるためのツールがインターネットなのかもしれない。既存社会の置き換えのためにネットを使ってもおもしろくない。あるべき姿にしたり、無駄なことを取っ払うためにやんなきゃおもしろくない。

こんなことを考えている背景には、昨年「1984」のオマージュである「1Q84」が出版されて、ビックブラザー→リトルピープルが書かれたタイミングと、今回のwikileaks対国家という構図がいろんなことを象徴している気がしてならない。優秀な小説家は「炭鉱のカナリア」の役割を、自分たちも無自覚なうちに担っている場合があるから。

■現実逃避するためのツールを広める既得権益者

これもお正月のテレビ番組に辟易して再認識したこと。統治者としては、国民をある程度飼い慣らしていたほうが楽なんだろうな、と。そのためにテレビって、無料でものすごく影響力のあるメディアだということを再認識しました。

見ているだけという楽さ。時間がなんとなく過ぎてくれる。テレビを見ていれば、現実の諸問題について考えなくて済む。テレビで報道されていることや、紹介されていることがすべてだという気になってしまう。だから、電波の権利を持っている国がマスメディアをコントロール下に実質置いているもんなぁ。

他に、このポジションにあるのが各種娯楽産業。無料ゲームやアルコール、パチンコ。働くことと現実逃避の繰り返しだけになっている層がいることは事実ですから。考えることや疑うことを忘れちゃいけない。

写真は元旦に暇だったので、隣町の松島へ行ったときのもの。産まれてから何度も見た風景。ここが日本三景だと知ったときには、すでに自分にとって新鮮な風景ではなかった。自分が育った世界や習慣に疑問はなかなか持てないものです。


2011年には、国家についてもうちょっと勉強してみようと思います。2010年に人対人のつながりが一気にソーシャルメディアで広がったので、逆に国家と人の関係について考えてみよう、と。そんなことを新年早々考えています。






ってことを考えている自分も、もしかして多忙な毎日からの現実逃避?




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2010/12/31

2010年を振り返って、今年自分の世界を広げてくれた4つの機会。

2010年大晦日。かつ、自分の誕生日。新幹線に乗って仙台に帰省する車中で今年という年を振り返ってみます。こうやって書いてみると、ずいぶん自分の世界が広がった拡張の一年だった気がしています。本業でももちろん面白いプロジェクトにたくさん関われた一年でした。なので、本業以外の出来事で振り返ってみます。

■出版したことで、世界が広がった
3月に「空気読み企画術」を出版したお陰で、自分の考えていることをカタチにできたとういことと、読んでくれた方にたくさんお会いすることができました。お陰で新しい仕事をいただけたりもしました。

本を出すことは、自分の代理人ができるような感じです。自分の代わりに自分の考えを語ってくれる人。出版はものすごくパワーがかかることですが、丁寧に全力で向き合う価値のあることだと思います。お金のためじゃなくて「伝えたい!」という純粋な熱意がないと厳しいです。自分の持っている経験やノウハウはどんどんシェアしていく。そのためにも書籍なり、コンテンツ化して発信していくということは今後も続けていこうと思います。

来年も、より面白い社会になるために、知識や世の中の見方をどんどんシェアしていきます。

■ソーシャルメディアのお陰で、素晴らしい人に沢山出会えた
twitterのお陰で、今まで出会えなかったような人に沢山会えました。同じ興味・関心の人。「その他」の生き方をしている人たち。近所に住んでいながら、知らなかった人たち。はじめての人に会いに行くことに対して、フットワークがものすごく軽くなりました。

そして、ものすごく感じたことは、個人と個人で出会ってみると、悪い人はいないし、みんな自分の立ち位置で社会を良くしようと頑張っている人ばかりです。人に対しての「性善説」。そして「正直は最大の戦略」ということ気持ちに本当になれたのもソーシャルメディアのお陰です。

飲み会参加からいつの間にか仲間にいれていただいたTechWave。さらに音楽つながりから、ソーシャルメディアの最新情報交換になりつつあるメンバーズ、ANA、無印良品さんなどの人好きマーケッターの皆さんとの出会いなど。本当に恵まれた時代にいると思います。


■英語で仕事をする機会が増えた
10月にグラミー賞受賞アーティストのDouglas Purvianceさんとのトークショー。その後、インタビューしながら本を作っているのが最たるものです。見出しは「英語で仕事をする」としたものの、これもやはり人と人のつながりで、一緒に使命をもって仕事ができるということを実感した年です。SkypeもメールもFacebookもあるのですから。

それと、今年も忙しい中ニューヨークとベトナムに行けたし。それぞれ現地で出会った人とはfacebookでkeep in touch な時代になりましたしね。他にも東京に一年滞在しているロスから来たメディアコンサルタントと知り合えたり、アーティストやキュレーターなどの方とお話することができた年でした。

来年1月24日にあるTechWaveさん主催の「1000 English speakers」というイベントもお手伝いしています。言語はあんまり得意じゃないけれど、コミュニケーション大好き!って感じです。

■independentな生き方を広めなくちゃという意識になった
もっと自由にみんな生きればいいのに、ただし、自己責任で。ということをメッセージしたくなっています。というのも周囲にいるindependentな生き方をしている人たちが、幸せそうで元気なんですよね。前に書いたこのエントリーも今年一番アクセスの伸びた人気記事でした。

一つ前のエントリーにも書きましたが、今年は新しい生き方のロールモデルとして体を張って示せる一年にできればと思っています。


最後に、今年も本当に多くの人の支えがあって、楽しく過ごすことができました。出会えた方々、本当に感謝してます。(と、思えるように僕もなりました。こういう時代です。)
また、来年も面白くするために、引き続き悪巧みしましょう!






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生き方が問われる時代〜「ハーブ&ドロシー」というロールモデル

2010年もほぼおしまい。そんな中、今年10月の国際フォーラムでのトークショーの打ち上げを兼ねてピアニスト宮嶋みぎわさん、就職ジャーナリスト常見陽平くん、僕の三人で今年最後の忘年会をしてきました。

打ち上げのはずだったのですが、結局ネタは「新しい生き方のロールモデルになる」という話で盛り上がりました。カウンターカルチャー大好きで生きてきた私個人で言えば、国家や既得権益者への対抗方法は、「自分が幸せに生きることが最大の復讐」だと思っています。もちろん、ポジティブな意味でですよ。新しい働き方をすることが、国に頼らない生き方のロールモデルになるという位置づけで。


さて、今年最後に見た映画は「ハーブ&ドロシー」になりました。そして、今年見た中で一番自分に影響を与えた映画だと思います。


郵便局員のハーブと、図書館司書のドロシー夫妻がNYで長年に渡って収集してきた現代アートの作品が、気がついてみたら歴史的コレクションになっていたというドキュメンタリーです。

仕事での収入が少ないのに、ドロシーの給与で生活し、ハーブの給与でコレクションを買い続ける。アーティストと向き合い、すべての作品や作風の変化をいろいろ聞きながら、最終的にアパートにおけるような小さな作品を交渉して手に入れる。

そのため、いつしかアーティストとも交友関係ができていく。映画の中でも「彼らはただのアートコレクターではなく、フレンドコレクターだ」と言われていた記憶があります。誰からも愛されるNYの特別な存在に彼ら自身がいつしかなっていきます。

最後に、さすがに狭いアパートで暮らせないほどのコレクションになり、ナショナル・ギャラリーに寄贈するのですが、それでもその後もコレクションを続けてしまう。そして、どれだけコレクションを価値を持とうとも、一切売ってお金を稼いだりはしないという姿勢。

この二人は、今のアートシーンの投機的な一面に反旗を翻してくれたと思います。そして、自分が好きなものをずっと続けて、アーティストたちからも好かれて、気がついてみたら有名コレクターになっていたという新しいロールモデルを示してくれました。「お金持ちじゃなくちゃアートコレクターになれない」という固定概念を壊してくれました。かっこいい生き方です。こういう人たちにもっとスポットがあたって、多様な幸せな暮らし方があることが認識されるといいのに。

来年は、もっとこういうカウンターカルチャーな仕掛けをやっていこうとぼんやり考えています。




ハーブ&ドロシーのiPhoneアプリもありました!
http://itunes.apple.com/jp/app/id399613213?mt=8



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2010/12/18

「繰り上がり算」の教え方が日本人のメンタリティを作っている。

昨日、i-morleyのpodcastを聞いていて面白いトピックスがありました。ちょうど、執筆中の書籍の中に「Progress not perfection」というテーマがあります。完璧じゃなくてもいいから、前に進めようよ、というメッセージです。

確かに、日本人には細かいところまで完璧に仕上げるというメンタリティがありますよね。もちろん、長所でもあるのですが。ただし、完璧に出来るまで挑戦しなかったり、人の前で披露せずにもったいないことが起きていますよね。

社会人になってから、よく思ったのが人によって、ものすごく細かいところから一個一個丁寧にやりはじめて、結果的に納期までに仕事が終わらないという人をよく見ました。「全体から初めて、細かいところ後でもいいのに。。。」という感覚です。例えばプレゼン資料でも、まずは全体像作ってから、最後に細かい見せ方とかアニメーションとかやろうよ、的な感覚ですが、わかりますかね。


で、これが「繰り上がり算」の教え方の影響もあるんじゃないのか?というのがi-morleyで話されていました。日本では何行にも渡る繰り上がり算を右から(つまり1の位から)足していきます。そうすると、全体の数字が出てやっと答えがわかります。桁が多くリストが多くなればなるほど途中で嫌になったりわけがわからなくなりやすいですよね。


一方で、大きな位・一番左の桁だけ足せばざっくりと全体の答えのボリューム感は掴めるわけです。もちろん繰り上がりによってちょっとは数字に変化がありますが、全体感はちゃんと掴めます。手っ取り早く、そして途中で脱落することもなく。だから、学校教育で繰り上がり算を教えるときに左から足すことを教えることで、抜本的に考え方が変わっていくのではないかという提案でした。例1なら350+450とざっくり考えたり、例2なら40×8とざっくり考えたりね。

そうかもなぁ、と共感したことでした。昔、新入社員の頃に先輩に「力の抜きどころを覚えると仕事がうまくできるようになる」と言われたときと同じような目から鱗の考え方だなぁと思ったのでした。そうそう、潔癖すぎるのも善し悪しですから。






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2010/12/17

違和感を感じた広告。無邪気すぎる写真は今じゃないのかも?

昨日田園都市線で移動しているときに、どうも違和感を感じてしまった広告です。フレシネの広告です。

もともとこの広告のキャンペーン、「楽しいことは、つくればいいよ。」というポジティブなメッセージを、Leslie Keeが撮るこれまたポジティブな写真と組み合わせて展開されていて気になっていたシリーズだったので(写真へのリンク)。

元気のない時代にポジティブに個人の気持ち次第で、自分の周囲を楽しくすればいいじゃない?といった感じで。




でも、なんだかこのクリスマスシーズン向けと思われるこの1枚だけなんだか違和感を感じました。たぶん、「無邪気すぎる感じ」が違うんだろうと思います。逆に、それぞれが不安を抱えていて、ここに集まっているときは楽しんでいるというニュアンスが出ている写真はしっくりくるんですよね。ちょっと影がある感じだと。このコピーもそういった文脈だと思うので。

人間って、感覚で本当に多くの情報を処理して、好きとか嫌いとか決めています。なので、こういった違和感もその場では感じるんだけど、後から考えてみないと理由がなかなかわからないですよね。ふと、思ったので軽めにエントリー。




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2010/12/13

地域によって新聞の雑誌広告もカスタマイズしてたのね。

久々に広告系のことをちょっとメモ的に。先日出張で仙台に行ったときに河北新報を読んでいたら、POPEYEの雑誌広告がちゃんと仙台向けのコピーに変更になっていることに気が付きました。細かいオペレーションをいつもやっているのでしょうか?親戚とか友達とかも反応しますよね。これだけ名前が堂々と出ていたら。



昔昔、カーセンサーの関西版を担当していたときに、ラジオCMのために関西版に掲載する目玉中古車5台の価格を収録していました。確か、こんなスケジュールだったと思います。

土曜日:中古車物件の掲載データfix+ラジオCM原稿作成
日曜日:ラジオCMスタジオ収録 (月曜の早朝にやっていたときもあった気が。。。)
水曜日:ラジオCMon air開始+印刷会社から雑誌出荷
木曜日:雑誌発売

で、これを毎週繰り返す、と。


今は広告ってテクノロジーでコンテンツマッチとかできるし、商品なども閲覧履歴や購入履歴からリコメンドが出せたりとどんどん進んでいます。しかし、アナログの媒体でも手間暇かけてコンテンツマッチをやっていた人がいることを忘れちゃいけないなぁと思ってます。機械がやってないからこそ、広告を見た側が「我々の地域のために!わざわざ」とか感じるインパクトがあると思うんですよね。

ちょっと懐古主義的でしたが、新聞広告見てちょっとうれしくなったので。各地のキャッチコピー見てみたい。。。




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2010/12/10

日経MJ2010年ヒット商品番付から読み取る「ヒット商品二つの傾向」

このblogでも恒例となった日経MJのヒット商品番付が出ましたので、紹介しておきます。






2010年のヒット商品番付を見ると二つの傾向が浮かび上がってきます。
一つが「物が売れない時期にいかにして勝ってもらうのか?」
もう一つが「エンターテイメントとして受け入れられるものは何か?」です。


こういうランキングになったということは、2010年は消費者の意識が変わっているタイミングのために、深層心理で求めているものにあったものが、登場してこなかったということでしょう。「せめて買ってもらうためには・・・」と「エンターテイメント部門」のものが多くランクインしているように見えます。

個人的に総括すると「説明責任」が消費にも求められすぎた年です。

キーワード1:「消費する言い訳をあたえてくれるもの」
倹約ムードにも飽きたんだけど、一度慣れてしまうと、「消費癖」がなくなるのでお財布を緩くするのは至難の業です。だって、今の物で特に困ってないですし、新しい物を購入するがカッコイイという気分じゃもはやないのですから。そこで出てきたのが「言い訳商材群」です。

ex.スマートフォン、エコポイント、3D.LED、トップナノックス、GOPAN,オールフリー、CR−Z

別に買わなくてもいいんだけど、今の物でも満足しているんだけれど、「○○」が違うから。「環境にいいから、節約できるから」とロジカルに消費を説明できるものたちです。ここでも説明責任が求めれている気がします。

でも、きっと本当に消費者が思っているのは、「別に買わなくてもいいんだけど。。。」のほうが大きそうです。もう消費じゃない方法はないのかな?だと思います。きっと「シェア系」のものはもっとくると思いますよ。買うよりシェア。モノからコトへのお財布シフトがより進みそう。


キーワード2:「エンターテイメント部門もわかりやすい凄さ!感動。共有できるもの」
わかりやすさの池上さんにしろ、K-POPにしろ、AKBにしろ、「みんなで語れる」ということが大きいようです。少なくとも、自分だけのひそかな楽しみ系は今の気分じゃなさそうです。坂本竜馬にしろ、ゲゲゲにしろ、ポイントはわかりやすい「凄さ」が語れて、友人や知人と共有できたものが口コミで広がる。そしてソーシャルメディアなどを遠しいて会話されるってことですよね。もともとアイドル系は宴会の出し物で・・・、カラオケで・・・とみんなでネタを共有化できるからこそ、楽しめたものですからね。社会が難しくなったし、それぞれの働く境遇も変わってきたし、共通の話題がどんどんなくなるなか、わかりやすい凄さのものにはマスが殺到した感じです。

ex.サンデル教授、ドラッカー、本田圭佑、ゲゲゲ、K−POP、AKB、坂本竜馬、東京スカイツリー、ワンピース

今回は、ランキングに入ってませんでしたが、「事業仕分け」や「海老蔵謝罪会見」にしても、俺たちにもわかりやすくしろよ!って熱が高まっている気がします。隠そうとしてしていることに対して、「わかりやすく、本質部分を提示してよ。説明責任があるでしょ!」とみんなが言っているようです。なんかそろそろ、この「説明責任」部分も折り返し地点が来そうな気がしています。徐々に「直感で」「なんとなくこれがいい!」
的なものに心がひかれはじめてくると思います。



2010年日経MJヒット商品番付
【東】
横綱:スマートフォン
iPhoneやアンドロイド携帯が人気で10年度の販売台数は前年比でほぼ倍増

大関:エコポイント
薄型テレビの年間販売は前年比8割増。エアコンと冷蔵庫も好調だった。住宅版も話題に

関脇:猛暑特需
ロッテアイス「ザクリッチ」やユニクロ「サラファイン」などアイス・冷菓や機能性肌着などが爆発的に売れた

小結:200円台牛丼
大手3社が相次ぎ牛丼類を200円台に値下げしたり、同水準の新商品を発売したりした。デフレの象徴に

前頭:ドラッカー
「もしドラ」の発行部数が170万部を突破。本家のドラッカー氏の著書も押し上げた

同:銀座
松坂屋にフォーエバー21、ラオックスが出店。三越も1.5倍に増床し、街を訪れる人が増えた

同:食べるラー油
エスビー食品「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」などメーカーや小売り各社が相次ぎ発売

同:本田圭佑
6月のサッカーワールドカップで日本はベスト16入り。本田選手の無回転シュートが話題に

同:これからの「正義」の話をしよう(早川書房)
マイケル・サンデル氏の書籍は60万部を超えた。関連本や電子書籍のダウンロード件数も伸びている

同:ゲゲゲ
NHKドラマ「ゲゲゲの女房」が高視聴率を記録。鳥取県の水木しげるロードに観光客が殺到

同:α NEX-5/NEX-5
レンズ交換式デジカメ。一眼タイプで高画質だがコンパクトカメラ並の小ささで、女性も支持

同:電子タバコ
10月のたばこ値上げで禁煙を決断する人が増加。コンビニなどでは一時品切れになるほど人気に

同:iPad
9.7型の大型液晶を使った多機能携帯端末。操作が簡単で子供や高齢者がパソコン代わりに利用

同:AKB48
ファンを巻き込む「総選挙」や握手会などの仕掛けも奏功しブレイク。18枚目新曲は初のミリオン

同:お料理簡単グッズ
小林製薬の「チンしてこんがり魚焼きパック」など電子レンジで手軽に料理ができる商品が人気

同:池上彰
わかりやすく親しめるニュース解説がテレビで引っ張りだこ。著書もヒットし、出版界の救世主に
同:ビッグアメリカシリーズ(日本マクドナルド)
価格もボリュームもビッグなバーガー。第一弾のテキサスバーガーは発売4日間で当初計画比約2倍の販売

同:ファー小物
ふわふわ毛皮を使ったアクセサリーやマフラー、耳当てなどが女性の人気アイテムに

【西】
横綱:羽田空港
10月に32年ぶりに国際定期便が復活。国土交通省によると、経済効果は約1兆円。格安航空など空の話題が尽きない1年に

大関:3D
パナソニックなど大手家電メーカーが相次ぎ対応テレビを投入し話題に。映画興行も好調

関脇:LED電球
電球全体に占める販売額シェアが過半を突破。エコポイントの交換商品としても人気を集める

小結:坂本竜馬
福山雅治さん主演のNHK大河ドラマを機に人気が沸騰。長崎県や高知県の旅行者が増えた

前頭:トップナノックス(ライオン)
従来の液体洗剤の二分の一の量で汚れを分解して落とす。すすぎが1回で住み節水や節電にも貢献

同:東京スカイツリー
東京・墨田の自立式電波塔、12月に500メートルを突破し、周辺は建設風景を見る観光客でにぎわう

同:ONE PIECE(ワンピース)(集英社)
最新巻の60巻の初版発行部数は340万部と史上最多を記録。単行本累計発行部数は2億部超

同:K−POP
韓国の女性グループ「KARA}や「少女時代」がブレイク。高い実力で女性ファンを獲得

同:低価格均一居酒屋
ワタミなどが相次ぎ開業。280円均一店の鳥貴族の09年度の売上高は二年前の約二倍に

同:オールフリー(サントリー)
アルコール度数だけでなく、カロリーや糖類をゼロにした。年間販売目標を当初の2倍の200万ケースに

同:専科(資生堂)
大手企業では珍しい1000円未満の基礎化粧品。発売から累計出荷本数が250万本を突破、台湾でも販売

同:B級グルメ
9月に開催した「B−1グランプリ」は43万5000人が来場。メーカーとのコラボ商品も続出

同:クーポン共同購入サービス
制限時間内に申込者が集まれば商品を安く買えるサービス。高い割引率が支持されサイトが乱立

同:CR-Z(ホンダ)
販売台数は2万台を突破。ハイブリッド車ながらデザインに優れ、スポーツ型では割安なのが人気

同:ポケットドルツ(パナソニック)
若い女性の電動歯ブラシという新市場を買いたく。今春の発売から約半年で100万台を販売

同:山ガール
「山スカート」に代表されるおしゃれな専用ファッションを楽しむ女性の山登りがブームに

同:ミルミル(ヤクルト本社)
整腸作用があるとされるビフィズス菌を1本あたり100億個含むという。5年ぶりに発売

同:スターバックス ヴィア(スターバックス、AGF)
お湯を注ぐだけで店頭に近い味が楽しめると人気。売上は当初想定の2倍のペースで推移


殊勲賞 はやぶさ せんとくん
技能賞 GOPAN 時短家電
話題賞 中国人観光客 上海万博
残念賞 横浜ベイスターズ HMV渋谷




関連記事:考察有り
日経MJ2010年上半期ヒット商品番付
日経MJ2009年ヒット商品番付
日経MJ2009年上半期ヒット商品番付
日経MJ2008年下半期ヒット商品番付
日経MJ2008年ヒット番付から「空気読み」







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2010/12/06

「シェア <共有>からビジネスを生み出す新戦略」に見る3つの消費者の空気。

12月1日にNHK出版の木村さんにご招待いただき「シェア」発刊イベントに参加してきました。発売は12月14日。出版関係者というよりはソーシャルメディア関連の皆さんにたくさんお会いする会となっていました。


「日々の音色」で一躍有名になったSOURのライブもありましたよ。あのPVって、世界とソーシャルメディアで繋がって共同で一つのものを創るという今の空気を体現していましたよね。このblogでも取り上げています
SOUR「日々の音色」PVに感じる”One nation under a groove"な世の中の空気

■本題



「シェア」という概念が、今の気分と非常にリンクしたムーブメントだと注目しています。さっそく週末に読み終えましたので、ちょっと感じたことをまとめておきます。本の内容は買って読んでもらったり、他のblogでチェックしてみてください。あくまで空気読みの観点でピックアップしています。

1:所有・消費嫌悪の気分。これ以上めんどくさいことを増やしたくない!
次から次と新しいモノを消費することへの罪悪感。そして、疲れ。捨てるよりも誰からに使って欲しい!自分が使ってないんだから、有効活用してくれたほうがうれしい。そんな気分が僕も強いです。モノを購入することに飽きているのと、何か嫌悪感が出てきていますから。そこに、カーシェアリングやモノのレンタル、カウチシェアなどは、当てはまっています。エコという大目的ともちょっと違うのですよ。こんな感じです。
所有欲<所有して管理しなくちゃいけないことへの面倒臭さ=シェアを選ぶ

2:経済的メリットよりも、誰かに喜んでもらえるほうを優先する気分
ソーシャルレンディング(個人対個人の融資)も心理的には利率などの経済的な見返りよりも、シンプルに自分の貸したお金が誰に何の目的で使われるかが把握できるほうに大きな魅力があると思います。また、自分の能力を誰かに直接提供するようなサービス(Skillshare,Davezillion)なども同じ理由だと思います。直接、誰かに喜んでもらえる。自分の価値を認めてもらえるということが、今の時代には逆に新鮮になっているのだと思います。

3:独り悦に入るコトよりも、みんなに共感してもらえるコトのほうがカッコイイ
所有欲は、やはり一人で悦に入る時間だったり、人からの羨望が価値だったと思います。みんな持っているものであれば悦には入れません。しかし、今は価値が異なり同じコミュニティに属していること、同じモノを持っていることのほうが「うれしい」ことなのです。気分が変わっているのです。同じトライブ(族)の人を見つけて共感できることのほうが、所有欲の何倍も価値が高いのです。

だからこそ、このシェアで取り上げられているサービスなどは、上の3つの消費者の空気、時代の空気を満たして支持を受けています。みんな気が付いているのですよ。これ以上マーケティングに踊らされて、消費地獄に入るのは嫌だってね。

■さっそく読み終わったシェアをシェアしてみました。

↑読了した本はシェアコードを入力した後、日本愛妻家協会の@ryutak2009 さんへシェア。今後、このバーコードでどうシェアしていったからがサイトで確認できます。どう動いていくのかちょっと楽しみ。








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【業務連絡】Douglas Purvianceさんの書籍執筆中です。

blog更新、ご無沙汰してます。言い訳ですが(!)、10末にトークショーをやったグラミー賞受賞アーティストでVanguard Jazz Orchestraのリーダーであるダグラス・パーヴィアンスさんとの本を執筆中です。

丁度11月末にはバンドで日本に来日していたので、ビルボード東京でのライブを見てきたのと、追加インタビューの機会をもらってたくさん話をしてもらってきました。

この状況で行けば、年内に再度Skypeで追加インタビュー。年末年始に集中して執筆。それをもとに年明けには再度ダグラスさんとMTGと進めていきたいと目論んでおります。



Vanguard Jazz Orchestra@Bliiboard Live Tokyo 開演前のステージ

ライブの感想も書きたかったりするのですが、シンプルに考えたことだけ触れておきます。あまりにも感動して、開演前に貧血になったぐらいですから。。。
1:パーソナリティと選ぶ楽器、演奏スタイルの相関性
2:演奏者自体がリラックスして楽しむことで、その空気が客席にも感染していく様子
3:ビッグバンドの音圧。そして人間関係の見えるステージの醍醐味

さて、本はどんな内容になるのか、ご期待ください。ダグラスさんのいままでの経験から来る人生哲学やコツが語られています。これから社会に出る方や自分のキャリア形成に悩んでいる方などが読むと本当に勇気づけられる内容になると思っています。

インタビュー中に、感極まって涙を流すダグラスさんを見ていると、僕自身書き手としてこのメッセージを読者の皆さんに伝えなきゃという使命感にかられています。そして、このような機会を持ってきてくれた宮嶋みぎわさんに感謝しています。みんなのために、がんばろう。そして、今年の仕事の仕上げ的な意味も来年の最初の仕掛け的な位置づけでもあります。

どんな内容になるのか、どうして僕が書くことになったのか、などなどはこちらの過去エントリーを参照ください。本当に人が運んできてくれるご縁は不思議な物です。では!
グラミー賞受賞アーティストDouglas Purvianceさんとのトークショー運営で学んだ「幸せなキャリアを築く」4つの秘訣。




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2010/11/19

ウェブから雑誌に逆参入!DECOLOG(デコログ)の光山さんにお会いして再認識したこと




ずっと隠れた優良メディアとして注目してきたDECOLOG(デコログ)の光山さん(ミツバチワークス株式会社)にお会いしてきました。TechWaveで三橋さん(@yukari77)が書いているデコログの取材記事を読み、三橋さんと飲み会でお会いしたときにお願いして実現しました。三橋さん感謝です。

ご存じない方のために説明しておくと、ビジュアルコミュニケーションを重視する若い女性向けのモバイルブログサービスです。普通ブログサービスって、本来プラットフォームサービスなので、メディアとは異なるのですが、デコログの場合完全にメディアになっています

■プラットフォームサービスじゃなく、メディア
ここに注目していたのです。自分の「住所」がある場所で、ブロガー同士のコミュニケーションが設計されている。メールのやりとりが盛んに行われる。彼女たち向けの商材を販売している企業がいたり、広告を行っている企業がいる。しかし、彼女たちに喜ばれるカタチで広告も情報として提供できている「場」となっています。となると、「メディア」です。ちゃんと不適切な広告がでないように管理し、デコログ内で人気ブロガーになった子たちに、悪い大人が近づかないための施策をとっていたりとメディアを運営するための取り組みをちゃんと行っています。なんだか、お話を聞いていてうれしくなりました。

■ウェブだけでなく、リアルまで繋げるイベント
また、今年からリアルイベントとしてデコログ会員を集めて、大阪・福岡・東京でフリーマーケットイベントを実施しています。撮影された動画を見せてもらったのですが、普段ブログでやりとりしている人たちがリアルの場で会っている姿を見ていると、メディアの介在意義の大きさを実感できるイベントでした。

ソーシャルメディアで出会って、リアルでMeetUpという流れは都市に住む一部のweb業界界隈では一般的になりましが、本当にこういったマス層に対して「動かす」ことができているのケースはまだまだ少ないと思います。マス層を動かさないと、社会を変えられないですから、これができているのは本当に重要だと思います。

■念願の雑誌創刊。雑誌コードも自社で取得!
社長の光山さんとお会いしたのが11月18日。そして、自社媒体である雑誌を創刊したのが前日の11月17日でした。なんと、驚くべきことにこのご時世に新規で雑誌コードを取得し、各取り次ぎと契約して、雑誌を創刊するところまで漕ぎ着けたそうです。
さらに、驚くことに雑誌を出すために必要なことも知識もなかったけれど、「出したい!」という強い意志があったので、いろいろな人に聞いて紹介してもらった人に相談しながら、次々と出てくる課題を一つ一つ解決して創刊を迎えたそうです。

自分も雑誌を作っていた側なので、流通のルールなど業界のしきたりなどいろいろ経験しているのですが、光山さんが言っていた「全く知らなかったから、できたのかもしれません。」という言葉が目から鱗でした。

このDECOLOG PAPER(デコログペーパー)ですが、季刊で発行していくとのことです。雑誌だけでも楽しめるのですが、デコログとのメディア連動もすごく良くできていました。目次はケータイサイトのほうにあり、地域別などで雑誌に登場しているブロガーを検索して番号連動で雑誌を確認できるようにもできています。






■まとめ
ウェブ時代は、みんなが媒体を持てるし、紙時代と比べて参入障壁が低くなったと言われてきたけど、「メディアを運用する力」を持った人にとっては紙メディアに逆参入することも可能だということを光山さんが証明してくれる気がします。

そして、ユーザーとコンテンツを重視して、ウェブ+リアル+雑誌と「素晴らしい場」を創って行っている姿には、本当に刺激されました。ベンチャーから始めたって、こんなに素晴らしい場を運営できるし、ユーザーの顔が見えて生活を変えるサービスを創れるんだと勇気をもらいました。




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2010/11/05

【Instagram使用感想】写真の楽しさを、やっと完成させた驚くべきアプリケーション!

iPhoneアプリケーションのInstagramをご存じでしょうか?
使えば使うほど、メディア設計やコミュニケーションプランニングなどをやっている方々が忘れてはならない「シンプルであること」の重要性を痛感しています。


簡単に説明すると、撮影した写真にポラロイド風やフィルム風にエフェクトが簡単に掛けられ、web上に写真を公開できるというただそれだけのアプリケーションです。

でも、そこにはスナップ写真を楽しむためのすべての要素が入っています。

写真の楽しさじゃなくて、ついついカメラ自体の物としての機能ばかりに目がいってしまいますが、一番重要なのは「写真を楽しむために重要な要素は何か?」を突き詰めてシンプルなプラットフォームを提供することです。撮影→加工→共有→評価という一連のコミュニケーションが簡単にできることに特化されています。そして、友人たちの「like」評価やコメントをもらうことで、ますます熱中させるというリピート性がシンプルな中にもしっかりと埋め込まれています。




Instagramのような写真を楽しむためのシンプルなプラットフォームを目の前にすると、従来のカメラ+プリントorネットで公開というシステムでは、写真の楽しさを完全には引き出せていなかったと気づかされます。自分の本にもたまたまカメラのコンセプト設計の事例を書きましたが、「そもそも」何をするためのものかを考えて、そこに特化した軸でシンプルにコンセプト設計しないと機能盛り沢山のよくわからないものができあがりますから。

Facebookやtwitterにも写真を公開して楽しめる機能なんてたくさんあるのに、多くの人がInstagramに夢中になる秘密を、ハマってみることで是非体験してみてください。本当にオススメです。




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2010/11/03

人生って何が役に立つのかわからない。役に立つときが来てはじめて「あのときの経験は、自分にとって意味があったんだ」と気がつく。

10月末に国際フォーラムで、グラミー受賞アーティストのダグラス・パーヴィアンスさんとのトークショーをやって、ふとタイトルのように「過去にやったことで今の自分に役立っている」ことに思いあたることがあり、このエントリーを書いています。自分の中ですっかり忘れていた過去の経験だったので。

高校生の時に、1ヶ月に一度、FM仙台(現在はDate fM)で30分番組「飛び出せ! 高校生諸君」の出演+企画をやらせてもらっていました。番組の企画から取材、出演までを自分たちでやるという自由な枠でした。もちろんサポートにディレクターさんがついていただきましたが、ここまでやらせてもらっていいのかというぐらいの恵まれた機会でした。

番組のスポンサーが予備校だったので、ターゲットとなる高校生に聴いてもらうためには、高校生自体が出演したら友達も含めてターゲット聴衆者が獲得できるはず。という背景があったからだと思います。事実、出演は予備校のターゲットとなる進学校のみでしたので。


企画作ってどんなテーマで番組を作るのかという一通りのことを勉強できたのですが、特に鍛えられたと思うのが、フリートークの技術です。毎回、スタジオで話すのですが聞いている人を意識して話すという初めての経験。説明することを意識しながらも、普段のおしゃべりのようにテーマに沿って会話することの難しさ。適切な言葉で即時に相手に返さなくちゃいけない瞬間芸的な頭の使い方まで、ここで鍛えられたように思います。さらに、スタジオの時間がありますから無限に時間が使えるわけではないという切迫感もありましたから、必死でした。

よくよく考えてみると仕事をしているときに重要なのはこういったコミュニケーションスキルだったりします。特に話すスキルって、忙しいときに磨くのは困難ですから、高校時代に実践で勉強できたのは本当に恵まれていました。普段の仕事だけでなく、いまだに急に司会やトークショーを頼まれても、なんとか対応できているのも、この時の経験のおかげです。

こういうことって、高校生の時にはまったく気がつかなかったよなぁ、と。でも、あのときの自分とその経験を与えてくれた大人に感謝しています。そういえば「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1994-2009」のあとがきにこんな文章がありました。もっと俯瞰的に人生を捉えると、こういった過去の自分に感謝することがたくさん出てくるのでしょう。

そんなに簡単にあっさり括ってしまっていいのかどうかよくわからないが、人生とはたぶんそういうものなのだろう。あとになってみれば「ああ、そうか、そういうことだったのか」と腑に落ちるのだが、その時点では何がなんだかわからない。でもよくわからないからこそ、人生にはきっと意味があるのだろう。よくわけがわからないこらこそ、これからどうなるのか先が見えないからこそ、人は必死になってそこから何かを吸収していくのだ。









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2010/10/23

グラミー賞受賞アーティストDouglas Purvianceさんとのトークショー運営で学んだ「幸せなキャリアを築く」4つの秘訣。



昨日、ついにトークショーが終了しました。スケジュールを振り返ってみたら、97年卒リクルート同期の小規模な飲み会が6月頭(そのときのエントリーはこちら)。そこから、実際に企画がスタートしたのが6月末。紆余曲折ありながら10月22日の本番をむかえたわけです。4ヶ月で、こんなすごいイベントができたんだと驚いています。
発案者の宮嶋みぎわさん(@MiggyMigwa)の情熱と献身的な働きのおかげです!

本番で、ダグラスが話してくれた自分の経験をもとにした「幸せなキャリアを築くヒント。そのために必要な組織運営のヒント」が、いちいちこのトークショーの開催までに起こったことと重なっていて、なんだかステージ上で一人ニヤニヤしてしまいました。


1:自分の心の声を聞くこと。本当に自分が何がやりたいのかに気づくこと
今回でいうとみぎわさんの「ダグラスの素敵な言葉を独り占めしていてはいけない!多くの人に伝えたい」というのがこの企画のすべての動機ですよね。これに気がついて、本人が情熱を傾けられるものだったからこそ、転がりだした企画だと思います。


2:コンフォートゾーンから抜け出して、リスクをとることを恐れないこと
普通に考えたら、NYからグラミー賞受賞アーティストを呼んできて、さらに演奏じゃなくてトークショーを企画しようって、かなりのハイリスクですよね。「日本公演のときに、MCでちょっと話してもらえばいいや」ということもできたはずです。しかし、「彼の人生哲学を伝えるためにはもう一歩踏み込んだ話をしなくちゃ」ということにこだわり、トークショーというリスクを取って開催にいたってます。


3:リスクを取ったら、やれるところまでやる!でも、「歩み寄る」ことも忘れない
今回のトークショーの主催はビルボードさんです。トークショーをやるときには場所だったりスタッフだったり、集客するための告知媒体だったりといろいろと乗り越えなくちゃいけないことがたくさんあります。そこに11月にThe Vanguard Jazz Orchestra(以下VJO)の公演をやられるビルボードさんという最強の理解者が現れて、実現が現実的になりました。まさにリスクを取ると手助けしてくれる人が現れる、ですよね。とはいえ、進めていくときにすべてが完璧になることはありません。会場を決めたら、終わる時間は決まっているし、本当はサイン会もやりたかったけど。。。などなど「歩み寄る」必要があることはもちろんありました。しかし、目的を実現することに比べれば小さな出来事ですよね。

4:組織として「目的」に背くことはやらない。VJOのボスは「音楽」そして後世に「レガシー」を伝えていくこと
トークショーの後半では、VJOの組織運営について伺いました。その中でも上記の流れと繋がっていたのですが組織には「目的」があり、それがボスだということです。リーダーや社長がボスなんじゃなくて、あくまで「目的」がボスだということです。今回のトークショーのボスは1のところで出た「ダグラスの素敵な言葉を独り占めしていてはいけない!多くの人に伝えたい」がこの企画に関わったすべての人たちのボスでした。この強いコンセプトがあったからこそ、ボランティアでお手伝いに来てくれた人だったり、撮影のプロフェッショナル、通訳のプロフェッショナルだったりと多くの人が一つになって、最後まで進められました。


ダグラスさんの人生哲学を語るトークショー自体が、その人生哲学を活用して産まれた最初の実践例って素敵だなぁと思いこのエントリーを書きました。この企画に関われて、本当に光栄でした。そして二日間もダグラスさんのお話を間近で聞けて、うれしかったです。



最後に打ち上げでいろいろ情熱的にしゃべった後に、眠くなっているダグラスと母親のようにサポートしているみぎわさんの2ショット写真です。



さあ、次はこの素晴らしい言葉をパッケージにして、より多くの人に伝えられるように取り組んでいきます。頑張りますね。そして、楽しみにしていてください。

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2010/10/15

ソーシャルメディアによって我々が手に入れられるのは、長い回り道を経て「商売の原点」「人付合いの原点」を取り戻すことなのかもしれない。

「ソーシャルメディアによって我々が手に入れられるのは、長い回り道を経て『商売の原点』『人付合いの原点』を取り戻すことなのかもしれない。」

もともと商売は物々交換で始まり、その後対面で商品とお金を交換する貨幣経済に入って行きました。しかし、基本は対面での取引だったため、相手の顔もわかり、ズルをするような取引相手は、同じ地域で長期間の取引を続けることは不可能でした。

それがマスマーケットにマスプロダクトを販売する必要性がでてきたのと同時に、「プロダクト(商品)」を「チャネル(販売網)」に「ディストリビュート(配送)」して、販売するというシステムができあがりました。それと同時に最も効率的に多くの商品を同じような手法で誰でも同じ様に販売するために「小手先のマーケティング」必要となったのだと思います。

失ったものは、「直接対面して取引を行う」ために「相手の喜んだ顔が見られる」「商品に対する期待や不満が把握できる」機会。また、取引相手と知り合いになり、 自分が逆に相手の商品を購入する側に回った時にコミュニケーションができる喜び。お互いを自分の人脈に組み込んで、知り合いを紹介し合い広がっていく人脈形成のチャンス。別に安さだけ求めるのであれば、他の売り手から購入するけど、知り合いから買ったほうがうれしいよね、困ったことがあったら、お役に立てることだったら言ってね、という感覚でしょうか。

行きつけの飲食店には、この法則はまだ健在です。「安さ」よりも、相手が自分のことを知っていてくれる喜び、コミュニケーションできる楽しさが心地良さを提供していますよね。英語でも「local」って言いますよね。 I have a local!ってね。

前者は、グランズウェルでよく知られるようになったソーシャルメディアをやるときに重要視されている「傾聴」そのものですよね。

このことが、一番最初に「ソーシャルメディアによって我々が手に入れられるのは、長い回り道を経て『商売の原点』『人付合いの原点』を取り戻すことなのかもしれない。」と書いた根拠です。


CRM(カスタマー リレーションシップ マネジメント)が、江戸時代に進んだ商売方法である「三河屋の御用聞き」の現代版に過ぎなかったように。。。※前回購入したものを把握し、切れた頃にアラームを提示して、次の注文を取る。従来の注文タイミングなどの履歴でそろそろ注文を取りにいくべきかを把握して、訪問する。そして、それを家にいながら注文も配送まで行っているもらえたわけで、ECの非常に進んだ形式ですよね。


これが、私のソーシャルメディアに対する視点です。人間や動物が昔から行っている習性に逆らうことは難しく、DNAに記憶され、生き延びる過程で獲得してきたことはそう簡単には変わらない考えているからです。テクノロジーを使って、人間くさい楽しみを取り戻す!社会的な動物である人間の楽しみを追求する! 人はこれをやりたいだけなんだと思います。

自分が今一番楽しいのが出会った人と知り合いになり、お互いが手伝えそうなことを持ち寄って協力する。そして、その信頼から次の人脈形成につながっていく。ということなので。この手助けをしてくれるソーシャルメディア、使わないわけないでしょう!

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