グローバル サイトタグ(gtag.js)

2008/08/18

ランチ検索に特化したiPhoneアプリ「30min.」--日本初GPS対応

■CNETより
サンゼロミニッツは8月16日、iPhone/iPod touch向けアプリケーション「30min.ランチ検索」を公開した。日本語アプリとして初めてiPhone 3GのGPS機能に対応したという。無料で利用できる。
30min.ランチ検索は、GPS位置情報を使って、現在地付近の飲食店を検索できるアプリケーション。起動するとGPSで自動的に現在位置を取得し、その場所から近い順に飲食店名が表示されるというシンプルなインターフェースだ。


アプリで、今後GPS+地図のカスタマー接点を押さえておけば
そこにアドネットワークを入れたり、広告サービスが広がっていくので
注力するポイントとしては、いいですよね。ビジネスとしては。

さらに、ランチという接点に絞った訴求で差別化も出せているし。
「住宅やクルマを購入するより、
今日のランチや夜ご飯に何を食べるかのほうを
人間はちゃんと検討する」と言われているので
ランチにアプリって相性良さそうなんですよ。
外出していて、「この辺でいいお店ないか?」は顕在ニーズですし。
やられたなぁ。


先週、いろいろと考えていた中で
MAPって、広告という組み合わせが出るまでは
低い価値で見られていたよなぁということを考えていました。
みんなが使うツールだったんだけど、NET+広告という組み合わせが出るまでは
本として流通して課金する以外に、方法がなかったわけですから。
でも、みんながよく使うツールだったことは昔から変わってないんですよね。

「今、過小評価されているものに目を向ける」
常に、ビジネスモデルを発想するときには、
この観点を忘れないように考えたいですね。
技術の進歩や環境の変化が起これば、急に日の目が当たることがありますからね。


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自分のキャリアの棚卸し=Decade+1.5

自分のプロフィールを俯瞰してみました。





smashmedia河野武さんのDecade+1に影響されて
自分の社会人になってからの経歴を俯瞰する資料を作ってみました
本当は、パワポで失敗から学んだことなどを含めた
河野さんのような資料を作っておきたいのですが。。。

横軸は当然「時系列」となるのですが
縦軸を何に置くのかが戦略的に大事になりますよね。
いろいろ迷いましたが、自分の場合は
「各種メディア対応」が売りだと判断しました。
(USBリーダーやDVDドライブの謳い文句みたい)

これを見ながら
いろいろと次のキャリアのつけかたを考えてみなきゃ。



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2008/08/16

NOW UPDATING… THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン ggg@銀座

NOW UPDATING…
THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン
http://tha.jp/exhibition/

職場が銀座に引っ越してくれたおかげで
今までよりも銀座グラフィックギャラリーに行きやすくなりました。
ほんのちょっとの空き時間があれば、
ぶらりといけますからね。

そういうわけで、中村勇吾さんの
インタラクティブデザイン展を見てきました。
いつもは、パソコンのモニターで見ているものが
大きな縦型のモニターで表示されているので
全体を俯瞰できて、ちょっといつもと違う感じでした。

で、改めて感じたことのメモ
・ユーザーインターフェイス
・インタラクティブデザイン
・触感。マウスじゃなくて手で触っている感覚。
・マウスが自分の体の一部のように感じる
・コミュニケーションのデザイン
・本当の意味のユーザーインターフェイス
・説明書の要らない世界。現実に近い仮想空間の作法
・トーンとしてのシンプルで「強い」デザイン

macのインターフェースと通じるものがあるんですよね。
というよりこっちのほうがよりmacっぽい?


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2008/08/15

「サービスブランディング」おもてなしを仕組みに変える 博報堂ブランドコンサルティング

サービスブランディング

「おもてなし」を仕組みに変える
著者: 博報堂ブランドコンサルティング



ちょっと、本の紹介が続いていますが
読もうと思っていた本がたまっていて、
この次期に集中的にまとめて読んでいます。
中でも、勉強になってオススメできる本だけをblogにはピックアップするようにしています。

さて、この博報堂ブランドコンサルティングが出している
「サービスブランディング」という本ですが、
ブランドというよりはカスタマー視点での商売の仕組みづくりについて
体系的に、なおかつ事例を踏まえて書かれていてお役立ち度が高いです。

まず、商売を以下の四つに場合分けをしており
そのそれぞれについて、事例と重要な戦略がまとまっているというつくりです。
(目次を見ると整理されていてよくわかると思います)
今、自分が取り組んでいるのが「無店舗×非契約」型ビジネスなので、
クラブツーリズムの仕組みには体験共感できるのですよ。
そして、なによりも「商品」設計×表現にもそのコンセプトが
ちゃんと一本筋が通っていて、それがユニークセールスポイントになってますよね。

そうそう、カスタマー視点から組み立てていき、
こういう企業の仕組みの作り方をやっていくのが
自分の得意分野の一つだと思っています。

「サービスブランディング」の目次です。

第1章 なぜ、サービス分ランディングか
1 ものづくりだけで生き残れるか
2 サービスの競争力をいかに上げるのか
3 製造とサービスの垣根はなくなった
4 ブランドの約束と実践
5 ブランドも顧客を選ぶ
6 顧客との真実の瞬間
7 サービスブランディングがもたらすもの

第2章 サービスブランディングのフレームワーク
1 サービス業が抱える四つの特性
2 サービスブランディングの枠組み:求心力と遠心力のマネジメント
3 仕組みづくり:求心力を生み出すトライアングル
4 顧客接点づくり:遠心力を生み出すヘキサゴン
5 サービスの提供スタイルを決定付ける四つの市場

第3章 「店舗×非契約」型サービスのブランディング
1 「店舗×非契約」型のサービスとは何か
2 「店舗×非契約」型サービスにおけるブランディング上の特性
3 野家「日本で一番わかりやすいブランドの約束」
4 ダイエー「魚屋さん復活プロジェクト」
5 「店舗×非契約」型サービスブランディングの勝ちパターン

第4章 「店舗×契約」型サービスのブランディング
1 「店舗×契約」型のサービスとは何か
2 「店舗×契約」型サービスにおけるブランディング上の特性
3 河合塾グループ「市場縮小時代を生き抜くための事業変革」
4 ティップネス「生活クオリティ向上サービスへの進化」
5 「店舗×契約」型サービスブランディングの勝ちパターン

第5章 「無店舗×非契約」型サービスのブランディング
1 「無店舗×非契約」型のサービスとは何か
2 「無店舗×非契約」型サービスにおけるブランディング上の特性
3 クラブツーリズム「旅の仲間が顧客をもたらす旅行業」
4 一休.com「一流ホテルや旅館と共生する予約サイト」
5 「無店舗×非契約」型サービスブランディングの勝ちパターン

第6章 「無店舗×契約」型サービスのブランディング
1 「無店舗×契約」型のサービスとは何か
2 「無店舗×契約」型サービスにおけるブランディング上の特性
3 オイシックス「インターネットの感動食品スーパー」
4 クィンテセンシャリー「世界規模の富裕層向けコンシェルジュ・サービス」
5 「無店舗×契約」型サービスブランディングの勝ちパターン

第7章 ブランド体験管理の仕組み
1 重点注力分野の抽出―ドライバーはショーなり、パットは金なり―
2 企業のレンズから顧客のレンズへ
3 顧客満足と顧客ロイヤリティ
4 創意工夫を生み出すサッカー型組織
5 真実の瞬間は毎日起こる―モニタリングする仕組み―
6 ブランド体験管理の三つの勘所



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2008/08/14

「10秒に1人当たる!!」 当たりそうに感じさせるキャンペーンもここまで来た!


ビックカメラの100に1人無料キャンペーン!
ANAの50人に1人無料キャンペーン!
と、何人に当たるかよくわからないけど
そう言われると意外と当たる気がするキャンペーンがありましたが
ついに、コカコーラがこの記録を抜きましたね。

10秒に1人無料キャンペーン!
実際、この手のキャンペーンは分母が見えないから
冷静に考えたらどれほどの確率になっているのかわからないという事実がありますが
人の気持ちは、感覚的にごまかされるものなので
いいキャンペーンだと思います。

さらに、このオリンピック期間に
10秒に1人と言われると1秒の大切さなど
時間に敏感になっているので響きますね。
http://cp.cocacola.jp/

2008/08/13

「なぜ顧客は逃げてしまうのか」リピーターを増やす逆転の発想44 ジェフリー・J・フォックス

なぜ顧客は逃げてしまうのか
リピーターを増やす逆転の発想44 光文社
ジェフリー・J・フォックス




この本。リピーターの本というよりも
「マーケティング」のキモが詰まったとんでもなくいい本でした。
こんなに平易な言葉で、これだけのボリュームで
キモの部分が驚くほど詰まっているのがすごいです。

これは、実際にマーケティング戦略をやってきている人間だから
「なぜ顧客は逃げてしまうのか」という本から
いろいろと立ち上がってくるのかもしれません。
でも、絶対に良書です。

ちょっとさわりだけでも紹介します。
この「デキるマーケターのための確認テスト」を見てください。
すばらしい項目の抽出です。

■製品についての質問
1.なぜ、あなたの製品は開発されたのか?
2.あなたの製品の存在意義とは何か?
3.どんなマーケティング理論の裏付けがあるのか?
4.市場規模はどれくらいか?
5.どこでどのように使うことができるのか?

■顧客についての質問
6.顧客があなたの製品を買うべき理由は何か?
7.製品によって満たせるニーズとは何か?
8.顧客が買わない理由を見つけるとすれば、それは何か?
9.買い渋る顧客に対して、営業マンはどう説得すればよいのか?

■製品のメリットについての質問
10.すべてのセールスポイントを説明したあとに、「だから何なの?」と言われたとしても、
うまく切り返せるのか? あなたが主張するセールスポイントは顧客にとって重要なことなのか?
11.各セールスポイントから、顧客はどんなメリットを享受できるのか?
12.数字を使って、顧客が製品から得られるメリットを説明できるのか?

■ライバルについての質問
13.顧客は今どんな製品を使っているのか?
14.顧客はなぜ他社の製品を買おうとしているのか?
15.顧客が今使っている製品の欠点とは何か?新製品ではその欠点をどう克服しているのか?
16.ライバル製品とあなたの新製品との違いは何か?

■製品の価値についての質問
17.顧客があなたの製品を使わないとすれば、どれほどの損失が生じるのかをお金に換算できるのか?
18.その計算の根拠は?
19.製品の価値をお金に置き換えたとき、顧客から見たROI(投資回収率=利益/投下資本×100%)は何パーセントか?
20.お金に置き換えられた「製品の価値」は、どのようにして「価格」に反映されているのか?
ライバル製品と比較して、どれくらいの差があるのか?

■広告についての質問
21.あなたの製品を一番うまく活用している人(もしくは、活用した人)とは、誰か?
具体的には、どのように活用したのか?
22.(広告でアピールしている)製品の良さを裏付ける証拠はあるのか?信頼できる推薦者はいるのか?


僕が特に刺さったのは
製品のメリット部分。金額換算、数値換算して製品メリットを訴求しろ。
それができたら、営業トーク。営業ターゲット。
広告のコピー。広告ターゲットも決められる、というあたり。
その通り。これ、ずっと自分もやってきている部分だなぁ。
そこが、営業の強い会社の特徴だと思います。

2008/08/12

国立博物館「対決 巨匠たちの日本美術」に見る<編集>の面白さ

8月17日(日)で終わってしまいますが
上野の国立博物館で「対決 巨匠たちの日本美術」という特別展が開催されています。

この特別展は編集に関わるすべての人にオススメします!
オススメできます!
紹介文から引用すると。
同門から出て異なった作風を開拓した鎌倉時代の「運慶vs快慶」に始まり、室町時代の代表的水墨画家雪舟等楊と彼に私淑した雪村周継、安土桃山時代に天下人の御用を争った狩野永徳と長谷川等伯など、中世から近代までの日本美術史に名を刻む巨匠たちを、2人づつ下記12組とし、名品を対決させる形で紹介いたします。

その関係は、同時代に競い合った文字通りの「対決」だけでなく、弟子と師匠の関係、一方が一方に私淑する関係など様々ですが、広い意味でライバル意識があったととらえ、「対決」としています。互いの作品を比較して見ることで、巨匠たちの優れた個性にふれていただければと思います。
 運慶 vs 快慶
 雪舟 vs 雪村
 永徳 vs 等伯
 長次郎 vs 光悦
 宗達 vs 光琳
 仁清 vs 乾山
 円空 vs 木喰
 大雅 vs 蕪村
 若沖 vs 簫白
 応挙 vs 芦雪
 歌麿 vs 写楽
 鉄斎 vs 大観

と巨匠たちの対決で展示されています。
編集として優れているのが、
いままで一つ一つの作品をありがたがって眺めて来た目に
時代背景、ライバルを並べて比較することで
巨匠が何を意識し、何を変えて作品を創ってきたかが
見えるようにしていることです。

これは、本当に「目から鱗」の編集力です。
社会に新たな「point of view」を提供することに
あこがれを持っている私としては、
本当に感服しました。いい企画です。

一つ一つの対決にいろいろ書きたいことはありますが、
何よりも「この企画の切り口」
「作品の真実を浮かび上がらせた視点」は
ある意味、巨匠を超えてますよ。すばらしいです。嫉妬します。
企画者は誰なんでしょう?

2008/08/11

メディア設計、コンサルティングフレームを図式化してみました。

自分のノウハウを「見える化」するために
自分がやってきたメディア設計や運用を回していくときのフレームを
図式化してみました。なるほど。こうやってたんだなぁ。
自分がやってきたことを一度抽象化して
フレームに落っことして、使えるようにする作業をするのに
ぴったりな時期ですね。このお盆という期間は。

2008/08/10

オリンピックというフォーマットが古く感じてしまいます。

北京オリンピック開催中ですが、
個人的にはすでに「国の代表として戦う」や
「メダルの数を競う」というフォーマットが古くなっているように感じています。

昔に比べれば、先進国では
自分の国がいくつメダルを取ったかというような
冷戦時代の文脈で盛り上がらなくなっているように思います。

一方で、今が伸び盛りの中国などでは
いくつメダルを取ったかが国として重要な要素でしょうし、
一つにまとまるたまの大事なイベントだと思います。

ボーダレスな世界になり、外国人の友人も増えてくると、
国としてとらえるよりも、選手の個性や物語。
人としてのリスペクトなどで応援をしていくようになると思っています。

とはいえ、まだ「国」以外にくくっておもしろい
タグ付けが難しいのも、事実。
「男女」「体重別」などではない、
クリエイティブな切り口が見つかる面白いんだけどなぁ。
きっと、それがオリンピックのリニュアルのテーマになると思うので。

あ、本当はNHKの紅白もどこかで
「赤組 白組」以外のくくり方を検討して、リニュアルすべきだったんだろうなぁ。
男女で分かれていた時代背景から、
常に男女が現実の社会で競争し、一緒に肩を並べて働いている時代になったのだから
「紅組 白組」でわけていてもハレの感じしないもんなぁ。
世代別とかで切り直すと面白いことがまだできそうな気がしますが。

話が広がりましたが、時代の文脈と
こういったフォーマットを変えるリニュアル作業は
絶対に重要なポイントになりますよ。

2008/08/08

Googleストリートビューアーで、家の正面の画像が消えている

Googleストリートビューアーですが、
さっそく自分の家を見てみました。
たぶん、多くの人がまずは自分の家を入れるのでしょうね。

そうすると、なぜかマンションを真っ正面から見た画像が消されています。
うちは、外から丸見えのデザイナーマンションなんで
気遣いいただき消去なんでしょうか?
それとも、クルマのナンバーがまずいと思ったんでしょうか?
はたまた、ただ単に画像が消えてしまったのでしょうか?

Googleにも心配される開けっぴろげな個人宅というポジションも名誉です。

2008/08/07

地味だけどiPhoneのすばらしい機能(僕にとって)

かなり使い込んできましたiPhone。
いままでのケータイと比べて地味な話ですが
よく使っているのは、写真撮影です。

画質もそんなにいいわけでもないのですが
とても優れているのは「シャッター音」が小さいこと。
おかけで、電車の中で中吊り撮影や
外食で食べたもの記録など大活躍です。

そのときに、使っているのが
Evernoteというメモアプリケーション。
必要なものがまとまっていて便利なのです。
以下、Lifehacking.jpからの記事引用となります。
いつもチェックしていますが、役に立つ記事が多いですよ。





Evernote for iPhone は「いつでも」「何でも」メモできるツール

logo.gif
私たちはいったい一年のうち何時間を「忘れたものを思いだす」ために使っているのでしょうか?
「必要だと分かっていなかった」ためにあとで思い出そうとしているのは至って自然なことですが、「あとで必要になることがわかっていた」のにメモをしていなかったために失う時間はけっこう多いものです。
バスの時刻表、間違えやすい交差点の風景、「いいな」と思った曲の旋律、ちょっと思いついた言葉など、私たちの頭の中に一瞬だけ入って、注意をして記録する前に消えてゆく記憶のなんと多いことか。
そうしたことをふせぐために、ユビキタス・キャプチャーという習慣を何度も取り上げてきましたが、iPhone の登場でこのキャプチャーのためのツールに強力な武器が加わりました。Evernote for iPhone です。

一瞬でシンクするメモ

evernote-iphone.png
App Store から無料でダウンロードできる Evernote for iPhone は Evernote の良い点だけを1画面の中に凝縮しています。
起動すると、上から「メモをとる」「写真メモをとる」「写真からメモを作る」「オーディオメモをとる」という4項目が並んでおり、何をすればいいのかが一目瞭然です。
このうち「写真メモをとる」はその場で写真を撮ってメモをするのに対して、「写真からメモを作る」という項目は iPhone のカメラであらかじめ撮ってあった画像を利用してメモを作れます。
作ったメモは、Evernote のどのノートブックにも格納可能です。タグや、日付情報などを編集することも可能です。まとめてタグをつけるために「検索をしてからまとめてタグ付け」の機能もあって便利に出来ています。
出先でとったメモは通信が可能ならすぐに Evernote にシンクされますが、通信ができない場合は “Pending” となり、通信ができるようになるまでちゃんと保留されます。このあたりも、モバイルならでは問題点にちゃんと取り組んでいるところです。

全てのメモを手のひらに

evernote-iphone2.png
逆に閲覧ですが、iPhone では画像だけではなく、PDF もちゃんと閲覧できますので、パソコン、ウェブの Evernote を通じて作ったメモもすべて見ることができます
これが本当にすごい。私は手書きで渡された事務文書を ScanSnap でスキャンして Evernote に取り込んでありますが、つい今日もそれを母艦の iMac から離れた場所で見たいなあと思ったところ、数タップでその文書にアクセスすることが可能でした。転送に若干時間がかかるものの、解像度に問題はありません。
ちょっと思いついたらメモをとる、ちょっと面白いものをみたら画像メモをとる、「あ、この曲いい! 覚えておきたい」と思ったらオーディオメモをとるという、あらゆるものを Evernote に預けてしまう生活が実現しそうです。
実際は大量の文書を iPhone で書くのは面倒なのでそこは従来通り Moleskine 手帳にまかせますが、それ以外のものはすべてEvernote に集約できそうです。
表題には「何でも」と書きましたが、もちろん iPhone の現在の問題点は動画が撮れない点です。Qik などがこれをソフトウェア的に解決するという予定だという噂もありますので、ぜひ今後のアップデートで動画が加わることを期待したいです。
ためしに、明日の Lifehacker 日本語版記念イベントと、出張先の数日の間、目についたものをとりとめもなくメモしていきますので、よければパブリックメモの mehori’s scrapbook をご覧ください。全部 iPhone からのメモばかりです。

2008/08/05

地方紙には、個人情報がいっぱい?







昨日、四国新聞を見ていたのですが
おどろくべきことに、3歳になる子供たちの顔写真と
名前、だいたいの住所が新聞に載る投稿欄がありました。


親が「うちの子かわいいでしょう」のコーナーだと思うのですが
個人情報に敏感になっている都心部と、ゆるやかな地方の違いだと思います。
僕は、個人情報に敏感になりすぎることのメリットはないと思っている派です。


あ、念のために
この投稿欄には、端っこに
「このリストを営業目的に利用することを禁止します。」と書いてありました。

駅名しりとりスタンプラリー?





































大江戸線で見つけたのですが、
駅名しりとりスタンプラリーというイベントをやっているようです。
JRのポケモンスタンプラリーも大人気ですが
都営も負けてはいられない、ということでしょう。
でも、麻布十番駅は、「ん」でしりとりが続かないのでは?

2008/08/02

ウェブブック『生きるための水が湧くような思考』(梅田望夫著)

梅田望夫さんの最新刊は、ウェブブックとしてリリースされました。
もうすでに、読んだ記事などもありますが
こうやって本としてまとめて再読してみると
いろいろなことを気づかされます。
個人的には、今の自分の感じている閉塞感と自分が行きたい方向を言語化してくれる作品です。


長い引用になってしまいますが、ウェブ時代5つの定理の2番目の定理である「チーム力」の部分です。ここが今の自分の気持ちにぴったりとはまりました。

「その道のプロ」の相乗効果

 創造性を生むための第2定理は「チーム力」である。どんな優れた人も1人では何もできない。自分にできないことができる人たち、自分にない能力を持った人たちと、どうチームを組んでいかに仕事をするか。ここに社会として組織として創造性を生むカギがある。
 ベンチャービジネスの成功というと、日本では、突出した力を持つカリスマ経営者によるワンマン支配といったイメージが強い。確かに、アップルのスティーブ・ジョブズ、マイクロソフトのビル・ゲイツなどを筆頭に、コンピューター業界をリードしてきたベンチャー創業者にはカリスマ的存在感を持つ人物が少なくない。個性的な創業者が会社の「顔」となり、大きな成功を収めた暁に、神格化されて語られる側面も事実ある。
 しかし、突出した一握りの天才だけがユニークな創造性を発揮して、革新的な技術や製品、新しいビジネスモデルをつくり出したわけではない。そこにあるのはワンマン主義ではなく、むしろ透徹したチーム力である。
 「強い力を持った個」同士がスポーツ感覚で戦略的にチームを組んで疾走するイメージ。異分野の「その道のプロ」が組むことで相乗効果をたたき出す世界だ。
≪Aクラスの人はAクラスの人と一緒に仕事をしたがる。Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる≫
 この言葉をシリコンバレーでは格言としてよく耳にする。Aクラスの人は、自分を向上させたいと常に思っているから、自分より優れた人と一緒に働きたいと考えるが、Bクラスの人は実力に不安があるから自分よりも劣った人を採用してしまう、という意味である。チーム編成においてはAクラスの連鎖を作るべし。イノベーションを生むには、選りすぐりのチームを組成するところから始めなければならないという経験則が、この言葉の背後にある。
 日本のビジネス社会では、「チームワーク」という概念に「優秀な個」という前提が自動的には含まれていない。「メンバーの痛みを理解できる」「困っている他のメンバーを助ける」といった相互扶助の概念と紙一重になりがちだ。「守りの仕事」ならばそれでいいが、そのチーム発想からは「攻めの仕事」における爆発的な創造性は生まれにくい。 
 ≪世界を変えるものも、常に小さく始まる。理想のプロジェクトチームは、会議もせず、ランチを取るだけで進んでいく。チームの人数は、ランチテーブルを囲めるだけに限るべきだ≫
 これは、サン・マイクロシステムズ共同創業者のビル・ジョイの言葉である。マイクロソフトもアップルもグーグルも、すべては数人のチームによる熱狂的な没頭から始まった。「世界を変える」イノベーションを生む一番大切なことは、資金でも設備でもなく、情熱を持ったわずか数人の力を結集して爆発させる「チーム力」にある。
 高いモチベーションを持続する少数精鋭からチームが成り立ち、目標を共有し、会社や作品の成長を目指し、チーム全員が同じ目標に向かって走る。その幸福感、高揚感から、創造性やイノベーションが生まれるのだ。
 「いい成績を取って、いい大学に行って、いい会社に入りなさい」という古い価値観のゴールにある「日本のいい会社」に入ることで、それができるのだろうか。「いいチーム」感覚で楽しく仕事をしていくことができるのだろうか。現代の日本の優秀な若者たちは、そんな懐疑の心を持っている。だから未来に閉塞(へいそく)感を感じるのだ。
 自分の志向性にぴったりとあった領域を発見し、そこで徹底的に自助努力をしてその道のプロになる。そしてAクラスのプロ同士がお互いに尊敬し信頼し認め合い、ケミストリー(相性)の合うメンバーで一体感をもち、チームでスポーツをするように一緒に仕事をする。そんな楽しい「仕事の世界」が日本にももっと増えてくるといい。
 こうした「チーム力」の文化を積極的に社会全体に育(はぐく)んでいくとき、一人一人の個に、今を生きるエネルギーがわいてくるのではなかろうか。



僕の場合は、新卒で入社した会社がある意味Aクラスの人材がたくさんいるすばらしい環境でした。ある部分は優れているけど、ほかの部分は全然ダメとか癖が強い人たち。でも自分の好きなことをキラキラやっている人が多かった。その環境の中で、自分がひとかどの個性を持つことに一生懸命でした。
その後も、プロジェクトをいくつかやっていく中で、いろいろなAクラスの人たちと仕事をしているのは、この上なく楽しい体験でした。

ただ、10年会社にいる間に、中途の採用基準が変わってきてしまったのか? 会社の文化が変わってしまったの? 自分の見る目が厳しくなってしまったのか? いつしかBクラス、Cクラスが増えてしまっているように感じてきています。そのことによってコミュニケーションに負荷がかかり、仕事のための仕事が増加してきて、いつしか楽しかった会議が苦痛な会議の場に変わってくる。社会全体から比較したら、そんなに悪い環境じゃないこともわかっていますが、自分の理想と比較して悲観的になってしまうのが現状です。もちろん、10年で卒業するこを意識しながら自分を磨いてきたので、この環境でやり残したことがなくなったことも事実です。


今までだったら、"Hate something,Change something"という大好きな言葉に則り、環境を変えにいくのですが、今の自分としては外にある「個」と連携した上で、理想のチームを作っていきたいと決めています。この文章を再読したことで、自分の気持ちが言語化されたように感じました。


もう一つずっと気になっている言葉は
「何かを捨てなければ、この本を読んだことにならない」
というウェブ時代をゆくに関して梅田さんが話したものです。
常に自分の時間は有限で、あっという間に時間は過ぎていきます。そのことに切迫感をもって、勇気のある決断をし、自分の人生は自分で切り開いていきことを再認識しました。

2008/08/01

さらば、新橋!来週から銀座。





本日は、会社の引っ越し。来週から銀座に移ります。

まあ、移動距離は短いのですが、気分がちょっと違います。

そんなわけで、会議室の窓から新橋駅方向をiPhoneにて撮影。



今から、飲み会なのですが

その合間に会議室に籠もっていろいろ仕事ができました。



もう一度、自分のコアスキルを確認し

追加しなくちゃいけない部分と、専門家と言える部分を分類し直しました。

そろそろ新しい地図が必要な時期ですからねぇ。

2008/07/31

やっとiPhoneをゲット!















いまごろですが。
やはり、メディアのことを考えている人間が
新しいツールをもってないと具合悪いですもんね。

朝に、表参道のソフトバンクに行ったら
16GBの黒が入荷していたので、1時間半から2時間かかりましたが
やっと手に入れました。。。
しかし、平日はこんなにブースがあっても契約をしてくれる店員さんが
5人強でなかなか進みませんでした。。。
後ほど人が増えたように感じましたが、ブース数が多いので
人数の少なさを感じてしまいました。土日は違うのでしょう。

新しいものにすぐにとびつくなぁ。

2008/07/29

Amazonプライムサービスの無料体験!

「体験させることに勝る、説得方法なし!」
















Amazonのプライムサービスが1ヶ月無料のオファーを出していました。
こういうサービスは、体験してもらうことによって
利用価値を伝えるのが王道ですよね。

でも、カットオーバーしてずいぶん経ってから
オファーを始めているところをみると、
なかなか利用者が伸びなかったのでしょうか?

僕も1ヶ月の無料体験を申し込んでみました。
でも、普段家にいないので結局受け取るのは土日になっちゃうんですよねぇ。。。
(配送員の人が、気を利かして土日にまとめてもってくることも多いです)

突然の夕立が降ったら、本やとコーヒーショップが混むんだな。

タイトルどおり、当たり前のことですが
当たり前のことを実体験で感じて、言葉にするのは大事だと思います。

そんなわけで、
「突然の夕立が降ったら、本やとコーヒーショップが
 混むんだなぁ」としみじみ咀嚼してみました。

今日の東京での21時代の夕立は
すでに集中豪雨の勢いでした。
おかげで、駅周辺の本屋にはみたこともないほどの
立ち読みの人であふれ、近くのタリーズも閉店時間近くなのに
次から次とお客さんが入ってきました。
こんなときぐらい、誰かの計らいで
閉店時間を延長してあげられないものでしょうか。
オペレーションが効いている店は逆にこのあたりは弱いよね。

僕は、どうしたかというと
本やで立ち読みをして雨がやむのを待っているつもりだったら
2冊本を買ってしまい、そのままタリーズに流れる。
そして、1冊は読み終わってしまったという
「豪雨消費」をしてしまいました。。。

2008/07/27

「心地のいい場所」について考え続けています。















写真は、代々木上原のWEST PARK CAFEです。
ここに来るたびに思い出し、
このblogにも似たようなテーマを何度か書いていますが
「心地のいい場所」ってなんだろう?と考えています。

お店の場合、立地や内装、店員のサービス。経営者の姿勢。
さらには、客層。一番重要なのは客層だと思うのですが
それによって、そのお店の空気感が出てきます。
これは、もう確実に感じるのですよ。
だから、いい店にはいい人が集まってきています。

代々木上原のWEST PARK CAFEなんか見ていると
ほかに出て行った支店(フランチャイズ?)は、
客層が本店のようにならないので、わかりやすく感じます。
近くに住む人たちの客層がよく、
外国人が多く、働いている人たちの気持ちが伝わる規模で気持ちいい。
もう、本当になによりそれを味わいたくてお店に行くわけです。

似たような感じは、先日言った昭和女子大でやっていた
ほぼ日の10周年イベント「吉本隆明の芸術言語論」の講演会でもありました。
吉本さんがどんなにしゃべろうが、言葉を探すときに空を見ていても
誰も文句を言わず、むしろ暖かい気持ちが会場から感じられました。

さて、何を言いたいか自分でもまだよくわりませんが
メディア作りとは、場作りだと考えています。
だからこそ、この「心地のいい場所」というテーマに対して
アンテナを立てて、考え続けることがメディア作りのヒントになると思っています。
もう2、3年かけて、「心地のいい場所」について
考え続けてみます。

2008/07/26

最近、気になるTV局とイベントの関係















写真は、日テレの夏休みにあわせたイベントです。
ゆりかもめから降りてきた子供連れの家族が
走って列に並びに来るんですよねぇ。
タリーズから見ていると、その浮き足立った様子がうらやましいです。

さて、気になっているのが地方から出てきた人にとって
東京でもっともいきたい場所は、いつの間にかテレビに出てくる場所になってます。
特に、テレビ局が地方になくて東京にある絶対的な観光地です。
いつもテレビで見ているあそこに行ける。
家に帰った後も、あそこにいったという実体験が残るわけです。
記憶の追体験消費がおこるわけですね。

それを知っていて企画しているのか、
テレビ局は、夏休みのイベントを仕掛けています。
電波を持っていることで、番組を利用して
いくらでもイベントを楽しいものとして告知することができます。
あのタレントがいた場所。やったことを追体験できちゃいます。
そして、よくよく考えてみると
テレビ局のもっているもう一つの強みである「美術」を活用してますよね。

期間限定という希少性で体験を売ることで、
地方から集客できてしまうコンテンツとなっていますよね。
「プチ非日常」をテーマにものを考えていると
こういうイベントは大きなヒントとなります。

2008/07/25

プレミアム感を出すデザイン















昨今のプレミアム感を出すデザインには「黒」を利用していたものが
多かったですが、さすがに牛乳ではそういうわけにはいかないですね。

白でシンプルにすることによって
プレミアム感が引き立つデザインに成功しています。

でも、牛乳だけじゃなく
高級感=黒のトレンドからシルバーや白を
プレミアムと感じられるように
世の中も変わり始めているようにちょっぴり思います。
どうでしょう?

2008/07/24

MacBookがつぶれて、MacBookAirを購入しました!















MacBookのHDDがいかれてしまったために、
急いでAirを購入しました。
落ち着いたら、MacBook黒もHDDを換えて使い続けようと思ってます。

しかし、Air買ったら
ローカルにファイルおきたくないですね。
思想として、全部WEB上に置いておきたくなるように
すべてが設計されているように感じてしまいます。

そんなわけで毎朝のスタバでの
朝ワークは、Airに変わりました。

2008/07/22

ソーシャルブックマーク「clipp」が超便利!!














ngiとウノウ、ソーシャルブックマーク「clipp」を共同開発

 ngiイノベーションラボとウノウは7月18日、ウェブページの気になる場所を切り取って保存できるサービス「clipp」を共同開発したことを発表し、ベータ版を公開した。

 clippを利用するには、ブラウザにclipp用のブックマークレットを追加する。保存したいページを開いて、ブックマークレットをクリックすると、そのページのURL、テキスト、画像、動画などを保存できる。


自分のページにどんどんwebを見て気になったものを
メモっていくスペースができている感じです。
いままでのソーシャルブックマークに比べて
この画像などを表示できたりするのが人に紹介しやすくていいですね。
http://atobeck.clipp.in/

エントリーしたいことは、たくさんあるものの
手が回らない。。。

2008/07/18

E-mobile D02HWのUSB接続コードの付け根が折れました。。。

あとで、写真をあげますが
E-mobile D02HWの接続部分がぽっきり折れていました。

朝早くに、スタバで仕事しようと思ったら
なぜか接続できず、本を読むしかない状態に陥りました。

いつも鞄の中にそのまま、ひどいときにはMacBookに接続したまま
突っ込んでいるので、そりゃあ折れますよね。

E-mobileのサポートセンターに電話して
USBケーブルを購入したいことを伝えると
無償で送ってくれるという素敵な回答。
大変、ありがたいはからいです。

カスタマーサポートの大切さを感じました。
たった、USBケーブル一本のサービスで
こうやって口コミのポジティブな評価を
blogに書かせることができてますよ。

2008/07/17

ミスド+モス=モスド こんなのが本当にあるの!









KandaNewsNetworkで知りました。

「モスド」ミスドとモスが融合したプロジェクトブランド?

http://www.asahi.com/business/update/0716/TKY200807160303.html
より、

2008年02月のミスタードーナツとモスバーガーの資本提携後、初の消費者向けのキャンペーンを開始しました。


MOSDO!  特設Flashサイト
http://www.mos.co.jp/mosdo/

MOSDO! CM
http://www.mos.co.jp/mos_park/ad/cm/cm_080716_mosdo.html

しかしです。
結果としては、両店舗が、「モスド」という名前で各製品を出しているだけなんじゃない…という印象です。


ホットチキンバーガー 2008/07/18より発売! 期間限定で復活!
http://www.mos.co.jp/cp/hotchicken/080718/

ホットチキンパイ
http://www.misterdonut.jp/newpro/080716_001/


なんかWEBのトーンも、ゆるくって
商売っぽさよりも、楽しさ。組んでみたらこんなことができそうなトーンを出しているのが素敵ですね。

「ご期待ください!(長い目で)」
この一文によって、このプロジェクトの
肩の力がいい感じに抜けているのが伝わって素敵ですね。

こういう「コーディネート」を提案できるような
柔らかさを常に持っていたいですね。
まだまだ、できること多いよなぁ。

2008/07/16

よく籠もる図書館。広告図書館

汐留のカレッタにある広告図書館によく籠もって仕事します。

自分の業務に関係する本が中心にあり
区切られたデスクがあり、
コピーサービスも使えて人が少ない。
至極の仕事スペースです。

一歩、外に出ると
文教堂書店があるので
広告やマーケティング、ブランド関連以外の本は
書店でチェックできます。

おかげでどんどん本を購入してしまいますが。。。
オススメの籠もれる図書館です。

2008/07/15

ひさびさに小山龍介さんに会いました。

昨夜、ひさびさに小山龍介さんに会って話をしてきました。

キーワードとしては
「コーディネート」
「外へのアンテナ」


人に会うことで、
新しいヒントをかき集めるタイミングかもしれない。


おもしろそうなアイデアとしては、
自分が信頼できるメンツをリスト化してブックを作り
他の人に相談されたときに、
そのブックから人を紹介するツールを作るという話。

海外では、各業種から1人づつコミュニティに参加し
100人のグループを作り、外の人から紹介を求められたときに
その中の1人を紹介するビジネスがあるらしいです。
おもしろいくくり方ですよね。

人脈を可視化してみようかなぁ?

2008/07/13

中村俊輔著「察知力」

この本、当たりです。
中村俊輔自信のストイックな登り方が書かれています。

・目標を、短期、中期、長期にわたって設定
・自ら壁を作って、それを乗り越える
・「引き出し」をどれだけ用意できるのか
・観察して、空気を察知して、自分の失敗を最小限に抑える
・ベテランこそ、「空気を読む力」で自分を磨く

僕の考え方と似ているところが多かったせいか、非常に共感できた本でした。
日本人はやはり「空気を読む」こと。その上で足りない部分を強化していくこと。
一つだけではなく、いろいろな「引き出し」をつくっていくこと。
足りない部分を課題設定し、それをちゃくちゃくとクリアーしていくこと。
決して、腐らず努力し続けること。

なんだか、非常に泥臭いことですが
それが中村俊輔のやってきたこととして書かれているので
受け入れやすいです。


<第一章 成功へ向かうとき、必要なものが「察知力」だ>

<第二章 僕はこうして「察知力」を磨いてきた>
 第一節 サッカーノートが僕を作った
 第二節 フリーキックを徹底追求して見えたもの
 第三節 自分の“引き出し”の数が、未来の可能性になる
 第四節 僕を育てた「壁」
 第五節 海外へ移籍した理由
 第六節 イタリアからグラスゴー、海外での壁に向かった
 第七節 すべての監督から、学びがある
 第八節 チームメイトから察知できる学び
 第九節 妥協しない姿勢

<第三章 「察知力」を活かして未来へ進む>
 第一節 僕にとっての日本代表
 第二節 ベテランの価値
 第三節 指導者として歩む夢 


2008/07/09

「ひきこもり国家」日本と平成版前川リポートの一致

7月2日に出された「平成版前川リポート」ってやつですが、
やっと内容を読んでみました。PDFはこちら

いろいろなところで書かれているように
今の日本の課題は明確にされているものの、
具体的な打ち手に落ちていないといわれます。

でも、読んでみて気がついたのですが
僕が勝手にリスペクトしている高城剛さんの著書
「ひきこもり国家」日本には、
個人がどう対処すればいいのかが明確に書かれています。

つまり、すでに今置かれている日本の状況では
国家が対応すべきことではなく、個人が対応するしかないと思っています。
いかに、自分がクリエイティブクラスとして世界で活躍するのか?
本当のボーダレス社会で、世界視点で
動き回り、自分の財産も生計も立てていくのか?
そういうことだと思うのです。

だから、僕は平成版前川リポートを批判するのではなく
国では具体策はなく、個人が対応するしか方法がないということを
示してくれた非常に画期的なリポートだと見ています。

僕は、すでに潮目が変わったと判断したので
自分個人で対応する方向に切り替えてアクションに移しはじめした。
さて、皆さんはどう考えますか?

平成版前川リポート:「若者の負担軽減」提言

 経済財政諮問会議の「構造変化と日本経済」専門調査会(会長、植田和男・東京大教授)が、2日発表する「平成版前川リポート」の全容が明らかになった。世界経済をリードする日本の立場を維持するため、内外の人材や資金を生かすグローバル化を進めることを提言。経済システムの若返りに向けて、年金など社会保障給付を見直すことで若者の負担を軽減し、将来に希望を持てる社会を実現するよう促している。

 リポートの副題は「グローバル経済に生きる 日本経済の若返りを」で、原油・穀物高など世界経済の状況を分析し、日本の進むべき道を提示している。

 具体的には、高齢化で中高年層の政策決定への影響が高まる一方、若者には無力感が生じている現状の問題点を指摘。社会保障を支える若者にしわ寄せがいかないように、年金や高齢者医療などの給付の見直しが必要になると結論づけた。

 また、若者の意見を政策に反映させるため、「世代間の不公平を調整する政策決定システムが必要」と強調。政府の審議会に若者代表を加える「世代別代表制」のような仕組みの導入を求めている。

 そのうえで、10年後に目指すべき社会として、(1)非正規雇用と正規雇用の格差の是正(2)内外無差別の市場ルール確立(3)公的年金運用の効率化(4)企業開業率(現在約4%)の引き上げ--などを列挙。少子高齢化に歯止めをかけるため、1人の女性が生涯に産む子供の数(合計特殊出生率)を1.7~1.8人に増やす目標も掲げた。

 専門調査会は、福田康夫首相が北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で日本の今後のあるべき姿として国際社会に発信するメッセージに、同リポートを生かしてもらう考え。【尾村洋介】

 【ことば】前川リポート

 1986年、日米摩擦を緩和するため、日本の対米黒字を減らす狙いで中曽根康弘首相(当時)の私的諮問機関「国際協調のための経済構造調整研究会」(座長、前川春雄・元日銀総裁)がまとめた報告書。座長の名前が通称として使われた。市場開放と内需主導型経済への転換が柱で、日本の経済政策運営の基本方針となった。




2008/07/07

EYESCREAM 特集アップルとクリエイター

これ読みました?

EYESCREAM8月号 アップルとクリエイター特集です。



MacPowerがなくなってからというもの、
Mac×クリエイティブ的な雑誌がなくなって
なんだか物足りない心を埋めてくれたのがこの雑誌です。

アーティストやクリエイターがなぜアップルを使うのか?的なことは
どうでもよく、はっきり言ってこの号は
高城剛さんのインタビューを読むために買ったほうがいいですよ。
高城剛さんのインタビューでは、この本全体の特集に対して
「アップルは、いろんな意味で先頭じゃない。先頭に引き離されつつある。」と
アンチテーゼもしっかりしているのが面白い。

特に、ジョブスが何をやろうとしているのか?に関しての議論がいい。
「ジョブスはリストラとクリエイティブ・ディレクターの両方ができる人」
「アップルは、こちら側からあちら側へのインタフェースになろうとしている」
「ジョブスは、常に大きななにかと戦っている。ミスター毀誉褒貶」
「iPhoneでは、ビッグ・ブラザーになりたい人とビッグ・ブラザーを倒したい人が一緒に手を組んでいる。それがジョブズのビジネスモデル。合気道のように相手の力を利用する」
「ジョブスはイノベーターではなく、スタイリスト」
「スタイリング力はすごい。それと技術情報の収集力。それらのエディットとかスタイリングとか、それに優れている」
「僕らは逆にジョブスのスタイリング・メンタリティを勉強しなけりゃいけない。」

この特集を読んだだけでも、
いろいろと枠組みをもらえたように思います。
スタイリストの時代として、日本人が得意なスタイリング・メンタリティとして
何ができるのかを考えようかと思っています。

タレントもより勝ち負けが二極化しそうな最近のCM事情。

最近のCMを見ていると、
ドラマとCMのタレントをかぶせて登場させ、
そのスポットに出稿を寄せているように見えるのですが
気のせいでしょうか?

どうしてこうなったのでしょう?

タイムシフトと言われる「リアルタイム視聴」から
HDDレコーダーによる録画が無視できなくなったからでしょうか?
だからこそ、CMをスキップされないために
ドラマ登場する人をCMに登場させ、その上で
視聴者にそのままCMも見続けさせるということを狙っているのでしょうね?
もちろん、仕掛けている人がいるのでしょうけど。

この現象によって起きると予想されること
①圧倒的に露出できるタレントと、できないタレントに二極化する
②ドラマでのタレントキャラクターが、CMにより制限される(連動する)
③②の逆で、CMでのタレントキャラクター(世界観)がドラマと連動する

①は今までももちろん競争社会ですから、あったわけですが
それがより加速して、事務所が戦略的にCMとドラマを連動して獲得しないと
厳しい時代がやってくるでしょうね。

②③は、小山薫堂さんがやっていた日産のドラマ内CMなどで
ドラマの世界観を活かしながら、そのキャラクターがCMを行い、
一方でドラマの中でも、商品が登場していることが実践されていましたね。

と、ここまで書いて思ったことは
この流れを、ポジティブに捉えて、利用した上で
消費者をおもしろがらせる仕立てにするのか?
ネガティブに、消費者に不信感を抱かせる仕立てにするのかは
仕掛け側次第だということですね。

CMとドラマがお互い制限し合うのではなく、
お互いが相乗効果を出せるようなおもしろがり方をやってほしいですね。
クリエイティブで世の中を楽しくしましょう!

2008/07/04

新橋でも、閑古鳥?

食料品の物価が上がっていることで
飲食店は本当に大変みたいですね。
それにもまして、最近気になるのは
新橋で飲んでいても、人が少ない気がします。
大変、ミクロなマーケティングですが。。。
とはいえ、マスとはミクロの集合体です。

昨夜。飲んでいたお店では
従業員3人に客は我々3人。
3人で9000円。

大丈夫なんだろうか?

ちなみに、今日いろいろ聞いた話で面白いと思ったのは
タクシー問題でたたかれた影響で、霞ヶ関では
終電がものすごく混んでいるらしいです。
世の中は、こうやって動くわけですよね。

ミクロなマーケティング。
肌感覚のマーケティングを忘れないようにしようと思ったので衝動的にエントリー。

2008/07/01

「食」をテーマにした書店店頭コーナーが。。。























よく書店店頭の特設コーナー的なものをウォッチして
デジカメでストックしています。
これは、「食」をテーマとした特集コーナーなのですが、
すっかり「食の不安」や「安全・安心感を得るためには」
となっています。

昔の人に比べたら、そりゃあ食べ物も不安がつきまとうでしょう。

「美味しんぼ」があることでちょっとは癒されますが、
今、「食」をテーマにしたときに根底にあるのはこの不信感なんでしょうね。

今後、ますます食品の価格は上がっていくでしょう。
そして、飲食店の付加価値も「調理方法やソース、手の込んだ料理」=料理人から
「いい素材、新鮮な素材、安全な方法で育てられたもの」=素材そのものに
変化していくトレンドだと思います。
つまり、高いものほど、手が加えられていない料理という流れでしょう。

料理人の時代→店も含めた雰囲気(プロデューサー)の時代→素材の時代
ということでしょうか?
ちょっと、こういう仮説をもった上で
世の中を見ていきたいと思います。

2008/06/29

気の利いたお願いで、印象をアップする?
































東京IT新聞(オフィス配布)に入ってきたチラシです。
アクションが指定されているのがいいですよね。

「人事・採用担当者の方へ
 本紙を優しく(できれば笑顔で)お渡し下さい」

どうやったら、ターゲットする人にメッセージが届くのかを
本気で考えてやった仕組みだと思います。
この「できれば笑顔で」もあえて言ってみることで
印象に残るでしょうし、ちょっと面白いものが入っていたという気持ちで
渡してくれるかもしれません。

最終ターゲットにメッセージを伝えるために
どうするのか?広告担当者はそこまで考えないといけないですよね。
身につまされました。

2008/06/25

フリーペーパーをサンプリングしている人の重要性

衝動的にエントリーあげます。

朝、会社に向かう途中。
フリーペーパーをサンプリングしているはずの女の子が
道を聞かれて、地図を使って丁寧に対応していました。

さて、これを見てどう考えるべきか?と
ふと、思ったのですね。

配布を依頼している企業の立場からすると、
配布するための絶好の時間帯に機会損失をしていると思ってしまいます。
さて、本当に機会損失なんでしょうか?

その瞬間に多くの人が、
サンプリングを止めてまで道を教えてあげているという事実を目にしています。
「口コミ」とか「企業、ブランドへの信頼」とか「イメージ」という意味では
プラスの印象を与えるような気がしています。

うーん。
サンプリングを担ってくれている人のマネジメントや
イメージ戦略は、もっと力を入れるべきポイントとなってきますよ。きっと。

背中に媒体名を背負ってサンプリングしているからこそ、
マスメディアに近い公共の場所でサンプリングしているからこそ
結構強力なツールであり、いい方向にも悪い方向にも流れてしまう怖い存在です。
企業は、ブロガーとかに目を向けてイメージ戦略とかを気にしていますが、
それよりずっと身近で大切な社会との接点だということに気づかされました。

2008/06/24

送別会がOB会。

昨夜のことですが、会社に20年勤めた方の送別会でした。
びっくりすることに、5年前に離れた部署の
その当時のメンツが集まっての送別会です。

すでに、いろいろな会社に、個人にバラバラになっているのに
ちゃんと集まってくるのがすごいよなぁ。

こういう横のつながりが大切なんだと思う今日この頃。
組織でもなく、シナプスのようにつながっている人脈は
本当に不思議ですよね。
これをソーシャル・グラフとして可視化したくなる気分がよくわかります。

2008/06/22

金多楼寿司@三宿と「いい空気」の関係

たまには、こんなネタを。
家の近くで、おいしくて雰囲気の本当にいい
お寿司屋さんを見つけました。

お任せで、ビールと日本酒もいただいて
一人1万円ちょっとでした。
お店の雰囲気も客層も、お店の方々(家族)の出す空気感も
すべて良かったですね。

やはり、こういう「空気」こそが
お店にとってもすばらしいブランドになると思っています。
どうやって、この「空気」を作るのか?
どうやって、客層までもいいものが保てるのか?
今後も、勉強していきたいと思います。

そのいい「空気」が漂っています。
今後も、お邪魔させていただきます。

2008/06/21

日経MJの2008年ヒット番付から「空気読み」

2009年上半期のヒット番付はこちら
2008年下半期のヒット番付はこちら 。

2008年上半期のヒット番付が出ています。
ヒット番付に出ているものは、
すでに売れている、流行っているものなので
ここには顕在化した消費者の心理が表れています。

この奥にある潜在的な欲求をキーワードにしておけば
次のヒット商品や企画を立てるときに使えます。

さて、ここから何を読み取るのかをいくつか今後書いていきますね。
すでに、このblogで触れているものとしては、これですかね?
「お勉強」ブームとその対極としての「おばかタレント」ブーム


2008年上期ヒット商品番付
【東】
横綱:プライベートブランド「トップバリュー」「ゼブンプレミアム
大関:5万円ノートパソコン「Eee PC」「HP
関脇:カーボンオフセット「日本カーボンオフセット」「carbonpass
小結:電球形蛍光灯「パルック」「ネオボール
前頭:三井アウトレットパーク入間
同 :クロスウォーカー(引き締めメンズインナー)
同 :ミルクシーフードヌードル
同 :Wii Fit
同 :クルトガ(とがり続けるシャーペン)
同 :電動自転車「ヤマハPAS」「パナソニックビビ
同 :めぐりズム 蒸気でホットアイマスク
同 :クリアフォース(空気清浄機)
同 :クロレッツアイス(ガム)
同 :夢をかなえるゾウ(書籍)
同 :ケシポン(個人情報保護スタンプ)
同 :ジェロ
同 :篤姫
同 :国内線ファーストクラス「JAL」「ANA

【西】
横綱:糖質・糖類ゼロ「アサヒスタイルフリー」「ゼロナマ」「」
大関:ブランド携帯「アクオス携帯SB」「wooo携帯au
関脇:銀聯「三井住友銀聯」「日経トレンディ
小結:シャワークリーンスーツ
前頭:地下鉄新線
同 :ブラトップ
同 :絶品チーズバーガー
同 :モンターハンターポータブル2nd
同 :ペンズギア(ペン回し専用ペン)
同 :マラソングッズ「NEWBALANCE」「NIKE」「ミズノ
同 :香りつづくトップ
同 :デジタルフォトフレーム「SONY s-Frame
同 :モッフルメーカー
同 :蟹工船
同 :バブリーバブルバス
同 :青山テルマ
同 :おばかキャラ&ピン芸人「羞恥心」「ナベアツ
同 :エアバスA380

ちなみに、上記リンク集はHow to monetize Web 2.0(ウェブマーケティングを考える)さんが作ってくださったものを引用させていただいています。ありがとうございます。

そうだ。
「日経MJヒット番付に見るトレンドの変遷と消費者意識の変化」的な本を書いてみるのも面白いかもしれませんね。もう、あるのかなぁ?

Life=Risk





すばらしいメッセージです。
こういうのって、とても心をくすぐられます。
ああ、チャレンジしてぇ。しよう!

2008/06/20

グランドデザイン&カンパニーのコアコンピタンス

WEB BUSINESS SHUFFLE Vol.31
アップルストア銀座で定期的に行われている
モディファイの小川さんがやっているイベントです。
以前、「アップルとグーグル」の出版記念トークイベントの時にも
参加させていただきました。

今回はグランドデザイン&カンパニー株式会社
小川和也さんの話を聞きたくて参加してきました。

グランドデザイン&カンパニーが
各種通販サイトの運営開発をやっていることで
興味を持っていたのですが、その秘密がわかった気がします。

以下、メモですが特徴は以下です。
■キーワード1:解析手法(ツール)
■キーワード2:ナレッジデータベース
 いかに知見をためていくのか?どういうものが売れるのか?
■キーワード3:知財 権利化
 大手の商社であれば大きなキーワードでは動くけど取り残している物。
 有名な美容師など

■リリースを準備している事例
某有名ファッションブランド×モバイル解析手法&ナレッジデータベース
MD力で=コスメ新商品
はじめてのコスメ商品を開発=知財(自社で開発)
第一弾を10月に実施

某有名音楽プロダクション×アーティスト発掘、プロモーション
=音源(CD等)知財、権利化

キャッシュポイントは別で作っているので、
あくまでモバイルは「吸引源」として使っているに過ぎない。


開発会社が付加価値をつけていくときに、
多くの事例をやっていることによって
「データ分析能力」「打ち手のナレッジ」ができてくるのは
なかなかなかったのかもしれません。
集客力をコアにしたECショップが多い中で
MD力をコアにしたECショップが今後ますます重要になってくるでしょうし。

さらにMD力を活用して、商品開発に出て行くのは
新しい事例だと思っています。
多くのECができていないことをやっているように思えます。
今後も注目させていただきます。

2008/06/19

おいしいつぎ方を指定することで、より参加感が高まる告知例。


























サッポロビール エーデルピルス
「エーデルピルス」というサッポロのプレミアムビールの
パッケージに面白い仕掛けがあったので紹介します。

前提をちょっとだけ説明しておいたほうがいいですよね。
特定のお店でだけ、飲めるビールでした。
今回、数量限定で缶ビールで販売をするようです。

Edelpilsとは「高貴なピルス(ピルスナービール)」を意味し、元来ドイツの名門醸造所が使用していた由緒のある名前でした。いまから20数年前、サッポロビールは、ドイツの正統な製法にのっとってつくったプレミアムビールに、ぜひこの名前を冠したいと申し入れをしました。そして、当時の醸造責任者らに製品を試飲していただいた結果、その品質の高さを絶賛され、名称使用許可を受けたという歴史を持つプレミアムビールです。


どんな意図があって、缶ビールを発売したかは推測ですが
限定でプレミアムブランドを出すことで、認知アップを狙い
お店での注文を増やす戦略なんでしょうね。

なかなかすばらしいのは、お店で出すときにやっている
「つぎ方」をビールのパッケージにいれているんですよね。
プレミアムビールだからこそ、おいしく飲んでもらって
その体験を通して、お店に来て欲しいといういい仕掛けです。

もしかしたら、自分がうまくできなかったので
お店でプロのつぎ方を見てみようという人もでてくるかも?

どちらにしろ、こういうコミュニケーション戦略を
考えられているキャンペーンにちょっと感動したので
アップしました。

追記
こんな体験型イベントもやっていたのですね!

2008/06/18

すごいblog。熱意と継続は力なり「ジャケ弁」












http://jakeben.blog111.fc2.com/

熱意と継続ですごいことを続けているblogを発見しました!
弁当でジャケットを再現しています。
僕がピックアップしたのは思いいれのある2枚。2弁当?
BECKとマイブラです。懐かしい!!

情報発信を続けるお店の看板。続報



















そして、また続編です。
以前のものはこちら。

朝の忙しい時間でもつい目がとまります。
楽しみになるし、習慣になっていく。。。

2008/06/16

「私塾」ブームがやってくる?

「私塾」ブームがやってくる?

梅田望夫さんの「私塾」のすすめが発端なのは間違いないですが
「私塾」がいろいろなところで立ち上がり、ブームの予感がします。
僕も今日、思い切って一つの「私塾」にエントリーしてみました。

さて、「私塾」ブームが来るのでは?と思う根拠のは
実際に行動に移している人が広がっているのを肌で感じるからでsy。
今日、エントリーしたものもそうですし、
金曜日に東大の学生たちと飲んでいたのですが
彼らも「私塾」(自主ゼミ)に参加していました。

自らが、興味のある場で、刺激的なメンバーと一緒に
切磋琢磨していく「風通しのいい場所」にいることが
なによりのご褒美になるのでしょう。


なんだか、シンクロニシティが起きているかのように
日曜日に読んでいた本にも、「私塾」が出てきたので
紹介させてください。

「ビジネス脳を磨く」という小阪裕司さんの本があります。
この本の最終章が「私塾」なのです。
第六章がまさしく、「私塾」のすすめなのです。
読んでみてください。何かこころを振るわせるような力がありますよ。





プロローグ
第一章 ナスの細胞に確かに水があるけれど―「フレーム」を知る
第二章 こぶとりじいさんのこぶはもらわない―プロセスに目を向ける
第三章 価格ではない。付加価値でもない―感性情報をデザインする
第四章 花見はなぜ飽きないのか―人の感性は進化する
第五章 誰の目の前にもリンゴは落ちている―現象・データから何を読み取るか
第六章 パリにも、江戸にも、きっとあった―自分を伸ばしてくれる場

エピローグ

情報発信を続けるお店の看板。


















以前にもここで紹介した看板の続編です。

お店の店主をネタに
ずっと語りかける看板です。
長期にわたって、語りかけているので
以前からの文脈がわかる人にはわかるし
わからない人にとっては「?」なコメントだと思います。

ちょっと説明しますと、
店主はずっと彼女募集中です。
そして、狙っている女の子をディズニーランドに
誘うことを目標としてがんばってきました。
しかし、、、、と、この看板のコメントに続いているわけです。


とはいえ、このコミュニケーションにより
お客さんとお店の橋渡しになっていることは間違いありません。
もし、そこまで計算してやっているのだったら
店主はコミュニケーションの達人かもしれない。。。

2008/06/13

iPhoneの進化系 いつかこうなるの?





WEB上で見つけた画像です。
iPhoneもいつかこうなるのか?
iPhone Air?
でも、風が吹いたら飛ぶな。。。

2008/06/12

体脂肪30%以上、デブのためのウェブマガジン「D30」創刊





制度が変わったタイミングはビジネスチャンスです。
今年の4月から「メタボ健診(正式名称:特定健康検査・特定保健指導)」が始まりました。
そういえば、会社の健康診断でも腹囲測定が加わるそうです。

そんな「メタボ」が盛り上がる中、
かなりのターゲットを限定したweb媒体が創刊しました。
面白いので、メタボな友人ライターにオススメを早速してみました。
なかなか、コンテンツも面白い。
最初にこのインタビューに登場した中西圭三に拍手!

Dライフスタイル創造研究所(D創研)は6月12日、体脂肪30%以上のデブ(D創研は「D」とよぶ)のためのウェブマガジン「D30」を創刊した。“健康で素敵、そして一緒にいると幸せになる太った人”を応援していくという。

 D30では、太った人に関係するニュースが「DeBoo!ニュース」を毎日更新するほか、マンスリーコンテンツとして、Dな人々に優しい旅先を紹介する「D-TRIP」や、ワンランク上のDスタイルを提案するファッションページ「D-FASHION」、全国の肉を食べ歩いたD30編集部が紹介する「今月の肉」などを掲載する。

 また、各界で活躍するDな人々のインタビューページ「D-PEOPLE~太っていても幸せです!~」では、様々な業界のDな人々のライフスタイルを紹介していく。初回は歌手の中西圭三氏が登場する。

 ほかにも、D30ならではの取り組みとして、読者プレゼントやライターへの原稿料などに独自通貨「g」を導入した。これはグラムの略で、仕事量に応じた極上国産牛や高級食材を「g」で支払うというものだ。例えば、原稿料1ページにつき松坂牛100g、撮影費は仙台牛200gなどといった具合になるという。

 さらにマーケティング業界で使われるF1、M1層などのカテゴリーにならい、新たにD1からD3層を設定した。マーケティング調査も請負うという。各層の詳細は以下の通りだ。

D1層(80キロ~100キロ)
周りからはちょっと最近太ってきたのでは?といわれて本人も気にしている。昔スポーツをやっていた人がやらなくなって太っているケースも多い。まだ痩せられると思っており運動も一応やっている。
D2層(100キロ~120キロ)
3桁を越えた瞬間、これまでの緊張の糸は切れて、Dであることを開き直っている層。膝に痛みも出始めている。Dを誇りに思っている。
D3層(120キロ以上)
かなり夏場は汗をかきやすくなっている。Dキャラが自他共に認知され、スポーツは億劫になり始める。

10年後の自分に感謝されたい。

ほぼ日が10周年を迎えました。

当時、WEBサイトで「雑誌のようなメディア」が成立するのか
とても興味をもって見ていました。
いまだと、成立するのもわかるのですが、
昔は雑誌のような共感を得られる場ができるとはまだ思えなかったんですよね。

ニフティのフォーラムのような共感型の場ができることは良く理解できたのですが。。。
それは「雑誌のようなメディア」とも違うような場ですしね。

さて、以下にほぼ日10周年に糸井さんが書いた文章を引用させていただきます。
これを読みながら強く感じていることは、
自分も10年後の自分に感謝されたいってことです。

僕も10年後の自分に感謝されるように行動し続けたい。
そう思って常に、新しい道に一歩踏み出せればと思います。
もう、踏み出しているか。。。
ということで、感動したのでここに書いておきます。
下の文章、すばらしいので長いですが最後まで読んでみてください。

とうとう、10周年を迎えることができました。
1998年の6月6日から数えて、10年が経ったわけです。
いや、なにもしなくても10年は経ったのですけどね。

吉本隆明さんの
「どんなことでも、
 毎日10年やり続けられたら、
 一丁前になれる」
ということばを、いちばん信じていたのは、
ぼくたちだったのかもしれません。
信じるというのは、ばかのようになることです。
利口な方法や、知恵のあるやり方を探そうともせずに、
「毎日10年続ける」ということをやってきました。
いや、考えてみれば、
ばかのようにでなければ続けられませんでしたね。

そして、とうとう待ち望んでいた10年がやってきた。
ほんとうにその日が近づくとなったら、
正直なところ、ぼくはさみしいような気持ちになりました。
たのしみにする「その時」が、
「その時」からは、
なくなってしまうのですからね。
それでも、逃げたり避けたりするわけにはいかないので、
ただただその日を待とうと思いました。

で、10周年の日を迎えられて。
果たして、ぼくらは一丁前になれたのでしょうか。
働き人たちの腕の力こぶのように、
仕事師たちの手の胼胝のように、
目に見えるものがあればいいのですが、
どうやら、そういうものもありません。

でも、さぁこれで一丁前になれた、と
思うことにします。
これからは、
自分らが一丁前であることを信じます。

こうなることを信じて、いわば憧れて生きてきたからなぁ。
さみしいばかりでなく、
力が抜けちゃったりしないかと思われることでしょうが、
わはは、そんなことは産毛ほどもない。
実感として、途中だもの、いつも。

だいたい、その「一丁前理論」の元になった
吉本隆明さんに関係する大きなプロジェクトも、
いまやっと動き出したところですしね。
いつも予告編と本編を並行してつくっているから、
ひとつが終われば、ひとつが始まるという具合に、
まるまる止まるということがないんですよね。
おもしろいですよ、ほんと、こういうの。

先日、「ほぼ日」の全員と、
順番にひとりずつ話すという機会があったんです。
話しているうちに、自分の感じていたことだとか、
無意識で思っていたことがだんだん見えてきたりしてね。

「10年も前に、こういう「ほぼ日」みたいなものを
 怖がらずに始めてくれた自分に、感謝してるんだ」と、
本気で言っていました。

10年前のぼくが始めてくれたから、
いま、こんなふうに、
ああでもないこうでもないと、
おもしろいことをやれるわけです。
そこに集まってくれた仲間もいるし、
なによりも、読みに来てくれたり、
意見や感想をくれたり、買い物を楽しんでくれたり、
イベントに参加してくれたり、投稿してくれたり、
よろこんでくれる人たちが、たくさんいる。

10年前だって、怖れる気持ちは、
ないことはなかったんです。
でも、こっちの道のほうがおもしろそうだ、と、
いまよりは10年分若いぼくは、走りだしたのでした。
それでも50歳でしたから、若くはなかったですかね。

無謀といえば無謀だったし、
年相応の分別も足りなかったとは思うのです。
でも、その足りなさが、
いまのぼくらの場所をつくってくれたのですから。
過去の自分たちに、ありがとうと言うしかないです。

そして10年の一区切りがつきそうなところで、
あらためて思ったのです。
ぼくらは、10年後にどうしているんだろう?

つい半年前までは、考えてなかった10年後のことでした。
しかし、「ほぼ日」の乗組員たちひとりひとりと、
なんのこともない話をしているうちに、
「10年後の自分に、また感謝されるかなぁ」と、
想像してみたのでした。
いま自分が、10年前の自分にありがとうと言ってるように、
10年後の(ずいぶん年老いた)自分は、
この2008年の自分に、
「サンキュウよ!」と言ってくれるか。

またまた、なにかが足りないのでしょうけれど、
またまた無謀なことなのかもしれないのですが、
勇気のある舵を切って、
10年後の自分に、言われてみたいです。
「ほぼ日10周年のころの、ばかな自分のおかげでさ‥‥
 いま、こんなにおもしろいんだよなぁ」と。

いろんなことに飽きっぽいぼくなのですが、
ほんとうにやろうと思ったことには、しつこいです。
だって、ほら、「ほぼ日」だって、
こうして「毎日で10年」やってきたでしょう?
ここから先の10年も、たのしみになってきました。 

これからの10年というのは、
これまでの10年とはちがって、
もうちょっと、生きるための運を
必要とする年月になるかもしれません。
だけど、そこまでは行けるような気がしているので、
余計なことは考えずに、
また10年、行こうと思っています。
ご迷惑かもしれませんが、許してください。

まずは、まず1日、進みます。
それを重ねて来年の今日を迎えるようにします。
こんなふうなくりかえしで、10年先の場所に
立ってみたいと考えています。
あんがい、またおもしろい日々になりそうです。

乗組員のみんな、付きあいのある皆さん、
そして読者として集まってくれた方々、
これからも、どうぞ、いっしょにたのしんでください。

今日まで、ほんとうにありがとうございました。
今日からも、ずっと、ありがとうございます。
こんなふうに、たくさんのあなたに会えて、うれしいです。