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2011/10/07

Steve Jobsの意思を継いで、世界を変えていくのは僕たちアップルチルドレンだよね!



朝、スティーブ・ジョブズの訃報をtwitterで見てしまいました。いつかはこの日が来るとは思っていましたが、やはり覚悟ができていなかったようで、呆然としてしまい、気がつくとアップルと自分の歴史を振り返っていました。
はじめて、アップル製品をやっと買えたのがLC575で大学に入学したときです。確か、母親が僕と弟に、小切手をくれたんですよね。自由に自分で考えて、使えと。それで、いつでも欲しいものがあった僕はすぐにLC575を購入し、弟は貯金していました。それが出会いです。
LC575とレーザーライターというプリンターを購入し、大学のゼミ論文もこれで書きました。内容は、アップルなどの熱狂的なファンのいるブランドのマーケティング戦略について。それだけ、自分がアップルの虜になっていました。
それ以来何台のMacが僕の仕事を支えてくれたか。。。会社に入ればパソコンはMac。社会人2年目ぐらいの大阪と東京兼務の移動時代には、DuoというMacbookAirと同じコンセプトのモデルが、東京名古屋間ぐらいしかバッテリーが持たなかったけれど、頑張ってくれました。
以下、つらつらと購入したものを書いてみたら、こんなリストになりました。
LC575
Perfoma5320(会社)
PowerBookDuo230c+Doc
PowerBook2300c
初代iMac
PowerBookG4 15inch
PowerBookG4 12inch 
MacMini
MacBook(黒)13inch
MacBookAir 13inch(初代)
MacBookAir 13inch(SDD)
MacMini
MacBookAir 11inch×2
iPad 64GB+3G
iPad2 32GB+wifi

iPhone3G
iPhone3GS
iPhone4
AppleTV
TimeCupsele
iPodシリーズとか周辺機種とか数知れず…
こうやって書きだしてみて思うのですが、アップルの素晴らしさは購入する前から憧れとしてあり、それは年々期待を裏切らずに大きくなっていきました。
普通だったら、この会社の株に投資するという応援の仕方もあるのでしょうが、アップルの場合は、自分が商品を購入して、周囲の人に素晴らしさを伝えることが、応援する方法だと疑わないブランドでした。


「株じゃなくて、商品が欲しくなる会社」。これってすごく大事なことだと思います。もし、大学生の時に、アップルの株を買って、LC575を買っていなかったら、今の僕はないと思います。商品を購入したほうが、得られるリターンが大きい商品。そして、未来へのワクワク感も、自分の可能性が広がるワクワク感が何者にも替えがたいものでした。


スティーブ・ジョブズは自分の死を通して、全世界のアップルチルドレンに目を覚まして、自分の人生を生きろと背中を押してくれたように思います。
「君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない」
そう人生は短い。自分のテーマとして課題に思っていることに、自分というリソースを割いて、解決に当たらなくちゃいけない。納得していないことに、時間を切り売りしてお金を稼ぐために働いていちゃダメだ。自分のテーマと仕事を結びつけて、世界を変えるために仕事をしなくちゃいけない。
もっとわがままに社会に影響を与えるために、自分の力を使っていかなくちゃ生きている意味がない。
2011年は、日本に生きている我々にとっては、生き方を考えさせられ、自分の人生を生きるための決断をした人が多く出た年として記憶されることと思います。
311の東日本大震災。その後のボランティア活動をする人たちの姿と国の動きのGAP。911から10周年、そしてスティーブ・ジョブズの死去。
すべてが、自分の生き方を振り返り、今後どう生きるかを問われた出来事です。

きっと、今日の訃報に触れたアップルチルドレンの中から、自分の働き方や生き方を見なおし、ジョブズの意思を継いで、世界を変えていく人が出てくると思います。

もちろん、僕も短い人生での優先順位を忘れずに、自分のテーマをより加速させようと決意した一日でした。

「ジョブズの最後に残したのは、素晴らしいアップルチルドレンたちだ」と言ってもらえるように、今度は僕らがジョブズからもらった未来へのワクワク感を創りだしていかなくちゃ。明日からは、僕らの番だ。


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2011/09/28

クリエイティブ都市に成長していく空気をマニラのフォート・ボニファシオで感じた




先日の三連休を使って、弾丸でマニラに行ってきました。
二日の滞在で、経済の中心であるマカティと富裕層の集まるフォート・ボニファシオに絞って現地を調査してきました。

現地に住んでいる日本の方、現地で働いているフィリピンの方に話を伺い、かつ、スーパーやショッピングモール、住居や学校、オフィスなどをできる限り見て回りました。

いろいろと思ったことがあるのですが、まず最初に感じたのは「海外企業の進出に一切障壁を与えないこの国のオープン性、ノーガード性」です。ショッピングモールはほとんど海外有名チェーンで埋め尽くされ、まるでどこの国にいるのかわからなくなります。進出してきている企業のロゴもおなじみの世界企業たちです。

このオープン性は、歴史も大きく影響しているのだと思います。スペインの侵略を受け、アメリカの占領を受け、一時期日本に占領され、そしてまたアメリカへ。その上で独立してからも、「フィリピン」というスペイン国王フィリップ二世から取った名前をいまだに使っています。たぶん、あんまり強いこだわりを持たないのかもしれません。

もちろん、経済成長にあわせて民族主義が勃興してくることもあるとは思いますが、現地の人を見ていると、そこまでの上昇意識もあまりないように感じました。

差別的な意図はまったくないのですが、外国の血が入っている人のほうが、上昇志向があり、仕事もでき、社会的にいいポジションにいるように感じました。もちろん、遺伝的なことじゃなく、海外から入ってきた親の教育や環境の違い、友人などの周りの環境で競争心が起きるかどうかが原因でしょう。

よく南の国でありがちな、温かくて働かなくて食べるものが自然にたくさんあると、上昇志向も必要なく、暮らせるということも少なからず影響していると思います。

海外企業にとっては参入しやすく、中流階級ができてきたら自分たちの商品を買ってもらえる市場にしやすい。一方で、現地に独自の文化や自国のブランドが育ちづらい…。


僕の興味は、住みやすくいい街ができてくれば、世界中から才能が集まってきて、化学反応が起きるという部分にあります。この条件を満たしつつあるのがフォート・ボニファシオなんじゃないかという空気を感じました。

もともとが米軍の基地。その跡地に、都市計画を作り開発していく。金融、IT、海外企業のコールセンター。証券取引所を移転させる。レジデンスとオフィスとショッピングモールを作る。美術館も計画している。

そこに外国人が住み始める。外国人の民度の基準で街のソフト面が作られていく。海外チェーン店が、アパレルから飲食まで進出してくる。こうやって、気がついたときにサンタモニカみたいな空気ができ始めている。(フォート・ボニファシオのハイストリートなどに限れば、本当にスッキリしてました)

現在は現地の人がBPO(business process outsourcing)で世界中の企業からのコールセンターとして働き、近所のショッピングモールのマクドナルドやケンタッキーでコールセンター従業員向けの格安メニューを食べる。でも、こうやって所得を確保した人から、自分の能力を磨きながら、ステップアップを始める。

それとともに、海外企業の従業員が駐在としてやってくる。今は、文化的なものが少ないかもしれないが、きっとここにクリエイティブクラスが増えるのに併せてカルチャーもやってくる。今はまだカラオケや映画しかなくても、これからコンサートや演劇、アートなどが入ってくる。一度、質の高いものに触れた人は、また質の高いカルチャーを求めるようになるでしょう。

リチャード・フロリダのいう「クリエイティブ都市」が誕生していきます。

間違いなく、今、目を付けて集まってくる人は、リスクを取るのが好きなフロンティア精神のある人々。そして、街づくりが世界基準で進んでいるため、気持ちがよく暮らしやすい街ができつつあります。レジデンスやオフィスなどの建物は5年後完成の計画で、販売の話がされています。

こういう都市では、今後クリエイティブ都市として、起業やデザイン、アートなどの個人としての才能が集まってくるコワーキングスペースが生まれ、そこに面白い人同士の出会いがあって、次の化学反応が生まれていくでしょう。

僕は、こういう可能性の空気が大好きです。今回、クリエイティブ都市に「なりかける」都市にはじめて接して、なにか自分が求めている感覚が認識できた気がします。

5年後街がどうかわるかを考えてわくわくする都市と、5年後街がどうなってしまうか不安になる都市
この違いは本当に大きいです。


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2011/09/22

昨夜の台風で再び認識させられた「リスクを取ったジャッジができない」日本の空気

昨夜東京では、3月の地震に続き、台風でも交通機関が麻痺して、帰宅難民が出てしまうことが証明されてしまいました。

しかし、3月の地震と今回の台風では大きな違いがあります。
地震は起こることが予想できなかったのに対し、台風は来ることが前日からわかっていたのです。

起こってしまったことを全力で以前の形に戻すことは迅速に機能するし、素晴らしい復旧作業が行われます。 昨夜も倒れた木を撤収して、道路を通れるようにしたり、線路を元通りにして早く復旧できるために多くの人が各持ち場で素晴らしい仕事をしていたと思います。本当に頭が下がります。

しかし、なぜか、未然に防いだりするための判断を行うことは苦手なようです。
台風が直撃する日に、自宅待機という判断もあり得たと思いますし、逆に出勤したからには中途半端な時間ではなく台風が行き過ぎてから帰宅するような指示を出すという判断もあると思います。もしくは、そんなことは会社に頼らずに、自分個人の判断として、情報を集めて自己責任でジャッジすべきですよね。

さて、本題です。 前者と後者の大きな違いは、「起こってしまったことを全力で以前の形に戻すこと」が、「元通りにすばやく戻す」ということのために、合意形成がしやすいのに対して、「未然に防ぐための判断」は「もしも起きなかったら?」などとケチが付き、合意形成が行われづらいことです。

正直、日本のこの倦怠感というか気持ち悪さは、この「もしも?」という不確実性が高いことについて、合意形成ができない空気が蔓延していることのように思います。

そして、合意形成ができないことを「自分の責任で」とリスクをとって判断する人が少ないことからきています。 リスクとって決めて実践するってことは、この「未然に防ぐための判断」を行うときと同じ行動です。情報を集めようと思えばいくらでも集められます。でも、最後は「えいや!」で人がジャッジを下すしかないんですよね。

だから、僕は会社は100%自分所有で、自分の責任で判断ができる状態にしておきたいのです。そして、個人としても常に「こっちに賭けたい」と思ったときに、動ける状態にしておきたいのです。これが僕個人として一人株式会社&一人のノマドワーカーとしてやっている理由なんだよなぁ。

昨日の台風のおかげで、そんなことを再認識することができました。 今後もリスクと好奇心を天秤にかけて行動することを続けていきますw


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2011/09/16

みんながノマドに惹かれるのは「自由さ」と「生存能力」への憧れ

玉置沙由里(@sayuritamaki)さんが主催するMG(X)編集部でも、今月の議論テーマが「ノマド」ということで、僕も幾つか考えていることを書いておきます。


結局、みんながノマドに惹かれるのは「自由さ」と「生存能力」への憧れだと思います。 


「自由さ」とは、現状に固執せずに、よりチャンスがあること より好奇心があるほうを選択することができること。 
「生存能力」とは、ポータブルスキルを持っていること。 どこに行っても、その場でネットワークを構築して、 自分のホームにしてしまう環境適用能力が高いこと。 
この二つが、現代社会で働いている多くのホワイトカラーにとって 欠乏しているキーワードなんだと思います。 だから、ノマドというイメージに共通して惹かれる人が多いのだと思います。
じゃあ、なんで「自由さ」と「生存能力」を欲しているのかというと。両方とも、この先行きが見えない乱世に求められる能力だからだと思います。 
会社にいると、すでに手にしまっている環境を捨てない限り、「自由さ」は手に入りません。そして、その「すでに手にしまっている環境を捨てる」ためには「生存能力」が必要。現状に不安や、先行きに不透明さを感じていて、なんとかしなくちゃいけないと思うけど、 そこに踏み出すためには、まず現状の環境を捨てなくちゃいけないというジレンマ。
これがあるから、ノマドに憧れも嫉妬も生まれてくるのだと思います。 
ノマドと言われる人を見てもいろいろな人がいます。 皆さんがイメージするような経済的に安定して、自由に暮らせるタイプは少数です。 (たぶんこの人たちはノマドというよりも自分たちをリタイア層と捉えていると思います)
多くのノマドはリスクを取ってでも、目の前の可能性を優先して、 今手に入れている環境を手放す決断をしている人です。なぜなら、ノマドの人たちにとっては、「価値観の優先順位が異なる」からです。 
先ほど定義したリタイア層にとっては経済的な安定の優先順位が高いままです。そして、その安定が満たされたからリタイアしているのです。そのため、価値観の優先順位は変わっていません。経済的に安定しているから、自由になれた人たちです。 
一方で、「ノマド」は経済的に安定していなくても、自由になっている人たちです。 現在手にしている安定よりも、知的好奇心を満たすために時間を使いたい。生活基準を落としてでも、大切にしたいライフスタイルや自分がチャレンジしたいことを追求したい。
だから、ノマドと言われる人の姿は、その人の価値観によってバラバラなのです。経済的な安定を求める比率が違っていたり、何を重視するかで色々なスタイルが存在するんだと思います。
「ノマドは高学歴ばかり…」と、見えやすいところばかりで議論されるけれど、デモグラでは語れず、「価値観に占める経済的安定許容度」「安全許容度」みたいなものでしか測れないような気がしています。
以下のリンクにあるヤング&ルビカムの消費者価値観分析モデルがまさしく「ノマド」度がわかる診断だと思います。
僕がやってみた結果か以下のようになりました。ぜひ、あなたのノマド度を確認してみてください。40問の質問に答えると結果が出ます。


僕の結果はこんな感じでした。
なんとなく、このコントロール、個性、自己達成が高くて、サバイバル、逃避、安全が低く出る人が「ノマド」度の高い人のような気がしています。

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2011/09/07

日本の接客サービスクオリティって、もはや観光資源だよね。


先日、セブンイレブンに宅急便を出しに行ったときに、つくづく日本っていいサービスの国だなぁと実感しました。
5年間使って調子悪くなったBOSEのQuietComfort3を修理に出すために、キャリングケースに入れてそのまま宅急便で送れると思って近所のセブンイレブンに出しに行きました。すると、キャリングケースが小さいということもあり、このまま送り状を貼って荷物として送ることができない。
どう考えても、僕が悪いのですが、レジの店員さんがバックヤードにいる店員に言って、店舗の裏からちょうどいサイズと思われる箱を持ってきてくれました。
さらに、このサイズだと料金が高くなるからと、安い料金で送れるように箱の大きさをカスタマイズまで!
すごいサービスクオリティ。え、安くなるように、忙しいはずのお店の人たちが箱を切って、ダウンサイジングして梱包までしてくれる!!
そういえば、近所のもう一件のセブンイレブンでは、バスから降りてお店に入ると「お帰り~」と声をかけてくれます。きっとそんなマニュアルはないはずです。

先日、ゲリラ豪雨のときに入ったカフェで、雨が止むまで時間をつぶしていました。とはいえ、次のアポがあるので、仕方なく近くのコンビニまで走って傘を買おうとお店を出ようとしたら・・・。
「お客さんが忘れていった古い傘がたくさんあるので、持っていってくれませんか?」と声をかけてもらいました。おかげで、しっかりした傘で無事にアポ先に向えました。
相手を遠慮させないように、「お客さんが忘れていった傘がたくさんあるので」とまで、言えないですよね?


海外に行けば行くほど、この接客大国日本のサービスクオリティはすごいなぁと感動します。
この手のサービスが日常で起こっている日本ってすごい国なんじゃない? だって、ザッポス並のサービスを日々受けられるんですよ。僕らは。

旅行客が、日本に来て受けた感動サービス体験を共有するプラットフォームがあれば、観光誘致に強力だろうなぁ。

そして、何より目の前のお客さんのことを思って接客している人たちにスポットが当たるはずです。ユーザーフロントに立っている人たちが、花形の仕事になっている社会って、悪くないと思うんですよね。

少なくとも、僕は、ここ最近受けた上記のような接客サービスで、すごく幸せな気分になりました。



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2011/09/05

書籍を書くメリットは、執筆中からすでに得られている!

11月末を予定している書籍の原稿執筆のために、しばらくblogから離れていました。やっと全体を書き上げ、ここから編集者とやりとりしながら最終段階に仕上げていきます。

「書籍」って本当に特殊な媒体です。なんで、こんなに毎回苦しいの執筆するんでしょう?
その分、出来上がると、喜びも反響も「深く」得られるのですが。本当に執筆している間や、キリキリと全体構成を締め上げているときは本当にツライ...


書籍を書くことで、読んでもらった方から感謝してもらえたり、何かの役に立つことはこの上ない喜びです。感想とかもらったら、これにかなうものなんてありません。

とはいえ、執筆中はツライのは事実なので、執筆中にも味わえるメリットを自分を励ますために書いてみました。


日常の自分が感じた「視点」を共有するためのblogに対して、一つのテーマを掘り下げて書いていく書籍では、以下のようなメリットがあると思います。


・どこにいても、少しでも仕事を進めることができる
−メモとペンがあれば、思いついたことをストックできます。MacbookAirを持ってればもういつでも始められます。原稿をプリントアウトした紙があれば、どこでも全体を見渡せます



・長期間そのテーマと向き合っているため、多くの情報が目に入ってくる
−「問い」を持っているので、普段はスルーしていた情報に気づける。会った人に話題をふることで思ってもみない視点を得られることがある

・ロジカルに自分の考えていることを第三者として眺めることができる
−矛盾している部分や、自分でも言葉にできていなかった部分を言語化できる。考えていることを一度言語化することで、他の人に説明したり話すことが楽になる。喩え話を準備できる

・「書籍」というプロダクトが決まっているので、取材したい人に取材ができる
−そのテーマに第一線で取り組んでいる人に直接会いに行って、お話を伺える。インタビューのアポイントが人脈につながることも

考えてみたら、執筆中が一番自分が勉強しているタイミングなのかもしれません。




他の著者の人は、書いた後に、そのコンテンツで講演をしたり、自社サービスと結びつけたりという方法を取っている方もいますが、自分の場合はここにどうも興味を持てません。

それよりも、書籍を書くということで、取材して/勉強して/整理整頓してアウトプットしていく、自分なりの学習サイクルだということにこのエントリーを書くことで気が付きました。なんて、恵まれてるんだ!!


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2011/08/16

どの時代にも才能が集まる場所がある。重要なのは無名でも刺激しあえる仲間を見つけること

僕の大好きな本にボリス・ヴィアンの「サンジェルマン・デ・プレ入門」があります。大学生の頃に、ようやく日本語訳の素晴らしい本ができて大学生協で予約して手に入れたと記憶してます。アマゾンで調べてみたら、1995年にリブロポートから出て、絶版。その後2005年に文遊社から発売されているようです。


紹介文には、こうあります。

戦後のパリの穴倉で、飲んで、踊って、愛し合う…サルトル、ボーヴォワール、カミュ、メルロ=ポンティ、コクトー、ピカソ、クノー、プレヴェール、ツァラ、ブルトン、アルトー、ジュネ、グレコ、バディム、エリントン、マイルス…そしてヴィアン!総勢500名にも及ぶ有名・無名の登場人物とともに、戦後のパリを彩ったサン=ジェルマン=デ=プレの狂躁の日々が甦る。

そう。すごく不思議なのはある一時期に、ある場所に、その時代を創る人材が集まることが起こる。この事実に惹かれて夢中で読んでいました。分野はバラバラでも、なぜかそういう人物は繋がっている。戦後のパリ、サンジェルマン・デ・プレがまさしくそのタイミングでした。

クリエイティブ都市論などでも、語られてきていることですが、才能が集まる場所が存在します。一方で、もう一つ重要なことがあります。後日われわれは、その時代にその地域に集まって、仲間になっていた人たちの豪華な顔ぶれをみて驚くわけですが、知り合った当時は無名の若者たちだったはずです。

お互いが影響を与え合い切磋琢磨したこともあると思いますが、誰かが知名度を得ると仲間を「こんなおもしろいやつがいて・・・」と紹介することで、相互に押し上げていったのではないでしょうか?


すでに有名になっていたり権力者と仲良くなろうと努力するよりも、一緒に登っていく仲間を見つけることのほうが結果的に大事なはずです。


これって、今まさに、東京でソーシャルメディアという増幅装置を使いながら、進行していることと重なりませんか? 共感する価値観の仲間や、解決しようと思っている課題が同じ仲間を見つける。お互いが影響し合って、紹介し紹介されあってネットワークを形成していく

実際にリアルで会うことの重要性は、ソーシャルメディアが発達しようが色あせていません。信頼して他人に紹介するときには、リアルで会った仲間を紹介します。そして、気になる人や会うべき人には、なぜか同じような関心の高い人たちの集団で繋がっているので、結果的に会うことになります。

と考えると、今、東京にいることの最大の価値は、同士や仲間と会える機会が多く提供されていることでしょう。実際、東京ではこの手のイベントやコミュニティが毎週のように、いや毎日のようにイベントを開催されています。まるで、戦後のパリのカフェで行われていたようなイベントが。

都市の価値は、こういったmeet upが多く行われ、意識が高い野心家や才能が集まってくるかでますます決まってくるでしょう。そして、より魅力的な場所を見つけた才能は、他の都市へ簡単に移っていってしまうということは昔から変わらないのかもしれません。


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2011/08/10

起業時のサービスプランニングで最初に知っておきたい5つのこと

昨夜、某スタートアップ企業のWEBサービスプランを叩くためにMTGを実施したのですが、2時間の予定が4時間弱ぶっ通しで話すことになってしまいました。

「それじゃあ、ユーザーが集まらないし、受け入れられないのでこうしたほうがいいですよ」ということを伝えるために、いろいろな切り口から話したり、成功・失敗パターンの事例を紹介したり…ダメだしだけじゃなく、僕なりの建設的な解決策や提案も話していたら、こんなに時間がかかってしまいました。
伝えることの難しさと、自分の説明力の乏しさと、とはいえ相談されているからには、ちゃんと理解してもらって活かしてもらわないと何の貢献にもならないという責任感で誠心誠意対応したつもりです。さらに、今回ご相談いただいた案件は、借り入れも起こして最初から資金投入してやる案件だったので、慎重にならざるをえませんでした。難しいなぁ。
昨日議論して、感じたことを以下5つに箇条書きしてみました。
自分がサービスや事業の立ち上げをやった経験と、相談されるときによくあるパターンなので、参考になれば…。
1:プランニングで全方位から考える。その上で、さっさとプロトタイプを作って実験する
いつまでも検討ばかりしていてもしょうがないけど、事前に何も考えないのもよくない。とはいえ、大きな投資を必要としないスタートアップは、さっさとプロトタイプ作って、ユーザーの反応を得てしまったほうがいいと思います。間違いなく! 結果的にスピードが上がり、資金繰りも楽になります。


2:目的と手段を逆にしない
自分が設定した手段に捉われて、もともとの起業動機とずれちゃいけない。スタートアップのときには特に、なぜ起業しようと思ったのかという想いを優先したほうがいいと思います。いつのまにか、その想いを実現するための手段として選んだサービスだったのに、練っている間にマネタイズのことを意識しすぎて、当初の目的からはかけ離れたものになっていることがあります。これは要注意です。


3:ユーザーのニーズを無視すると、誰も使わないものに陥る
昨夜の場合は、これでした。。。もともとクライアント対応が得意な方だったので、どうしても顕在化しているクライアント側のニーズだけを聴いてサービスを設計していたようです。むしろ、ユーザー側のことを散々考えてリリースして、その後にマネタイズの方法とか考えたほうがいいですね。
初期投資を覚悟していたからこそ、クライアント側のニーズを重視してしまう気持ちはわかるのですが。。。
「ユーザーが困っていること=集客コストが安くできる」ということを忘れずに!
4:人材のアサインやチームビルディングはできるだけ早い時期に!
スタートアップでうまくいくためには、臨機応変に自分で考えて動ける人材が必要になります。だからこそ、プランニングのタイミングからチームができていたほうがいいです。だって、一緒に考えて作ったプランだからこそ、自分で判断だってできるし、なによりスタートアップに参加する人間だったら自分が考えたプランじゃなくちゃやる気が起こらないぐらいがちょうど良かったりします。

5:「やりたい」「やりたくない」の違和感を口にするのは大事
想いがあって起業しているからこそ、「そっちが儲かるのはわかってるけれどやりたくない」という感情には素直になったほうがいいと思います。昨日のMTGですごくいいなぁと思ったのは、ちゃんとその方がこの感覚を口にしてくれました。結局、サービス開始したら続けていくことになるし、磨いていくことになるので、だからこそこういう「やりたい」「やりたくない」の感覚をちゃんと大事にしたほうがいいと思います。

僕に相談が来るサービスなので、BtoCサービス立ち上げの5つの注意と、考えてください。
こうやって書き出してみると、自分でもいかにユーザーのことを重視しているかを再認識できました。



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2011/08/05

世界同時、草食消費トレンド「ニューノーマル族」の先頭を走っているのは東京だ!

最近、もう一度消費傾向の変化について、各種書籍などを読んで視点をインプット中です。日本で起きている消費傾向で、分類したときのカテゴリ分けがそのまま世界で当てはまる気がするからです。

そのため、海外の消費傾向の変化についた本を、時間を見つけてちょこちょこ読んでいます。
その中で、東京で起きていることとリンクしていると感じたのが「グレート・リセット」です。




著者のリチャード・フロリダは「クリエイティブ・クラスの世紀」を書いた人で、社会学的に新しい生き方をしている層を見つけて、その深層にあるものを浮き彫りにするのが得意な人です。「グレートリセット」という題名でもあり、内容は歴史的に大不況の後にはつねに社会経済的なリセットが起き、新たな構造やトレンドが産まれ、それによって社会経済的な繁栄がもたらされるということを書いた本になっています。

この本の中で、取り上げられている次代を担う新しい消費トレンドの層を「ニュー・ノーマル族」と名付けています。クルマを欲しがらず、郊外の大邸宅を欲しがらず、都市に住んで徒歩・自転車・電車で通う人たち・・・。概念としては、ニューノーマルの一部がクリエイティブクラスと捉えたほうがいいようです。

この「ニュー・ノーマル」ですが、今の東京に住んでいる私たちからしたら、すでに驚きではなく、身近な風景になっていると思います。以下、いくつか記述を紹介しますね。


実際の品物、とくに贅沢品に対する需要は減っているが、消費意欲がなくなったわけではない。対象物が変化しただけだ。経験に対する出費、たとえば旅行、ウェルネスやフィットネス、娯楽、自己表現、自己啓発などは、人気が衰えない。

クリエイティブ・クラスの人々は、こぢんまりした住宅に住み替えてエコカーに切り替えても、漫然とすわっているだけでは満足できない。彼らは相変わらずレストランを捜し、文化イベントを追い求めるだろう。家族をカヤック漕ぎやスカイダイビング、「ボランティア・バケーション」に連れていったり、ビール醸造や家庭菜園、家具づくりなどに取り組んだりする。

新製品や新しいサービスの新市場を活気づける一方、自給自足やDIYの精神を実践しようとする。

人生で成功した裕福な人は、有名ブランドを着てロゴを見せびらかすのではなく、消費しないこと、あるいは賢い消費をする能力を誇示する。環境に優しく、政治的に正しい消費の仕方だ。これは、名誉の勲章だといえる。

この本でも、記述されていますが全員がこういった考えをもっているわけでなく、「大きなクルマ、大きな住宅にあこがれる層もまだ多い」のです。しかし、新しいトレンドとして、上記で紹介したような「小さいことはいいことかもしれない」という消費環境が産まれてきています。そして、その分のお金で生産的な消費を楽しむ人たちです。

90年代、川勝正幸さんが世界中のポップカルチャーでシンクロニシティが起きている状況を「世界同時渋谷化」と表現しましたが、この「ニュー・ノーマル族」「クリエイティブ・クラス」に起きていることは世界中同じのようです。いや、もしかしたら不況が深刻だったからこそ、日本が先頭走っているかもしれません。


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2011/08/02

物が売れないのは、消費より生産することが楽しい時代になったから。

「消費欲よりも、生産欲で満たされている人は、人生楽しそうだなぁ。」ソーシャルメディアで活躍している人々に会うと、特にそう感じます。自分も自ら積極的に生産していく側の人間だからかもしれません。

自分のプロジェクトを持っていたり、問題意識を持って何かに取り組んでいたり、ブログメディアをやっている人だったり。みんな何らかの生産意欲がある人達は、元気です。

で、ふとtwitterにメモっておいたのが以下です。


自分メモ。「消費好き>生産」の人と「生産好き>消費」の人で世界が別れてるのかも?twittetなどでフォロワーが多いのは後者。less than a minute ago via Echofon Favorite Retweet Reply


確か、UST番組「創職ステーション」に向かう間に、電車でメモりました。

消費意欲の減退とか、なぜ若者はものを買わないのか?と言われてずいぶんと時間が経ちます。「もう物は満たされているとか」、「一通りの物が揃った中で育ったから・・・」、「草食系なので、モテるために消費する必要がないから・・・」とかいろいろな理由が言われています。
しかし、本当は社会が成熟して、消費より生産が楽しい時代になったから!じゃないかなぁ。

自分も生産欲で満たされているときは、消費活動が低下します。人から与えられて強制されてやっている生産活動(仕事)の時には、憂さ晴らしのための消費が伴います。しかし、自分が感じた課題に向かっている人は、憂さ晴らしのための消費は必要ありません。

さて、「消費好き>生産」と「生産好き>消費」の人が別の世界に住んでいるというのは、この差には大きな溝ができていると感じたからです。

情報の取り方や、時間の使い方、消費するとしても吊しじゃない手間のかかることを楽しみ方ができたり、受動的な娯楽(テレビやパチンコ)との距離感が違ってきているからです。自分で旅行プランを組み立てるのだって、生産的な消費ですし、パーティを主催して、イベント開催の企画をするのも生産的な消費だと思っています。どちらのポジションにいるかで、人生をポジティブに愉しむのか?それとも楽して過ごすことが愉しみと感じるのか?が分かれるでしょう。

この軸は、クラスター分類するときの上位項目として成立する気がします。さらに、日本だけではなく通用する軸だと思っています。まだ、自分の中でもおぼろげにしか見えてないのですが、この視点で観察してみようと思っています。

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2011/08/01

金融機関の評価軸で作られた「属性」評価社会をぶっ壊せ!



今までは、金融機関が融資評価として使う「個人属性」が、日本社会に蔓延しているヒエラルキー思想に広まっているように思えます。

日本社会のヒエラルキー思想というのは、年収の多寡で人を判断したり、どこの会社に属しているか、肩書きを気にする社会のことです。

金融機関の融資判断って、個人の場合は、勤続年数、勤務先、年収、持ち家の有無、未婚か既婚か・・・といった評価軸です。

勤続年数は長いほうが有利で、勤務先は上場企業で社員数が多いほうが高い。民間企業よりも公務員のほうが評価が高く、士業も有利。年収は当然高いほうが有利で、なぜか持ち家が有って、結婚しているほうが評価が高い。

これが、日本社会のヒエラルキー判定にいつのまにか広まってしまったのではないでしょうか?

そもそも、なんで持ち家有りのほうが有利なのか? 民間企業よりも公務員のほうが有利なのか?という理由に今現在ロジカルに説明できる人はいないでしょう。

さて、その上でやっと違う評価軸がやっと出てきだしている兆しを感じます。「信頼」の評価軸です。いままでもあったものの見えなかったものが可視化されてきている動きです。

個人の人物評価が、web上に残っていくことで信頼を確認できるようになってきています。blogの評価、発信している内容、繋がっている人たちとの親密度、書籍などを出していればその評価、過去に仕事やプロジェクトを一緒にやった人からの評価など。

誰でも評価されて可視化されてしまう社会を監視社会だと捉える人もいるかと思いますが、僕は違うと思っています。今まで一元化されていた「銀行から見た属性評価=お金を貸したら返ってくるのか?」とは違う「信頼の評価=一緒に仕事をする、仲間になるのに適しているのか?」という新しい評価軸を手に入れられるようになるからです。

そして、この「信頼の評価」が高い人たちは、銀行などの間接金融のシステムを必要とせず、自分たちのプロジェクトや解決したい課題に共感してくれた人から、お金や人的パワーや知恵が流れ込んでパワーが持てる時代が来るでしょう。

こうやって、日本社会を覆う閉塞感の原因の一つである「属性ヒエラルキー」が薄まっていけばいいなぁ。だからこそ、僕らは銀行属性とは関係ないところで、古くて新しい信頼評価での成功事例をつくっていく必要があると思っています。


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2011/07/29

【告知】7/30UST番組「創職ステーション」に出演します。

人材コンサルタントの常見陽平(@yoheitsunemi)さんとライフスタイルクリエイターの玉置沙由里さん(@sayuritamaki)の二人でやっている「創職ステーション」というUST番組にゲスト参加します。

一緒に本を作ったピアニストの宮嶋みぎわさん(@miggymigiwa)と一緒に出演です。

すっかりtwitterで告知したつもりになっていましたが、blogでは告知していませんでした。

「創職ステーション」は、これからの働き方やライフスタイルについて考える番組です。ここで、書籍「前に進む力」のプロモーションを兼ねて、働き方や生き方について議論ができればと思っています。

もともと、この4人で集まるのは新年会以来。

この四人の共通点は、「多くの人が当たり前の選択肢や、働き方しかみえてないならもったいないなぁ」という問題意識で活動しています。

・玉置さんは会社を辞めてから、ますますソーシャルメディアを活用することで、個人として生計を立てる方法を公開実験台となっています
・常見さんは人材コンサルタントとして、著者として大学での講義を通して「仕事とは?」を提示しつづけています
・宮嶋さんはビジネスの話ができるピアニストとして、日本とNYをつなぐ仕事をしています

たぶん、僕を含めて四人全員が職業が一言で定義できない働き方をしています。だからこそ、こうやって番組を通して「その他」の選択肢を提示できればと思っています。
意志を持って「その他」を選ぶことで、閉塞感とは関係のない新しい世界が見えてくると思います。

では、ぜひ続きは番組にて!


7/30(土)20:00〜
創職ステーションURL

<アーカイブのURLです>
http://www.ustream.tv/recorded/16329710





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2011/07/25

【映画レビュー】中身の伴わない自己ブランディングの怖さ?それとも、文脈を読んだ自己ブランディングの重要性?


昨日、日曜にずっと楽しみにしていたのに、日本での公開が延期になっていたバンクシーの初監督作品「EXIT THROUGH THE GIFT SHOP」を観ることができました。

いろいろと前評判は聞いていましたが、ドキュメンタリー映画なのに「どこまでが真実で、どこからが仕掛けられたことなのか」がよくわからなくなり、いろいろと考えさせられます。

あちこちで、映画のストーリーも公開されているのでネタばれてもいいと思い、あらすじをかなりざっくり紹介すると。

LAに住む古着屋の店主がビデオ撮影中毒になっていて、ふとしたきかっけで、グラフィティアーティストなどの制作状況も素顔も撮り始める。そして、いつしか「あのバンクシー」のアトリエも制作姿もカメラに納められる関係になる。そこで、バンクシーは彼にドキュメンタリー映画の作成を勧めるが、できあがった映画はひどかった。断り文句のつもりで、映画よりもアーティストのほうが向いていると助言したら、本人は本気になり、ついにアーティストになってしまう。。。
というもの。

ストリートから出たバンクシー自身が、かなりアートの文脈をよく理解しながら、マーケティングを意識して「知的に」戦ってきたことも理解できますし、コンテンポラリーアートとは、「文脈」×「表現」で戦うものなのかもしれません。

そして、それを逆手にとって何の実力もない素人である主人公を、値段のつりあがるアーティストに仕立ててしまう姿を描いているのです。どうやら、本当に行われた展示会のようですし、マドンナのCDジャケットに使われたのも本当みたいなのですが。。。

もともとアートが好きな人は、観に行くと思うのですが、むしろ自分ブランディングとか考えているような人にこそ、観てもらいたい映画です。


下積をしなくても、うまいポジションと売り出し方と他の人からの推薦文を利用すれば、一気にその分野の専門家になれるかもしれない。しかし、それが正しいことなのか?虚構なのか?など、すごく考えさせられることになるからです。

そして、実力があってのし上がってきたバンクシー自身、やはり自分ブランディングを意識して組み合わせてきたからこそ、こういう映画が撮れるのでしょう。そう考えると、実力だけでもやはりダメで、文脈を読む力と、それに合わせた自己ブランディングも重要だということを表しているのだと思います


そう思って、再度バンクシーの作品を観ると、またいろいろと気づかされるわけです。。。

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2011/07/21

クリエイティブな新しい働き方、性善説ベースの組織論がツボすぎる。

ほぼ日で現在連載中の「Unusual(変わってる)...」があまりに自分の興味と重なっていて、早く次回が読みたくて読みたくて仕方がありません。。。

クリエイティブで、信頼をベースに各プロフェッショナルが助け合いながら、嫌々ではなく、楽しんで仕事を創ることを実践する組織のお話です。

従来の会社組織のほとんどが、性悪説から設計されているように思います。人間はサボるものだという前提での後ろ向きなマネジメント、勤怠管理。ルールを教え込んで、その組織の人間としてなじませてしまう教育制度など。

本当は、仕事というか生産するということは、消費するのと同格の楽しみがあるはずです


そんな想いがあったからこそ、自分が起業した時に考えたことが、従来のヒエラルキー構造の組織へのアンチテーゼとして、一人株式会社というコンセプトでした。

案件毎にプロフェッショナルをチームを組んで仕事にあたる。各メンツがプロフェッショナルだからこそ、後ろ向きなマネジメントは必要なくなります。それぞれが、やりたいからこそ、一緒に力を合わせて刺激し合いながら、新しいチャレンジをやっていくチームのあり方です。

しかし、この連載で取り上げられているHubspotという会社もほぼ日という会社も両方とも、会社組織でありながら、クリエイティブで性善説な組織のあり方、働き方を提示しています。だからこそ、僕は夢中になってこの連載を楽しみにしているのです。

そういえば、先月に出版した「前に進む力」でも、VJOというビッグバンドの性善説の組織術、クリエイティブな組織のあり方を紹介しました。そして、このほぼ日の連載のきっかけとなった本が「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」(まだ発売されてません。予約受付中)です。どちらもアメリカのバンドから、新しい組織のあり方や、ファンマーケティングを学ぶという共通点に驚いています。

こうやって、シンクロニシティが起きているということは、社会が管理をベースとしない、より自主性が強い、新しい仕事の仕方を求めているのかもしれません。僕自身、この新しい組織のあり方、働き方に貢献できるように、もっと意識して情報発信を続けていきます。


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2011/07/19

「日本人」のイメージチェンジが必要なのかも?



サッカーなでしこジャパンの優勝は感動的だったが、海外メディアでも賞賛のポイントは“well organized”と“never give up”だった。「よくまとまり、決して諦めない」。ふと、震災直後の海外メディアのまとめと同じだと感じました。

海外メディアで賞賛される日本人の特質を把握し、その期待に合わせて自分たちも振る舞ってしまう。海外の人には「日本人らしさ」というステレオタイプなイメージができ、その視点で日本人を観察してしまう。こうやって国民性のイメージは作られていくのかもしれません。


今回の女子ワールドカップ優秀は素晴らしい快挙です。女子サッカーという興行的にも大変な環境でありながら、逆境から世界の頂点まで、辛抱と努力で上り詰めました。だからこそ、「よくまとまり、決して諦めない」というスタイルが有効に働きました。

一方で、今の経済的環境で日本人に求められているのは「固定概念に囚われない発想と、素早くトライ&エラーして要領よくコツを掴んでいく柔軟性」のように思えます。まるで、いままでの美徳である「よくまとまり=協調性」と「決して諦めない=忍耐力」の裏返しです。

しかし、本当に日本人は、固定概念に囚われない発想と、要領よくコツを掴んでいく柔軟性がないのでしょうか? 先に書いたように、「国民性のイメージ」にすぎず、本来は持ち合わせているけれども、スポットライトがあたらないだけかもしれません。

だったら、いま必要なのは、日本人のキャラクターイメージを変えるブランディングを行うことじゃないでしょうか?
・日本人の国民性を表すジョークの本の改訂
(日本人には「みんなやってますよ」と言うとか書いてあるやつです)
・海外で活躍する日本人は、協調性と忍耐力がないことをアピールする
(ストイックじゃないイチロー、とか)
・パスポート発行のときに、性格診断を義務付ける
(結果は「独創性と柔軟性が高い」と診察する)

つまり、日本人ラテン化計画です!
※本当は、まじめなエントリーを書こうと思ったのに、ちきりんさんみたいなおちゃらけ結論に流れてしまいました。。。

いや、まじめな話。日本の中にいる独創性と柔軟性がある人たちは、こぞって海外でアピールしましょう。それが、ステレオタイプの日本人のイメージを変えることにつながるでしょうから。

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2011/07/15

本当のノマドワーク、どこでもオフィス、実現しなくちゃ。

この一週間で、多くの人にたくさん会えました。
水曜日の浅草花やしき×Techwaveのイベントも大盛況で多くの人と会えたし、昨夜は各社編集者と著者の皆さんとの飲み会だったので、業界での横の人のつながりで現状を打破しようとしているパワーをたくさん感じました。

さて、そんな中で火曜日には大阪から株式会社ベビログ社長の板羽さんが東京に来ているので、お会いしてきました。同世代(同年齢)なので、起業してやっていることの想いやお互い感じている閉塞感などいろいろと共通している部分が多く楽しい一時でした。


さて、本題です。そのときにも話したのですが、ベビログの板羽さんのこのエントリーに完全ノックアウトされました。「ノマドワーキング実践します!」というエントリーです。以下にちょっと引用しますね。

弊社の主力事業はサイト運営ですので、どこででも仕事が可能です。
今回のニセコ移住で、そのコツをつかんでしまって、今後季節にあわせて最適な場所で仕事をしてみたいなと考えています。
ニセコから帰ってきたら、9月にはサンフランシスコ・シリコンバレーに行く予定をしていますので、気に入ったら、来年の夏はその辺りで仕事をしているかもしれないなと真剣に想像してしまいます。
今後同じようにノマドライフを目指される方に向けて、準備のこと、実際に行ってみてどうだったかなど随時このブログで報告していきたいと思います。
なんとも8月が待ち遠しいです!
そうなんですよね。僕も同じく日本だけじゃなく、世界中のあちこちでノマドワークできるように志向しています。そのために、実験期間を設けて試してみるのは良い考えだなぁ、と。

日本で働くことが所与の条件でもないし、一カ所で働くことが定められているわけではないのです。勝手に自分たちで思い込んでしまっていること、自分たちで枠を決めてしまっているだけです。

もっと、自由に。もっとフレキシブルに。もっと固定概念から離れる生き方をしていこうと思っています。今週は本当にいい刺激をお会いした皆さんからたくさんいただきました。

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2011/07/12

情報過多な時代からこそ、フィルターとして自分の価値観やミッションが大事。

昔は、他人の人生や日常をこんなにもリアルタイムで把握することはできませんでした。
それが、今ではtwitterやfacebookによって、他人が何に取り組んでいるのか? 何に夢中になっているのかが見えてしまいます。
 
どうしても「他人がやっていること」「取り組んでいること」は、気になります。
さらに、熱い想いをもって取り組んでいる姿を見てしまった ら、影響されないわけにはいきません。時には心を動かされて「手伝わなくちゃ」とか、「自分も協力できるんじゃないか?」と考えてしまいます。

気がつくと自分の周りには、想いを持って自分のやるべきことに取り組んでいる人が多くなっています。おかげで、やりたいことや興味のある分野は増えるばかり。とはいえ、次々と手を出したり、誘われるものに参加していると、人生の時間はどんどん短くなっていきます。

そんな時代だからこそ、自分の価値観やミッションを明確にしておく必要があると思っています。

これがないと、他人の行動を見て何でもやりたくなったり、いろいろ誘われているうちに、自分の人生がタイムアウトになってしまうかもしれません。

そこで、僕の場合は、以下のような価値観フィルターでやることを排除するようにしています。

1:価値観フィルター=Hateフィルター
・目的だけでなく、手法まで決められていることはやらない
・既に答えが出ていることには取り組まない
・知的好奇心が伴わなずに、ただ儲かることには参画しない

さらに、自分が取り組むことというか、力を貸したいと思うミッションをフィルターにしています。
自分の働く時間の中での取り組むべきことの優先順位を決めるためです。

2:ミッションフィルター=自分が取り組むべきフィルター
・世の中の固定概念や既得権によって、進化が歪められて分野に取り組む
・雇う/雇われる以外の第三の仕事の仕方を提示していく
・「評価されるべき個人」が力を持てる次の社会システムを応援する

といった感じです。

こうやって、改めて書き出してみるとミッションって大事ですね。

Life is very short and there’s no time,for fussing and fighting my friend

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2011/07/11

線香+果物=お盆を想起させる匂い。そして、感覚部分をもっと大事にしていこう。


毎日あまりに暑い日が続くので、はやくもちょっとバテ気味です。
日中の移動中、日差しの中を歩いていると、いい感じにちょっとボーッとするからか、ものすごく右脳的な思考がどんどん出てきます。

今日もふと、小さい頃のお盆の感覚を思い出しました。
で、後からちゃんと考えてみたのですが、たぶん線香のような匂いと果物の匂いを近いタイミングで感じたようなのです。それによって、小さい頃のお盆の記憶が戻ってきたようなのです。面白いなぁ。どういう構造になっているんだろう。

こういう記憶のスイッチになる匂いや音、光とかいろいろあるんだろうなぁ。

と、今日は暑さによってロジカルなblogは一切書けません。。。

そうだ。グダグダなエントリーついでに、ちょっと思い出したこともう一つ加えます。

僕はもともと会社入った頃は完全に感覚的なことでしかものごとを進められないタイプでした。「なぜこれがいいか」を説明するのが苦手でした。入社して最初の仕事が編集者だったのですが、編集者って記事の構成を練ったり、企画を作ったり、読者に対して説得力ある材料を補完して提示していくためにも、ロジカルな思考が必要な仕事でした。

なので、「自分の直感的な感覚や、いいと思ったことを他人に伝えるために」後からロジカルな思考法や説明技法を身につけたのです。本もたくさん読んで。なんとかなるもんです。

ただ、日常のビジネスの世界にどっぷり浸かっていると、このロジカル思考が中心になってしまします。右脳的な直感的なものがいつの間にか弱くなってしまいます。もしかしたら、いつもカメラをカバンに入れているのも、右脳的な発想を忘れないようにするためかもしれないなぁ。

そんなことを、つらつら考えさせられた匂いと記憶でした。


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2011/07/08

時代の変わり目は「ハイブリッド」に生きるしかないよね。


資本主義経済から、評価資本主義経済へ。
組織に依存する生き方から、ミッションに集まる生き方へ。
一つの組織に所属する働き方から、複数のプロジェクトへ参加する働き方へ。
一つのところに暮らす定住生活から、複数拠点で暮らすノマド生活へ。
・・・
と、ちょっと考えてみただけでも、価値観の移行期に生きていると感じています。

価値観は先に変わっていっても、社会の仕組みが変わっていくには時間がかかります。そして、この狭間でもがきながら、価値観に合わせて社会システムが変わっていくように力を発揮しなくちゃいけないとも思っています。

変わり目の始まり時期に生きている世代の中で、旧来の価値観にいるのが我慢できなくなった人もいると思います。僕もそうですが、早く次の価値観の社会で暮らせたらなぁ、と願っています。

とはいえ、しばらくは現在の社会システムの上で生きていくしかないのです。この環境で、自分の価値観を曲げずに現在の社会システムの中でやっていくためには、「ハイブリッド」な生き方が必須となります

資本主義経済で、儲けながらも、資本の論理に無用に走らず、ミッションとして意味のあることで貢献をして、その分の利益をいただくようにする。もし、儲かっても自分のやりたいミッションと異なるようなことであれば仕事をしない。

どこに住んでいてもできる仕事の仕方を準備しておく。東京にいないとできない仕事と、どこにいてもできる仕事のポートフォリオを組み始める。

といったように、社会システムとぶつからなくても、すでに自分の意志でハイブリッドに組み合わせながら変えられる部分は存在しています。

ずっと意識してやってきていますが、今年中にはこのハイブリッドシステムの構築をできるように頑張っておかなくちゃ。


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2011/07/05

好きなものやりたいことが見つからなければ、嫌いなことを明確にすればいい。

昨日のイケダハヤトさん(@IHayato)のblogエントリーにとても共感しました。「僕がダサいと思う12のこと (2011年7月版)

一世代下ですが、価値観がすごく近いのです。会って話をしたときもそれをすごく感じました。

僕自身、こういった「HATE」を明確にして、嫌っている価値観に従わなくてもいい道を選んできました。

努力するのが嫌とか、大変な仕事は嫌とかそういうことは良くないと思うのですが、自分の価値観を大切にして、価値観に反する仕事や仕事のやり方を押し付けられない生き方を選んできました。

以前のエントリーでも書きましたが、僕自身いまだに「何屋さん」かよくわかりません。
いろいろな役割をハイブリッドでやっている状態です。でも、自分の中では一貫したものがある。

これも、明確な「○○」という職業を志向してきたわけではなく、結果的に嫌いな価値観に従わずにもできる仕事のやり方を模索していたら、今のような、働き方や仕事に行き着いたのです。

好きなことや定まった職業を目指す人にとっては、「好きなことをやる」ということは大事な解決策だと思います。
しかし、僕のように、社会にまだ定まった職業ではなく、今まではなかった働き方を志向する人にとっては、「嫌いなことを避ける」という方法は、自分の方向性を模索する上で強力な推進力になってきました

好きなものややりたいことが見つかれなければ、
嫌いなことや、従いたくない価値観を避けても生きられる方法を考えればいいのです。




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2011/07/02

「前に進む力」にいただいたコメントからピックアップ。

「前に進む力」ですが書店でのランキングに顔を出し始めるまでになり、本当にうれしい限りです。そして、コメントをいただいているものからピックアップして紹介しますね。

まずは、@sugiyukoさんからいただいた写真とコメントです。
「前へ進む力」読了。付箋貼りすぎ。自己啓発本という括りになるかもしれないけど、なんかそれだけじゃないというか。物語のように味わって読み返せる本。


こういう写真。作った側からすると本当にぐっときます。赤で二重丸ついているのどの部分なんだろう。。。


次は、心を読むユーザーマーケティングの師匠であるアウラマーケティングラボの石井栄蔵さんがblogで、さすがの面白い切り口で紹介していただきました。

前に進む力とランダムウオーク

昨日で日経本誌私の履歴書「山下洋輔」が終わった。
連載中から最近読んだダグラス・パーヴァイアンス、跡部徹『前に進む力』と比較していた。
山下もダグラスもジャズメンで、どちらも「成功」している。
2人の違いをいろいろ考えていた。
山下はオーケストラとの競演はあってもアドホックで、基本はトリオである。
ダグラスはVJOというビッグバンドを長年率いてきた。
この違いが最も大きいのではないか。
大きな組織を率いて来た社長と小さな職人集団をその都度編成してきた社長の違いかもしれない。
ダグラスの本には組織論からマネジメント、人生訓まででてくるが、山下の履歴書にはそれらがほとんどない。
ダグラスは継続的に「前に進む力」を表現し、山下はランダムウオークの転回点での「爆発力」を表現していて面白い。
共通点は「好きなこと」を「リスクをとって」進んできたところだろう。
「他人のではなく自分の人生を生きよう」とダグラスは言い、山下は「他人の音楽を他人のバンドでやる素質はない」宣言している。
この比較の切り口、すごく面白いです。どちらの道を選ぶかで必要なことは異なってくるわけです。そして、いままでアーティストというと山下洋輔さんのようなタイプしか紹介されてきてなかったのかもしれませんね。






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2011/07/01

法人4期目を迎えた日に想いを新たにする「共の時代」の働き方。

7月1日になり、株式会社空気読みも今日から第四期に入りました。
「そうか、会社作って丸三年が過ぎたんだなぁ」というのが実感です。

はじめてみたら、目の前のことをクリアして、次へ次へと動いているうちに、あっという間に時間が過ぎ、振り返ってみたらいろいろやってきたなぁ、としみじみ思います。

株式会社空気読みって、「時代の空気を読んで、必要なことを提案して社会を面白くしていく」というのがミッションです。そのため、時代の空気に合わせて課題や、解決したいと考えている分野は変わっていきます。

だからこそ、自分の意志で事業の方向性を決めていきたい。直感でスタートして、すばやく次の波に乗っていきたい。そのためには、説明責任などのめんどくさいことに時間を使っているわけにはいかないので、「株主=自分」+「迷惑の範囲=自分」で柔軟に動ける一人株式会社にこだわってやってきています。

誰かを雇ってしまうと、その人を守るための責任が発生し、そのために柔軟に動けなくなることを避けています。それよりも、その時々の事業に共感してくれるパートナーとチームを組んで仕事をしていったほうが、僕のやりたいことの実現スピードは得られると思っています。


「テクノロジーで閉塞感を打ち破れ」
湯川鶴章さんが編集長のTechwaveという媒体のミッションです。本日からこのミッションを掲げて、リニュアルスタートします。その中にこんな文章があります。

これから世の中は、個の時代になっていくと言われます。確かに国家の時代から企業の時代へ、そして個人がいきいきと活動できる時代になってきているのかもしれません。個人でメディアを立ち上げ、個人でイベントを開催することも可能になってきました。でも独立した個人が共感し合い、力を合わせて同じ目的に向かって動くほうがより大きな力になりますし、またそのほうがずっと楽しいと思います。これからは「個の時代」よりも「共の時代」になりつつあるのではないでしょうか。「共の時代」へ向けてTechWaveの仲間たちと一緒に、テクノロジーを使った社会の再生を目指していきませんか。
私が志向しているチームでの仕事の仕方と共通します。株式会社空気読みが一人でも、多くのパートナーとチームを組んでやっているのも「共の時代」のやり方です。

私も、Techwaveのミッション・あり方・チームとして集まってくる魅力的な個に共感して参加しています。

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2011/06/27

校則が厳しい学校も、ルールでガチガチの会社も、規制の厳しい国も、悪いのは自分たちなのかもしれない。



高校のときに、私服で校則がゆるい学校に行きたくて、進学校を受験しました。こういっちゃなんですが、あの頃偏差値が低くなればなるほど、校則が厳しく、生徒が理不尽な扱いを受ける構造になっているように感じたからです。

会社に入るときにも、同じようなものを感じました。大学のときにリクルートでバイトしていたおかげで、いろいろな会社の人事に原稿チェックに行きました。某企業に行ったら、ちょうど三時で「ラジオ体操を全員でやっているから待ってて・・・」と言われて、すごく嫌な気持ちになった記憶があります。

記憶なので、間違っているかもしれないのですが、そのせいで三時アポなのにラジオ体操が終わるのを待たされた記憶と・・・意味もなく全員が同じ動きを社会人でもやらせていることへのすごい嫌悪感でクラクラしました。さらに、女性の制服がある会社は、こういうルールが多いという共通点を感じました。

当初はなんらかの目的があってはじまったことが、いつのまにかそのルールを守ることが目的になってしまう。来客が来てもラジオ体操を優先してしまう。。。制服を設定することで、ルールを守らせるのも容易になるのかもしれません。

そういった組織に共通しているのは、個人が自分の頭で考えなくなってしまうということです。既にあるルールをなぞることが目的になって、必要なものなのか、別のやり方をしたほうがいいのでは?ということを考えなくなってしまうことです。不思議なことに、ルールがあるから考えなくなるのではなく、考えたくないからルールや制服などを好んでいるのです。

ふと、日本という国にも重なるなぁと思いました。ルールを守ることが目的になり、別のやり方や止めた方がいいということを言わなくなる。それは偏差値の低い高校や、制服がありルールがガチガチの会社と一緒です。そして、国民も変わりたくないから、考えたくないから、自分でやり方や選択肢を考えろと言われたくないから、ルールや窮屈な社会システムを望んでいる人がたくさんいるから、今の社会システムになっているのかもしれない

やはり、社会システムのせいにするのではなく、僕ら自身が変わって行かなくちゃ、現状のおかしいことにおかしいと言っていかないとダメなんだろうなぁ。湯川さんが書いたTechwaveミッションの熱い草稿を読んだら、すっかり伝染しました。がんばろう!

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2011/06/25

「個人にパワーがシフトする時代」の生き方

今年になってネットによって、個人がパワーを持つことができること。それによって革命が起こることを中東の革命によって、目の当たりにしました。

311以降には、想いを持った個人が行動することで現状を改善していける力を感じました。一方で国や官僚などの旧態依然としたシステムがもはや機能しないことも証明されました。

そうか。もう「個人」の時代なんだなぁ。想いを持った個人が、共感した人たちと行動を起こしていくことが社会を変えていく原動力の時代なんだなぁ。

昔は政治家になる必要があったのかもしれません。官僚にならなくちゃ社会を動かせなかったのかもしれません。大企業にいなけらば無力だったのかもしれません。

しかし、どうやら古いシステムは機能しなくなり、新しいルールで世の中が動き始めています。どんどん個人にパワーがシフトしています。会社というレイヤーや、国というレイヤーに依存する必要性が低くなってきています。

我々には、この現状を認識した上で、どう動くかの選択肢が与えられているのです。国や官僚を信じてお祈りしづけることも、自ら機会を捉えて行動することも。

もちろん、僕は後者の機会を捉えて自己責任で行動するほうを選びます。ダグラスの言うとおりで「コンフォートゾーンからリスクを取って出て行かなくちゃ」

ということを、届いたばかりの高城剛さんの「時代を生きる力」を読んで、また強く思いました。この本の後書きにも書いてあるように、イノベーター層のさらにイノベーターしか、動き出さないのかもしれません。けれども、変わろうとする人だけでも変わっていくことが大事だと信じています。






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2011/06/23

「前に進む力」みなさまのおかげで増刷。そしてうれしい感想が続々。

なんと6月16日に発売したばかりの「前に進む力」。さっそく増刷が決まりました!
ご協力いただいた方々や応援してくれた方々のおかげです。ありがとうございます。

そして、本当にうれしいのは読んでいただいた方からのコメントです。
僕の中で書籍の最終効果は、読んでもらった人にとって満足度が高かったか?読む前と比べて、新しい発見が得られたり、行動が変わったり、人生を考えるきっかけになる人が表れることが大切だと考えています。

なので、いくら売れたかは途中の指標です。売れた部数×読了率×行動変化率って感じです。
ということで、コメントやblogで取り上げてもらったものを紹介しておきます。間違いなく読んで頂き、blogやコメントを書くという行動を起こしてもらった結果ですから。

■amazonレビュー3つ目

穏やかな気持ちで前に向ける。2011/6/20
レビュー対象商品: 前に進む力 (単行本)
成功するためには強く想うことだと多くの啓発本に書かれるように、ハードルを超えるためには強い精神力や行動力が必要だと私たちは思い込んでいます。 
この本では、ダグラス・パーヴァイアンス氏の生き方が、決してその継続による成果ではないことを教えてくれます。 
「完璧じゃなくてもいいから、前進しよう」「人生は設計できないから面白い」など、私たちの日常とごく近い世界でのできごとが、ことばのエッセンスとしてあふれています。著者の跡部徹氏はエッセンスの抽出に注力し、決してすべてをまとめず、話者のダグラス氏の生き方を平易に伝えることに努めている点も、とても評価できます。ガツガツしなくとも、人生にはいろんなチャンスにあふれ、穏やかに前に進むことでいろんなめぐりあわせが自分をつくる。そんな受け止め方ができる良書です。


@bonkunaru 春名宏希の個人サイト 「ヴァンガードへー前に進む力」


株式会社空気読みの跡部徹さんによるダグラス・パーヴァイアンスさんのメッセージ書き下ろし書籍です。
跡部さんらしいまとめ方で安心して読むことができました。
ジャズに詳しくない人でもコミュニティ・組織運営に興味があるなら読むことをオススメします。ダグラスさんの音楽やVJOでの成功を収めている理由を拝見することができます。
「人生において、誰と出会うのか、誰と一緒にやるのかはお互いにとって最も影響の大きい重要な決断である」
この言葉は、本書のすべてをまとめた言葉です。この言葉を理解した暁には、就職活動なんて意味ない事だと理解してもらえることでしょう。
ヴァンガード・ジャズ・オーケストラの演奏を聞きながら、本書へ手を伸ばしください。
所長さんの哲学的投資生活 「人生は設計できないから面白い。」




さいきん、「過去のエントリーをぜんぶ見た」というかたに、
立て続けに遭遇しまして、自分もついと見直してみました。
初期のころは、まだ会社員でしたから、
今とは、かなり思考法が違います。
当時、自分なりに起業欲もあり、周りとは違う自意識でしたが、
現在見てみれば、とても未熟なもんですね。。
お恥ずかしいです。

よく聞かれる質問に、
「中国へ行くきっかけ」「なぜハルビン」「なぜ西安」
などがありますけど、実のところどれもテキトーなんです。
ブログをずっと見てくださってるかたはご存じですけど、
ぼんやりと描くところから始まる。
すると、不思議とひとのご縁が重なる。
せっかくだから…とそれに甘える。
だいたい、退職したときにすべてを計画なんてするひとは、
挫折するに決まってます(笑)
人生なんて、転機がきてはじめて立ち止まるくらいでいい。
いったん動き出したひとなら、前に向く力がかかってますから、
逆に停まるもんじゃないですよ。
ひとを大切にすれば、必ずひとに助けられるし。

ぼくは、過去の日記をみてもらえると判るように、
そんなに設計をしない人生なんです。
数年先までぼんやり考えることはある。
けれども、その想いを身近に発信してると、
賛成か反対か、またはこうしたほうがいいか、
周りが軌道修正してくれる感覚です。
相場のようです。
いろんな作用が周りに起きたら、だんだんと歩きたい道が決まる。
自分の歩く道は、みんなと歩く道とおもっている。
少しだけ先に歩かせていただくので、
お礼に仲間を連れてゆくかんじです。
なにも考えないで歩き始めるのがいちばん。
検索しても出てこない道が、なんにも考えなくて気持ちがいいです。

さて、さいきん、そんなぼくの気持ちに通じる本を読みました。
友人の跡部徹さんが書いた2冊めの本です。
東京でお会いしたときにいただきました。
「前に進む力」というこの本、
ニューヨークの名門ジャズオーケストラのリーダー、
ダグラス・パーヴァイアンス氏の語りを、
跡部さんが平易なことばとエッセンスで綴った良書。
ダグラス氏の成功も、ひとつひとつの分岐を繰り返したもの。
「人生は設計できないから面白い」
なんて、ぼくの想いそのものですね。。
穏やかな気持ちで前に向く力を得ることができる本ですよ。

他にもtwitterで読了後つぶやいていただいている方も結構目にします。本当にありがとうございます。出版という仕事は、自分が伝えたいことを想いを込めて作れて、さらに読んでもらった方からfeedbackが得られるという夢のような仕事です。

自分の署名がついて出るので、評判が良くても悪くてもすべて自分の責任です。だからこそ得られる充実感も大きい、幸せな仕事です。作っている間は本当に辛いですが、やっぱりやってよかったなぁ。


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2011/06/20

自分にとってのは自由とは「好奇心×フットワーク×フレキシブル」が実現できる状態

先日、ひょんなことから、自分の先をすでに歩いている方とゆっくりとお話しできる機会がありました。合計で4時間ぐらいぶっ通しで、いろいろなことを教えていただきました。おかげで、今まで見えなかったことが、いくつか見えてきました。世の中って、本当に興味深い。

既存の枠組みから飛び出し、海外でもビジネスをしながら、ガツガツせずに自分のペースで生活している方です。ご自分の実体験から感じたミクロの視点と、世界情勢から考えたマクロ視点の両方を合わせて、戦略を立て素早く行動してしまう人です。僕の目指しているスタンスと近いので、すごく共感できました。

日本にいると、行動するためのしがらみが多くて、息苦しくなるときがあります。(「お前が言うな!」という意見もあると思いますがw)でも、こうやっていろいろなしがらみを乗り切って、先に進んでいる方に会うと勇気がわいてきます。まだまだ、フレキシブルに生きなくちゃ、と。

今回たまたま、日本に帰国したタイミングで急遽お会いできたのもそうですが、常に好奇心があることに首を突っ込める状態にしていることは大事です。チャンスは逃さないように。今度は私が、先方に遊びに行ってみることにします。自分の好奇心を信じて、フットワーク軽くさらりと動かなくちゃ。

そして、再確認したのが、自分の好きな生き方は「好奇心×フットワーク×フレキシブル」なんだと。僕にとっての「自由」とは「好奇心×フットワーク×フレキシブル」が実現している状態なんだと。

いつも口癖のように使う「よしなに」という言葉も、このスタンスを指していたんだなぁ。



新作「前に進む力」も好評のようで一安心です。自分もこの本に恥じないように、前に進み続けなくちゃ。







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